カープファンの皆様、こんにちは。
統一地方選挙も終わり、子供達は新学年のスタート。
カープはここまで9試合で3勝6敗。チーム防御率は3.65ですが失点は38。失点率は4.22です。
緒方監督も高コーチも松山のゲッツーが痛かったとか、タイムリーが出ないとか言ってますが私は今日も守備と走塁の話をします。
失策数がここまで11。マツダスタジアムではイレギュラーが目立ち、投手陣は記録に残らない不運なヒットも打たれています。
一方、チーム盗塁数は3。企図数5。
守備走塁が軽視されているイメージです。
■左右病=守備走塁の軽視
相手先発投手の左右に合わせてスタメンがゴロゴロ変わっています。
これは開幕前の首脳陣の宣言通りで「公約通り」
いろんな選手をお試しすることに私も異論はありません。
しかし左投手に右打者をただ並べているのは選手の調子維持も難しくなるし、守備と走塁を軽んじている気もします。
例えば5番一塁バティスタ、6番左翼長野、7番三塁小窪、8番捕手石原という打順を組んだ4月2日の中日戦。
中日の先発投手は左腕の大野雄大でした。
私が激怒した無様な試合で結果は7-4の敗戦。
エラーが2つ、野選が1つ。
打てないのは仕方がないが、ハナから打つだけの野球はアホ野球だと思うんですよ。
カープの野球は守りの野球。
正直今は守り勝つ野球をできていないけど、目指す野球は守りの野球。カープの伝統。
貧乏球団はまず守りと走塁から入るべし。
■センター野間
※キクノマ連携はこれから(中国新聞4月7日)
野間の前方の守備範囲の広さに定評なんかありません。むしろココが弱点で課題。
弱いんです。野間の前へのチャージングは。
昨日の阪神戦。5回表1死。糸原の右中間へのヒットを野間がチンタラ追って誠也が捕球。
糸原は2塁を陥れました。ナイス走塁。
でもこれ、私はセンター野間の打球だったと思います。
野間は去年もセンターを守った1ヶ月間に「センター前2塁打」を2~3本許しています。
ここが非常に気になる。許せない。今年もここまで改善されてない。
さらに平凡な外野フライの捕球の仕方も汚い。
野間は「頭の真上」で捕球しているんですよ。捕球する時に後ろ重心になってます。
普通の外野手なら「頭の斜め前」で捕るんですよ。前重心で捕球し、次の動作に繋げるため。
巨人のゲレーロや西川龍馬は内野が本職の割にこれが上手。簡単そうで難しいんですよ。野間は本職なのにここも下手。
さらにさらに平凡なセンター前ヒットの捕り方も下手。「横で捕る」イメージ。
打球を捕ってから前を向くんです。美しくありません。守備が流れていないんです。捕球と送球が別々。
センター前ヒットの場合は打球に最短距離で走るばかりじゃなくて、ちょっと回り込むようにして前重心の姿勢で捕球することが基本。
レフト野間の時にはあまり感じたことのない違和感ですが、センター野間の時にはいつも感じるヘンな違和感。
これが野間の鬼肩レーザービームが炸裂しない原因。
先の中日戦でも浅いセンターフライで2塁ランナーを3塁に進めるシーンもありました。許せません。
野間はセンターが本職。
これからどんどん上手くなるので野間はセンターで育てるべき。
廣瀬コーチと二人三脚です。
■カープの内野陣
9試合でチーム失策数は11。
内訳は内野手が7。捕手が2。外野が1。投手が1。
これも左右病に端を発する日替わり打線が影響しているかもしれません。
安部が2個。松山が2個。堂林が1個。これはゲーム勘と無関係でないかもしれません。
守備にも好不調はあるのです。
もしくはマツダスタジアムのイレギュラーのせいで内野陣がへっぴり腰になっている可能性もあります。
ゴロのヒットが失点に繋がって「九里がダメ」とか言われてもピッチャーが気の毒でしょう。内野が捕ってやるのがカープの野球。
タナキクは早くもエラーを1個ずつ記録。どちらもマツダです。
まずはしっかり守って投手にリズムを。
安部も名手ですよ。送球は怪しいけど投手を助けてくれる場面も多い。
左投手相手でもサードは安部で戦うべきだと思います。
■捕手銀次
緊急捕手の銀次が盗塁を刺した!ってニュースになってますが、これは緊急でも急造でもありません。楽天がキャンプから温めてきたパワープレー。
楽天は開幕からずっと29人の登録メンバーを捕手2人体制で臨んでいます。
外野は田中島内とオコエ辰巳で、内野は浅村茂木の二遊間。守備固めの要らない選手たち。
なのでベンチ25人のうちブルペンに9人の投手を配置できます。楽天好調の要因はここにもありそう。
カープは曽根と上本と石原を試合に出せずベンチ待機。今週も25人総攻撃は難しい。
私が石原を2軍に落とせと言うのはここにも理由があるのです。