勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負け無し。by野村克也
私も同感で、先週のカープは5勝1分。これでDeNAと阪神に対して合計20勝1敗で勝率5割復帰。
弱いものいじめとは言わないが、佐々岡野球はコミカルで不思議です。私には理解不能で渾然一体。抑え捕手とか秋山獲得とかまったくもって意味不明です。
巨人は面白い野球をするね
2022.6.26(日)
ヤクルト 11-10 巨人 神宮
カープが勝っても巨人をいじめることは忘れません。笑
昨日も先発戸郷が3回KO。サイコーにキモティー。
だがヤクルトも先発ローテが弱点。3回終わって7対5。3日連続。
ここからの継投がとてもユニークで、ヤクルトは昨日支配下登録されたばかりの日大三高の投手(24)が4回2失点。坂倉将吾(23)は当時まだ捕手をやってなかったかもしれません。
巨人の継投はまさにアホ野球。9回までに総勢7人の投手をつぎ込みました。
村上宗隆のスリーランで決着しましたが、巨人打線がもうちょっとヤクルトに噛みついて延長戦に入ればこんなに面白いことはなかったのにな。
10~12回。残ってた投手は翁田大勢、高木京介、増田大輝の3人のみ。私は巨人の延長戦が見たかった。坂本勇人には弱いキャバ嬢じゃなく強いヤクルトに噛みついてほしかった。根性無いのう坂本勇人。
佐々岡もおもしろい
2022.6.26(日)
広島 4-3 DeNA 横浜
カープも相当面白い。私の理解を超えた野球で先週は5連勝を飾りました。
連日の延長戦。負けてもいいような試合ばかりでしたが不思議な5連勝。ありがたいねえ。笑
私は古来より「抑え捕手不要論」ですが、アツに代わった途端、投手陣がボール先行になるのはアツの存在感が大きすぎるからじゃないかねえ。
私は夫の後ろを三歩下がって歩く妻をあまり好きじゃなく、キャリアウーマンタイプの女性が好みです。
だがカープの若き投手陣は存在感のあるアツにビビってしまうのかね。いったい何なんですかね。
秋山獲得もおもしろい
んでメジャーをクビになった秋山翔吾(34)がカープ入団内定らしい。
当ブログでもワンチャンあると言ったとはいえ、まさか本当に実現するとは思いませんでした。
値段も大当たり。3年4億。カープにしては奮発しました。
西武のオファーはどんなんだったんでしょうか。私はナベQの口ぶりから「2年4億」は行ってると思うんですが、秋山はカープを選択。秋山はお金じゃないものを選択したと思います。
さらにビックリなのは秋山の背番号が9とのこと。
アメリカ時代に付けてた4でいいじゃん!と思ったんですが、4は西川龍馬のためなのかねえ。わかりません
野間、小園、龍馬、坂倉。これだけNPBトップレベルの左打線に2000本安打を目指す秋山翔吾を加えた広島カープ。ハッキリ言って今一軍にいる野手の誰を二軍に落としていいかもわかりません。昨日決勝打の松山竜平しか思い浮かばない。長野久義は右だから貴重。
まして来年はコロナ収束でベンチ入り選手が25人に戻る可能性もある。カープは野間を殺すのかケンティーを殺すのか。
秋山獲得の狙いは今シーズンの勝利のためというより、球団の長期ビジョンのためでNHK球辞苑でカープの地位を強めるため。
秋山が左の代打の切り札になるくらい、私は中村奨成に期待したい。昨日の試合で一番速かった打球は中村奨成のサードライナーです。2位は中村奨成のライトライナー。3位は大田泰示のセンターライナー。野間がナイスキャッチしたヤツね。
不思議の国のカープ
佐々岡監督も不思議なら、キャッチャーアツも不思議でした。
長野獲得、秋山獲得も私の頭にはなかったプランでした。
だが穫ったものは仕方がない。長期的なメリットもわかる。カープは記録と数字よりいいヤツか悪いヤツかを重視するからです。
広島出身の大田泰示と中田翔は完全にスルー。坂倉将吾がいるのに競合してまで中村奨成を獲得。理由はいいヤツか悪いヤツかだからです。
高橋昂也がいるのに森浦大輔を獲得する。中村奨成がいるのにケンティーと末包を獲得する。
そして野間峻祥をキャプテンに指名したシーズンに秋山翔吾を複数年契約で獲得。坂倉がいるのにアツにマスクをかぶらせる。
これら全部が私の構想と正反対です。
私は若手にポジションを与えたい。仕事を任せたい。んで負けてもいい。責任はオレが取る。
だがカープは野間のポジションに長野と秋山とケンティーと末包をかぶせてくる。坂倉と奨成のチャンスを削いでアツにマスクをかぶらせる。
コスパが悪いと思います。ノンテンダー戦術の日本ハムほどではありませんが、私の金銭感覚はかなりドライです。
チームの顔を放出して若返りを計る日ハム。
FA選手を複数年契約で集める巨人とソフトバンク。
秋山はいいヤツだから好きですけど、西武に戻ってほしかった。
秋山はセリーグの野球も知っておきたい。西武は若林や愛斗を使いたいってことだったのでしょう。
大人の事情で割を食うのはまたしても野間と奨成なんですよね。
私は野間と奨成にポジションを与えたい。カープは高橋慶彦や野村謙二郎、前田智徳に緒方孝市もそうやって育ててきたからです。
競争を勝ち抜く?
競争とは打撃成績だけではありません。
野間と奨成には既に秋山翔吾や西川龍馬を上回る守備走塁能力があります。
奨成は昨日4タコ。こないだは代走でコケました。だが秋山翔吾をはるかに凌いでいるモノもたくさん持っています。
秋山のポジションは代打。スタメンセンターは中村奨成です。秋山翔吾にはサードの練習もやらせろっての。