2021.7.3(土)
広島 0-5 阪神 マツダ
昨日の夜、
「阪神はおとなしいなあ。このまま寝ててくんないかなあ」と思いました。
しかしお昼になるとちゃんと起きてきて暴れ出しました。起こしたのは広島カープです。
カープは目覚まし時計
石原のリードはディスりません。今日の大道は誰が捕手でもリードできない。
コルニエルもディスりません。年俸900万円ですよ。3ヶ月前までは240万円でした。こないだまで月給20万円の投手です。首位チームの3番からを1失点で凌げば100点満点です。いつも160kmがストライク入るなら今頃広島にいませんよ。
バードにも怒りません。本人は「1点リードの左打者が俺の職場だ」と思ってました。そこへ横山から突然の電話。バードは2点ビハインドの右打者に急遽出ていきました。そしてストライクが全く入りませんでした。石原は外ばっかり構えるし。
打線にもディスりません。伊藤君はプロ初登板もカープ戦。その時もしっかり抑えられています。今日も同じことの繰り返し。変化球を見逃してストレートをファールしました。
伊藤将司のカット、スプリットは打者の近くで落ちますね。これにまんまと引っかかる若いカープ打線。朝山は無策。
坂倉の走塁
5回裏、やっとこさ作った無死13塁のチャンス。
ここで野間がピッチャーの足下を抜けたいい当たり。しかし中野の守備範囲。
6→6→と来てまさかの→2。6-6-2のダブルプレーで無得点。2死1塁。
えーー、非難囂々ではありますが、
私は不運の一言で片付けたい。
ダメ?
坂倉が好きなんですよ。笑
まず「坂倉のスタートが悪い」はダメ。
ピッチャーライナーの可能性がありましたから。ギャンブルスタートはダメ。
次に「打球を見ながら走るな」というご意見。これはわかりますが、走者はやはり見ちゃいますよ。中野の送球がどこにくるかわからないとケガしますから。
私の意見は「カープはなんでいつもタッチをかいくぐるのかなあ?」です。
コリジョンルールですよ。ホームベースにまっすぐ足で突っ込めば良い。
この理解は私が間違ってますか? 捕手がタッチにきても走者はミットを吹っ飛ばせばイイんじゃないの?
と思いましたが、こちらもダメでした。
ルールブックには「捕手が送球を実際に守備しようとして走者の走路をふさぐ結果になった場合(たとえば送球の方向、軌道、バウンドに反応して動いたような場合)には、本項に違反したとはみなされない」とあります。確かに中野の送球は三塁側に逸れ、坂倉が突っ込めばアウトと判定されたでしょう。
よって判決は不運。「3塁ベース上に飛んだサードライナーをサードがキャッチ。そのまま3塁ベースにタッチでゲッツー」と同じでハードラック。諦めましょう。
強い阪神が目覚めた!
ジメジメした日に残塁祭り。
おまけに達川節が今日も絶好調。
「マルテが第1打席の初球を打たない」と言ったら初球を打つし、
「横浜高校の小倉部長はいい投手を育てましたねー」とか言い出すし。
オマエは横浜高校を見たのか? 達川は「見てない」って言ってました。笑
今日もテキトーな達川ですが一つ良いことを言いました。
1回裏の小園のファーストゴロ。難しい当たりでした。
マルテが逆シングルでナイスキャッチ。そしてピッチャー伊藤がサボらないベースカバーで1塁は間一髪でアウト。
「このプレーが結果的に勝敗を分けた」と達川は言いました。私もそう思います。伊藤は左投手ですから一歩でも油断があれば小園は1塁セーフだったでしょう。
達川「今日から北海道を皮切りに、夏の甲子園をかけた地方予選が始まります。全国の高校生はこういうプレーをお手本にしてもらいたいですね!」
ハイハイ、タッちゃん。ナイスプレーだけどそこまで言わんでいいよ。ノリノリでした。笑
ま、確かに強いチームはこういうプレーをサボりません。阪神が首位にいるのは偶然ではありません。
不調だったマルテも大山も梅野も近本もサンズも全員起こしてあげた優しいカープ。目覚まし時計か。笑
中野と伊藤も経験値大幅アップ。ワンステージ上がった試合となりました。
このまま独走して下さい。グッバイ阪神。もう後ろ姿も見えなくなっちゃいましたけど、草場の影から金本チルドレンを応援してますよ。