今日から新企画に突入します。テーマは「セリーグの順位予想」について。
いきなり順位発表はしません。てかできません。情報が少なすぎます。
新しい動きとしては今週になってMLBの労使交渉が動き出したことと、ロックアウトの状態でも鈴木誠也のMLBでの評価が揺るぎないこと。これらを見るともう「誠也残留」の目は完全になくなったでしょう。ということで2022年カープの誠也不在は確定。よってカープの順位は1~2個ダウン。
さらに新外国人選手の入国は最短で3月1日以降。ソースは外務省。「旧外国人」の来日はできるようですが「2週間の隔離期間」は現在も有効。旧外国人は1/15までに来日しなくては2/1にキャンプインできません。
野球のルールがよくわからない
さてキャンプインまであと20日。
各球団のチーム作りがスタートする時期です。
なのに野球のルールは現在も未定のままです。こんな状態で順位予想などできません。
最初に述べた「新外国人」の動向も不明です。おそらく「2/28までの入国制限」には引っかかるでしょう。去年もそうでした。
なら「旧外国人」は入国できるのか?こちらはできるみたいです。スポーツ報知
カープで言えばフランスアとコルニエルはキャンプインに間に合う。マクブルームとアンダーソンらは3/1に入国できても隔離期間を経てのチーム合流ですから最短でも3/15以降にチームに合流。そこから調整して3/25の開幕戦を目指します。まあ「新外国人は開幕不在」と思っといたほうが良さそうですね。
さらに野球のルールも全然情報がありません。
[1]延長戦はどうなるの? 12回?9回?
[2]ベンチ入り人数は? 25人?26人?
[3]一軍登録人数は? 29人?31人?
[4]一軍外国人は? 4人?5人?
[5]観客人数は? 33,000人?20,000人?16,500人?
お若い方にはどうでもいいような細かい話かもしれないですが、これら5つのルールは「鈴木誠也の去就」以上にセリーグの順位を動かすものです。
まず[1]~[4]までのコロナ特例「お子ちゃまルール」は若くて弱いチームにたいへん有利に作用します。具体名を挙げますと原辰徳にとって有利です。
[5]は関係ないチームが多いですが、セリーグではカープに不利に作用して阪神に有利に作用します。パならロッテに不利でしょう。
オミクロン株の拡大が話題ですが、冬にインフルエンザが流行するのは当たり前のハナシです。外国人は知らないが、マジメな日本人は球場満席で開幕しても大丈夫だと私は思います。
春季キャンプは「2万人以下の有観客」で開催されることが決定。沖縄の新規感染者数は本日1,000人を割りました。3回目のワクチンも3月スタート予定です。
82歳の斎藤淳コミッショナーも「ペナントレースは入場制限なしの有観客でやりたい」と語っておられます。ニッカン
大人の野球が見たい!
去年のヤクルトと阪神は外国人5人をとても有効活用しました。「先発投手1人、野手2人、リリーフ2人」の5人体制でシーズンフル回転しました。カープの外国人はバードとコルニエルだけでした。
そのほか、原辰徳はツーストライクからの継投、高津は清水を72試合50ホールド。これも延長無しルールならではの光景。中6日の先発投手を早々に降ろし、リリーフ勝負するチームが多かったです。
ただコレは幼稚な野球です。トーナメントのような戦い方でした。
短期決戦の面白さもわかりますが、プロ野球のペナントレースはマラソンのようなもの。
143試合を睨んで戦うことに私は面白さを感じます。ツーストライクからの継投は短期決戦の戦い方。それをペナントレースで頻発するなんてアホな若者がやることです。63歳のおじいちゃんがやることではありません。自己満足の早漏野郎。
私は野球のルールをコロナ前のルールに戻してもらいたい。
観客も満席。マツダの後押しがなくてはカープは力を発揮できません。
ベンチ入り人数が少なければ少ないほど先発投手の力量差が順位に反映されます。先発投手が7~8回投げる野球が大人の野球で「長期決戦」の戦い方。子供にはマネできない大人の野球です。
もうコロナは収束したよ。アフターコロナですよ。
もちろん感染者がゼロになったわけではありませんが、コロナとの付き合い方はだいぶ分かってきました。
コロナは殺人ウイルスではないし、マスクして拍手で応援すれば観客33,000人は十分可能だと思いますよ。
三軍制で支配下枠拡大。
コロナ禍でベンチ入り人数拡大。
1球毎に投手交代。
DH制度はアメフトのように守備と打撃で選手交代。
これらは「お子ちゃま野球」で安っぽいアメリカの商業主義です。
五輪の商業化に反対する人は、野球の商業化にも反対するべきです。
DH制度、飛ぶボール、シフト禁止にワンポイント禁止。
何度も言ってますがルールで野球を変化させてはいけないのです。アイディアで変化させるべきです。ワンポイントリリーフやシフトというのはリスクを背負って変化させる作戦でした。スクイズもそうだし、エンドランもそうですね。
先発を降ろすか降ろさないか、代打を出すか出さないか。
短期決戦なら降ろします。DH制度でも降ろします。
ところがセリーグのペナントレースでは先発投手を簡単に降ろせないのです。そこがセリーグの、いやプロ野球の伝統でした。
パリーグのDH制度導入は1975年でした。
もうパリーグは人気でもセリーグに負けていません。
セリーグがDH制度導入を検討するのでなく、パリーグがDH制度の廃止を検討してもいいくらいです。
どうですか、お客さん?
コロナ禍の「選手コロコロ野球」は面白かったですか?
最初は面白かったけど野球の「知恵と工夫」の余地が減った気がします。私に言わせれば監督が選手を我慢するところが美しいんですけどね。
明日に続きます...