まーた出ましたね。
安仁屋さん的、昭和発言。
■日刊スポーツ
佐々岡コーチ底上げへ大胆プラン「全員先発じゃ」
私はピッチャーの調整のことは詳しくないですが、年末にG原監督が全く同じこと言ってたんですよ。
「先発調整の投手がリリーフに回るのは簡単」
「リリーフ投手が先発に回るのは難しい」
私は「あほか！」と思いましたが、佐々岡もおんなじこと言ってちょっとガッカリです。
去年か一昨年のカープのキャンプでも誰かがこんなようなことを言ってた気もする。
本当なのか、この話？
私は甚だ疑問です。
リリーフ軽視な気がする。
2018年のカープのチーム防御率は4.12。
DHのないセリーグで防御率4点台はハッキリ言って恥ずかしいレベル。
ちなみに昨年の「チーム盗塁数2ケタ」も恥ずかしい。最低でも3ケタ。
2016年のチーム防御率は3.21。2017年は3.39。
んで2018年がいきなり4.12。大瀬良がいないとどうなっていたのか。
ちょっと2017年と2018年の投手成績を比較してみます。
■2017年の先発投手たち
薮田(15勝)、ノムスケ(9勝)、KJ(6勝)、大瀬良(10勝)、岡田(12勝)、九里(9勝)、祐太(5勝)
以上の7人で合計128試合に先発しました。
先発投手の防御率は3.29。
リリーフ陣は3.02です。
■2018年の先発投手たち
大瀬良(15勝)、KJ(11勝)、九里(8勝)、岡田(8勝)、ノムスケ(7勝)
以上の5人で合計114試合に先発しました。
先発投手の防御率は4.26。
リリーフ陣は3.87です。
2018年は29試合が「ローテの谷間」であり「お試し枠」でありました。
よって先発陣の防御率が1点悪化。
薮田の不調も大きく影響しました。
先発が早い回に崩れるとリリーフ投手の防御率も悪化します。
19歳のアドゥワが53試合も登板したのは「先発ローテの苦しさ」を象徴していたのか。
■2019年の先発ローテ候補たち ()は年齢
主戦格…大瀬良(27)、KJ(34)
爆発力…薮田(26)、岡田(25)、高橋昂也(20)、床田(24)
安定感…ノムスケ(29)、九里(27)、祐太(23)、ローレンス(31)
期待枠…島内颯太郎(22)、矢崎拓也(24)、アドゥワ(20)、今村猛(27)
主戦格は説明不要。開幕投手を争う二人。
私の構想では高橋樹也(22)と戸田隆矢(26)はリリーフで使いたい。フランスアもリリーフ。
薮田の復活にも全く疑いナシ。150回＆10勝は固いと計算しています。
■野村祐輔は先発でいいのか？
ノムスケは「問答無用の先発投手」ではないと思います。
2018年の成績だけを見て言ってんじゃありません。
16勝した時も長いイニングを投げてくれないのでイライラしっぱなしでした。
2018年のノムスケの成績は20試合に先発して約120イニング。
見事に1試合平均6イニングです。苦笑
防御率は4.22ですから1年間の平均が「6回3失点」
これは1億2000万円の投手の成績と言えません。
来季もし高橋昂也と床田寛樹が出てくればノムスケはどうなるか？
二軍で先発待機させますか？ 去年の福井優也みたいに。
1億2000万円の投手にこの起用法はもったいないと思います。
よって私は「ノムスケは先発もリリーフも両方できる」ように調整させたい。
ずばり「毎試合ブルペン入り」できるように。
ノムスケのスペックは
・中5日に弱い
・中6日で6回3失点100球
・中7日なら好投する
・三振が少ない
・四球も少ない
・ゴロを打たせることができる
・右にも左にもまんべんなく.270前後打たれる
若い先発投手たちが活躍した時、ノムスケの使いどころは非常に難しい。
去年で言うとアドゥワの役割、一昨年で言うと九里の役割がいいのではないか？
敗戦処理＆ロングリリーフ。大事な仕事です。
ノムスケにも「ローテ争いだ」と佐々岡は言ってますけど、私なら最初からノムスケをリリーフ調整させたいです。
なぜなら中6日で6イニングは許されないからです。
年俸2000万円の投手なら許されるが、1.2億の人はダメ。
先発で7回を投げられないなら、リリーフで毎日待機する。これが1億円プレーヤーでしょ。
安仁屋宗八、原辰徳、佐々岡真司が言ったように「先発ローテ争いに負けた投手がリリーフに回る」で「リリーフノムスケ」が無事に成功するなら反対はしません。
が、私はそうはならないと思うんですよ。
だからノムスケにはキャンプから「中継ぎロング枠」として調整させたいです。私は。
これは反対意見が多いだろうなあ・・・
