2022.6.19(日)
ヤクルト 8-3 広島 神宮
週末3日間、現地組の方はお疲れ様でした。暑いわ打たれるわ走られるわで、災難でしたね。お気の毒です。
この3連戦は全部逆転負けだそうですね。佐々岡は負け方をよく知ってます。レパートリー豊富です。
これで今季の対ヤクルト成績は1勝7敗1分です。9試合のスタメンマスクはアツが6試合、イソ、奨成、坂倉が1試合。
勝敗まで発表しますとアツが1勝5敗。イソが1分、奨成1敗、坂倉1敗です。
カープは守って勝たないといけない
私はアツが好きだし尊敬もしています。
だがピークは過ぎたと思います。ケガの具合も良くないんじゃないですかね。
リードも単調ですし盗塁はされ放題。今日は初めて盗塁を1個刺しましたけど、塩見は半笑いでしたね。直後にアツは送りバントを送球エラー。ここまでパスボールはリーグトップの4個です。
いくら私が坂倉好きと言っても、坂倉を出せば10連勝するとは言いませんよ。坂倉の勝率は6割行くか行かないかですよ。
坂倉は1試合だけヤクルト戦でマスクをかぶりました。その試合は負けましたけど、先発・森下は7回2失点。3対2で降板した後、佐々岡が8回にターリーを出して村上にホームランを打たれ、ターリーがベースカバーに走らず1塁内野安打を打たれました。こんなのキャッチャーの責任じゃありません。
私はこの試合で7回2失点の森下と坂倉を批判しました。打線が3点も取ってくれたんだからしっかり勝てという意味です。それがカープの勝ち方。森下と坂倉で守り勝つ野球です。
1点リードでターリーやスコットを出す佐々岡ですから、森下の日はしっかり3対1か3対0で勝ってほしかったのです。
開幕前から言い続けていますが、鈴木誠也のいないカープは例年以上に「守って勝たないといけないチーム」になりました。
長打が出ない、盗塁できないことも予めわかっています。打てとか走れとか言っても無理なのです。
ならば送りバントして1点ずつ取って、先発投手と先発捕手が守って勝て。バックの7人がしっかり守れ。これが2022カープの戦い方です。
残念ながらキャッチャー會澤ではそれができません。
先発投手の持ち味を引き出せず、サード坂倉は60試合でエラー9個。サードでエラー20個ペースは若き新井貴浩並みです。
マクブルームのスローイングも不安視していましたが、この神宮3連戦でさらにおかしくなってきました。今日は点差があったのでやって来ませんでしたが、ヤクルトはこの先マクブルームのイップスを狙ってくる可能性が高いです。カープは巨人のウォーカーを笑えなくなってきました。
だからと言ってマクブルームを下げろと言えるはずもなく、マクブルームの出塁率.350はチーム3位です。1位上本、2位坂倉。
夫婦生活と細雪
守り勝つ野球と夫婦生活には忍耐が必要です。
辛い時に補強だトレードだと言ってる家庭は必ず破綻します。キッパリ
今のカープに「走れ」とか「打て」とか求めるのは無理ゲーだと思います。最下位へまっしぐらです。
妻が夫の収入を嘆いてばかりでは家庭内の信頼関係が崩れ、どんどん破綻していくと思います。
家庭が苦しい時は、妻が爪に火を灯し、夫は健康第一で毎日コツコツと粘り強く戦うのが守り勝つ野球。細雪の世界です。谷崎潤一郎だよ。
今時の若者は辛抱が足らん。
チームが打てない時は爪に火を灯せばよい。
先発投手が粘る。小園とキクがゴロを捕る。ゾノキクが打たなくていいとは言いませんが、まずは守り優先。お金を稼ぐ前にまずは節約しろってことです。
カープの得点源は野間とマクブルームです。収入は微々たるもの。笑 だからゾノキクでしっかり守ってやりくりしないといけないのです。
妻の役割が一番大事。
アツと坂倉がカープの正妻。投手陣もチームの中では妻の役割、守る人です。んで2人で失点を最小限に抑えよう。カープが相手と勝負するポイントは盗塁阻止率でも長打力でもなく防御力でしょうが。
誠也がいても私の構想は守り勝つ野球でした。立浪と新庄の野球。簡単に結果は出ないけど、イラついてお金持ちの男に走ったらダメだと思います。末包、林も一軍に呼びたいけれど、一発長打を打てるヤツより、まずは守備力の高い中村奨成やケンティー、堂林がスタメンで行くべきだと思います。それが谷崎潤一郎の守り勝つ野球。
奨成の外野守備はハイレベルです。チームでも上位。センス抜群です。
持丸泰輝の仕事
ここから持丸泰輝の話をします。
守り勝つ野球と持丸泰輝の関係。
私は土曜日に持丸泰輝支配下登録の話を聞いて、
「おお!これは神宮での代打要員に違いない。宇草スタメンの時の左の代打だ!」
と色めき立ちました。
だが佐々岡は持丸を神宮に呼びませんでした。
一軍に上げないなら6月の今、もっちーを支配下登録する意味はありません。
おそらくマツダスタジアムの阪神戦からもっちーは一軍登録されるでしょう。降格は矢野かな。ゴメンね矢野。
私はもっちーの仕事を「左の代打要員」と見ています。
本人は会見で「将来は正捕手を目指したい」と語りました。当然ですね。
だが今のチームで最もダブついているポジションに20歳のもっちーをかぶせてきた理由は、常識で考えれば持丸の粘り強い打力を活かしたいということでしょう。常識ではこう。
ところが常識が通用しないのが佐々岡カープです。
もしかしたらマツダスタジアムでもっちーのスタメンマスクがあるかもしれないです。
私はアツも、もっちーも、石原貴規も大好きです。愛してます。
控え捕手としてこれほど頼りになる存在は白濱裕太か山中潔以来です。レギュラーが骨折しても全く同じ力を持ってるからです。
私の考えは「正捕手には相手打者をよく知っているキャッチャーを使いたい」です。
だが佐々岡の考えは「相手投手との相性の良いキャッチャーをスタメンで使いたい」ように見えます。
つまり、もっちーはアツを休ませて坂倉をサードで使うために支配下登録されたのではないか?と、私は強く疑っています。また打力優先でスタメンを組むつもりではないか?という意味です。
私は「カープは守備力順にスタメンを組むべきだ」と思っていて、その守備力順の最上位にいるのがキャッチャー坂倉とセンター中村奨成です。正気です。二遊間はもちろんゾノキク。ライトの守備が一番上手いのはケンティーですが、さすがに野間と龍馬はスタメンから外しにくいかな…という考えです。
これで点が取れなきゃしょうがないでしょう。カープのベストはこのメンバー。隙あらば代打長野と松山で1点取りたいというのが私の考えです。打てなきゃ12回まで0対0の細雪をやるまでです。
佐々岡がもっちーをスタメンマスクさせて、サード坂倉でスタメンを組めばヒットを欲しがるアホ野球です。
貧乏人が金持ちのマネをして借金が膨らむパターンです。それを止められない河田と東出も同罪です。