2024.3.31(日)
DeNA 1-5 広島 横浜
7回までは「1勝するのはたいへんだなあ」と思って見てました。
8回表にDeNAのエラー祭りで3得点。あざーーっす。
レイノルとシャイナーが揃って抹消。巨人のオドーアを笑えないぜ。ったく・・・
今年もスモールベースボールで相手のエラーを待つ野球になるのかな。私はそういう野球が大好きですが若者には人気出ないだろうなあ・・・
振り返り
今シーズン初勝利を振り返ります。
アドゥワ誠。5回1失点。完璧なピッチングでした。
なのに本人は「悪かった。狙ったところに行かなかった」とコメント。
このコメントは完璧なウソです。謙遜でもない。攪乱でしょうね。
私はアドゥワ誠が2024年の最多勝候補だと書きました。※参考記事
現在のアドゥワ誠はセリーグのハーラーダービートップです。ハーラーダービーって言うヤツも今いないか。笑
坂倉将吾。
守備は良いが打撃がダメ。
数字は「4打数2安打1打点」ですが内容が悪い。流し打ちばかり。腰が入ってない。
私が巨人のセンターの子を「引っ張れないからダメだ」とディスっているのと同じ理由。左打者の当て逃げはダメ。
坂倉は毎日キャッチングの練習をして、相手打者15人のデータを頭にたたき込んで、先発投手1人とブルペン投手8人とコミュニケーションを取らなくてはならない。んで打順4番や5番を打って相手エースの決め球を強く引っ張らないといけない。コレを毎日やらないといけない。
わかってんのか。坂倉は小園と並ぶチームの主砲です。年俸2億円はほっといても届くだろう。打撃タイトルを1個か2個獲ったら年俸1.3億が3.0億になるかもしれないっての。
小園海斗。今日はよくやった。
小園がチームを勝利に導きました。
ピンチでのアドゥワへの声かけはアドゥワが嫌がってたと思うけど、小園は随所にミスしないための準備をしていました。
アドゥワへの声かけもそう。守備もそう。打撃もそう。
イチローは四球を選ばず安打を欲しました。
小園はボール球をガマンしてこの日は1死球と1敬遠。これは金本知憲スタイルです。
ホームランを狙わず出塁優先するのは新井貴浩スタイル。小園は「金本→新井→小園」の「ミスしない路線」をたどっています。新井と小園の間に広輔や誠也が挟まってるかもしれない。
大谷翔平や村上宗隆はてめえが一発打ってチームを勝利に導くスタイル。アメリカ的で素人ウケは良いでしょう。
松尾汐恩。1打数0安打。
6回裏。2対1。2死12塁で代打で登場。
右の益田に対して右の汐恩。ベンチには関根もいました。信頼されてるんだねえ。
この回の益田は初球全部スライダーで入っていたんですよ。
松尾は初球のスライダーを打って1塁への力ないファールフライ。
坂倉の配球を読んでスライダーを狙ったのなら捕手センス抜群ですが、そこまでタイミングは合っていませんでした。たぶんプロ初打席の初球は何でも振ると決めていただけでしょうね。これから頑張れ。松尾汐恩のセンスは抜群だと思います。
石川達也。1回2/3を0失点。
敗戦処理に出てきたDeNAの左投手です。
開幕戦の前に私がこの子を要注意だと言ったことを覚えていらっしゃる方はいらっしゃるでしょうか?※参考記事
めっちゃええわ、この子。坂倉田村をぶった切り。なのに三浦は開幕1戦目か2戦目でこの子をベンチ外にしました。アホやで。石川達也は使わんとアカン。DeNA唯一の左のリリーフです。
ついでに言うと三浦大輔と高津臣吾は投手出身だからかリクエストのセンスがいつも悪いです。
今日の野間の盗塁なんてクソセーフです。あれでリクエストする三浦は恥ずかしいと思います。
タイラー=オースティン。5打数1安打。
オースティンって「3割40発」のイメージでしたが、今年は何か違うな。痩せてるし足もけっこう速い。
今年のオースティンは「3割5分15発」のバッターかもしれない。まだわかんないけど、この3連戦はけっこうアベレージ打ちでした。
「40発打てるヤツがアベレージヒッターに転向するはずないだろw」
いいえ。1989年にそういうヤツがいたんですよ。読売巨人に。
そいつの名前はウォーレン=クロマティ。クロマティは「3割5分35発」のイメージでしたが、1989年にモデルチェンジ。「打率.378、15本塁打」で首位打者を獲得。
特筆すべきはクロマティが規定打席に到達して打率.400を超えていたことです。
その時点で休んどきゃいいのに、原辰徳が打たないから4番で出場し続けたクロマティ。最終的には打率.378でした。
オースティンもモデルチェンジしたのかな。まだわかんないけど、度会があんだけ打ったのにカープはオースティンから1個もゲッツーを取れませんでした。
ゲラゲラ笑う矢崎拓也
最後に特集するのは矢崎拓也です。オレの矢崎。
7回に登板。度会、オースティン、佐野、牧を1回0失点で抑えました。
今季初登板ですがいつものぶっきらぼうな矢崎スタイルでした。
今年のオフは堂林翔太や中村奨成がみんな一緒に護摩行に行く中、矢崎は一人南の島で謎の座禅を組みました。
独特の世界観を持つ矢崎拓也が1点差の7回裏に登板。人気者で売り出し中の渡会隆輝と対戦しました。そこにひねくれキャッチャー坂倉将吾も絡んでくるから人間関係がますますおもしろい。
結果はショートゴロ。私は矢崎が度会に手の内を見せてない感じがしました。単純に矢崎が相手を意識してない感じもしたけど。
ちなみに4点リードの9回裏に度会と対戦した栗林良吏は度会にわざわざ全球種を見せていました。4点差なのに栗林はマジメだねえ、度会なんかいくらでもヒット打たせとけばいいのに。
矢崎にはまだ何か隠してるものがあると思います。度会だからじゃなくて先頭打者には本気を出さない、走者が出れば本気を出す、みたいな感じ。
矢崎って理論派じゃないですか。コントロールは悪いけど理論派。
矢崎が引退するまで聞けないけど、コントロールが悪くてもバッターを抑える方法を矢崎は知ってる気がする。
矢崎は球威だけで抑えてるわけじゃないし、緩急もそんなに効いてない。クイックもそんなに上手くない。
なのになぜ24セーブを挙げられるのか? 友よ、答えは風に吹かれている。
マジに言うと、矢崎はバッターを観察しているんじゃないかな。コントロール悪いくせに。
コントロールの悪いピッチャーがバッターを観察してはいけないというルールはありません。
私は矢崎拓也の大学3年生の時を知っています。明治神宮大会で優勝か準優勝かしたからです。
その時、私は
「加藤は150kmをアバウトに投げ込むピッチャーだ。カープには要らない。花咲徳栄の高橋昂也こそ来年のドラフト1位だ」
と思いました。
大学3年生の加藤拓也は今よりもっとワガママなピッチングをしていました。
その時のヤサタクのピッチングを解説してくれるお笑い芸人がいることをご存じか?
矢崎の同級生がお笑いコンビになってる。
オレは知らなかったよ。
この動画の中であの矢崎拓也がゲラゲラ笑っています。新鮮です。度会なんか眼中になさそうです。