巨人1-0DeNA
これぞプロ野球!
9回表を終わって0-0!
これは燃えました。久しぶりに見る投手戦。
DeNA先発は東克樹。巨人に5勝0敗のルーキー。
巨人は菅野、現在防御率トップ。
ひが
「打たれろ、打たれろー」(祈)
試合前は
大瀬良大地の防御率が2.53。2位。15勝。
菅野智之は防御率2.36。1位。13勝。
計算すると菅野がこの試合で「5回4失点」ならまだ菅野が1位。2.49。
しかしもし「5回5失点」なら菅野の防御率は2.54となり、大瀬良がトップに立つという展開。
・・・
ひが
「がんばれーラミレス!打て打てツツゴー!」
しかし試合は5回を終わって0-0。
息詰まる投手戦。シビれる展開。
さすがだぜ、菅野。
6回以降はお互いにチャンスを作るんですが、あと1本が出ず。
守備妨害とか申告敬遠とかマギーの単独盗塁とか、いろいろやるんですが得点は入らない。
東は7回100球で降板。9奪三振。さすがのGキラー。お見事でした。
一方の菅野。
9回表もマウンドに上がる。ここまで球数95球。得点は0-0。
先頭の2番ソトがしぶとくレフト前。無死1塁。
3番ロペス。サードゴロが進塁打になる。1死2塁。
ここで筒香を申告敬遠。当然です。1死12塁。5番でゲッツーを取りたい。
5番宮崎。全球行きます。
第1球、インローの落ちるシュート。打った! ボテボテ。
だがボテボテすぎてセーフティーバントのような打球。
菅野、マウンドを駆け下りる!
三塁ライン際、左のグラブで打球をキャッチ。
右足で思い切り人工芝を踏ん張って、1塁送球。 間一髪アウト!
ひが
「なんやねん宮崎! ボール球やんけ!」
菅野は冷静沈着。
右足の心配をするベンチに向かって、鬼の形相で「OK!」のサイン。
今、集中しまくってます。マウンドに集まってリズムを崩すタイミングじゃありません。
菅野はすぐ投げたい。
2死23塁。
打席は6番乙坂。
前の打席も得点圏で空振り三振。
悔しい乙坂、リベンジなるか!?
しかし高めの変化球を打ち上げてサードフライ・・・これはちと・・・情けない・・・
マギーが掴む。スリーアウト、チェンジ。
すげえぞ、菅野。
9回を投げて被安打5。失点0。そしてやっぱり援護も0。
特筆すべきは奪三振数。なんとわずか2個。
こういうピッチングもできるんですね、菅野は。
実はDeNAが早打ちっぽい感じもあったんですが、それにつけても菅野は9回無失点。
その裏に長野久義がサヨナラソロ本塁打。
1-0。巨人勝利。大事な一戦、エース対決を制したのはやっぱり菅野智之でした。
巨人はDeNAと入れ替わって3位に浮上。64勝69敗。
クライマックスシリーズ出場に希望が見えてきました。
個人成績で言っても菅野は14勝目。大瀬良に1差。
防御率は大瀬良を大きく突き放す2.25。大瀬良は2.53。
わずかな差に見えますが、これで大瀬良が菅野を追い越すことは実質的に不可能となりました。
大瀬良が2試合に先発して、もし18回0失点に抑えても防御率は2.29までしか届きません。
大瀬良の残り登板は2試合。延長戦も投げて21回0失点なら菅野にやっとこさ並ぶ計算です。
現実的に大瀬良の最優秀防御率のタイトルは消えたと言っていいでしょう。
菅野の最後の登板は広島戦。
ですが、ここでカープ打線が菅野をボコることに成功しても、巨人ベンチは当然防御率の計算をしながら戦います。追い抜かれる手前で菅野を引っ込めます。
この日の7回0失点で大瀬良を抜いたDeNAの東もたぶん残り登板は1試合。
9回0失点でも菅野を追い抜くことはできません。
・・・
ムカつくぜ、智之!
↑激しく褒めてます
江川より憎たらしい。
でも斎藤雅樹よりはマシ。斎藤はまじムカついた。←褒めてます
おんなじボールばっか投げてんのに、パリッシュもフィルダーもクルクルクルクル・・・
あれ? うちの江藤にまで伝染っちゃった。クルクルクルー。
あほか!?みんなして外スラばっか振りやがって。
声もムカつく、斎藤雅樹。
セリーグのラスボスは山田哲人か筒香嘉智かと思ってましたが、ここで出てきた菅野智之。
CSファイナルで戦うのは誰になるのかな。余裕
素晴らしく見応えある投手戦でした。
実はダイジェストしか見てないですが。
スポナビの一球速報だけでここまで妄想しております。笑
以下おまけ。
■大瀬良大地の沢村賞
マジで防御率タイトルは逃しました。
ずーっとここまで1位だったのに。
9月の2試合連続KOがデカかったなあ・・・残念。
でも沢村賞は諦めないよ。あと2試合で2勝しよう。みんなも頼む、援護してやってくれ。
菅野はここまで9完投で7完封。最後の登板は広島戦。もし7回投げると199イニング。8回なら200です。
そしてもしカープが負けたら菅野は15勝8敗。200イニング。防御率1位の完投9です。
大ちゃんの最大値は2試合とも「7回無失点・勝利投手」だとして
17勝7敗。181イニング。完投2、完封0、防御率2位か3位。
<沢村賞の条件1>
大ちゃんは残り2試合で2勝をマークして17勝。
<沢村賞の条件2>
カープが菅野をキッチリ攻略して菅野を14勝に抑える。
条件が2つ揃ってようやく「沢村ダービー」は互角な感じ。
互角なら「受賞経験者は後回し」という暗黙ルールがあるので大ちゃんが優勢。
菅野15勝、大瀬良16勝ならちょっと無理でしょうね。沢村賞は菅野。2年連続。
2年連続菅野は恥ずかしいし、何よりムカつく。
斎藤の声も嫌いだったけど、菅野のあのニヤケ顔がもっと嫌い。
負けるな、大地。
俺のために!←知るか
■岩瀬仁紀
通算1000試合達成。もちろん日本記録。
しかも1点リードの9回に出てきてセーブをマーク。
すげえぞ岩瀬。
1998年のドラフト2位(逆指名)。1位は福留孝介(逆指名)。
その福留を打ち取り2アウト。最後の打者もショートゴロ。ゲームセット。
渋いぜ、岩瀬。
岩瀬と言えばなぜかナゴヤドームが思い浮かびます。岩瀬もナゴヤ球場は知らないのね。
■村田修一
なんか東京ドームでセレモニーやってましたね。
恥ずかしくないのかな。男村田。
菅野も長野もヒーローインタビューでムラタさん、ムラタさんを連呼。
好かれてるんだなあ、今でも。
それも当然
。巨人の大功労者です、村田修一。
村田を切るからBクラスなんだよ、巨人は。←しつこい
あーあ。いい若手が伸びてきている今の巨人。岡本だけの話じゃありませんよ。
今年はどんな「補弱」を繰り返すのでしょうか。楽しみです。