2018日本シリーズ第2戦
広島5-1ソフトバンク
■なぜジョンソンがカープのエースなのか?
それは年俸が3億円だから。←ウソ
それは「石原の構えたところにビシバシ投げ込めるから」です。
いわゆるコマンド能力が100点だからです。
だから相手打線が3巡目でも通用します。
ジョンソンのコマンド力は「筋の通った投球」ができます。
1、2打席目の配球が3打席目に活かせるのです。
だから長い回を投げられる。だからいつも石原と組むのです。
ノムスケにもコマンド力があるのですが、彼は1ストライク目に投げる球と、3ストライク目に投げる球がいつも「同じ」だから打者がカットできるのです。甘い球を待てるのです。まあ、この話は第4戦目でやりましょうか。
私は今季39HRの丸佳浩の適正年俸は「3億円」だと言いました。安すぎますね。でも適正。
この考えは今も変わっていません。カープ球団が29歳の主砲に出せる適正金額はここらへん。
んで、34歳のKJへの適正価格も丸と同じ3億円。
ジョンソンはエースで丸は主砲だから。
おわかりいただけますか。私のKJへの絶対的信頼と高い評価が。
ジョンソンと大瀬良にはまだまだコマンド能力に大きな差、高い壁があるのです。
だからカープのエースはジョンソンなのです。私の信頼度は100点。
打たれても敗れても、KJの投球には筋が通っているのです。
■なぜ田中広輔は心配なしで丸佳浩が心配か
第1戦でコースケ6タコ、丸4タコ。
しかしコースケはタイミングが合っていた。
丸は合っていなかった。
木製のバットはミートポイントが小さいのです。
コースケの6タコはそのミートポイントの近くに当たって内野ゴロ。
丸はてんで合わない空振り三振。
第1戦のソフトバンクは7人の投手を出してきた。
んでコースケはどの投手からも打撃を崩されることはなかった。
丸はどの投手からも自分のフルスイングをできていなかった。
だから第2戦のコースケは心配なしで、丸は心配でした。
第2戦のコースケは4打数3安打2得点。丸は3打数1安打1打点。
丸のライト線ツーベースはいい感じでした。左犠飛もチーム打撃。復調・・・というよりは「自分のタイミング」を取り戻しつつあるという感じ。もう丸も大丈夫なんじゃないでしょうか。1戦目よりはずいぶん良くなっています。大丈夫っしょ。
■レフト・デスパイネを狙い撃ったのか?
いや、さすがにそこまで現実は面白くありません。
左打者がバンデンハークの155kmをコンパクトに打ち返しただけであります。
ただ走塁は狙いまくっていましたよ。当然ですね。
3回裏無死1、3塁。丸のファールフライ。
デスパイネは捕球するべきでした。そして上手く捕って素早くカットマン(3塁手)に送球しました。
3塁走者のコースケも速い。素速くホームインするのがテレビに映る。
んで、1塁走者キクもタッチアップで2塁へ。テレビには映らず。
カットマンの松田宣浩は2塁方向を振り向くことなく素速くバックホームしてました。悠々セーフ。松田のプレーは仕方ないのかな。私ならディスりたいですけどね。菊池の進塁を許すなと。
続く誠也は凡退するが、5番松山もまたデスパイネ前ヒットで菊池悠々ホームイン。カープ3点目。筋が通っていますね。
さすがに「レフト狙い撃ち」ではないと思いますが、昨日はデスパイネのおかげで5塁打くらい余分に次の塁をサービスしていただけました。
仮にデスパイネに5塁打されてもプラスマイナスはゼロ。
外野守備の力って大きいんだよ。えっへん。
■走塁にも筋が通っている
キクのタッチアップの後、5回には誠也が盗塁死。
これは松山とのエンドランでしたか? 誠也が走るとこの日決まりまくっていたバンデンのカーブが外角高めにすっぽ抜けました。ちょうど捕手・甲斐の投げやすい高さ。
んで松山が当てに行くのか援護の空振りなのか微妙でしたが空振り。
誠也はきわどくもないけど、悠々でもないタイミングで2塁アウト。
続く7回は1死1塁で走者コースケが左腕大竹の牽制に引っかかって飛び出し2塁でアウト。
これも5回の甲斐キャノンが伏線で、いつもより早くスタートを切ったため。
ま、これもオッケー。筋が通っていますよ。
1戦目も2戦も2個の盗塁死。4回企画の成功ゼロ。
負けないぜ。明日も走ろう、広島カープ。
走ってアウトは全然オーケー。走らないカープは筋が通りません。
■カープがマツダに帰ってこられないとかいう風潮
去年も一昨年も第1戦目を取ってから4連敗しています。油断禁物。
明日明後日は福岡で九里&野村。だいぶ心配です。笑
第8戦までもつれ込む覚悟をしておきましょう。
ソフトバンクを相手に4連勝はさすがにないです。日本シリーズ甘くないです。