2021.6.9(水)
ソフトバンク 8-4 広島 福岡D
私は東浜巨の立ち上がりを見て「今日は完封される」と思いました。
2回表には鈴木誠也が内角ストレートズバーで空振り三振。「この1球は今日一日ずっと尾を引くだろう」と思いました。
野村祐輔は西川龍馬のミスから1失点。「今日も変化球ばっかし。せっかく前回まっすぐ中心で好投したのに」と思いました。中村晃の先制タイムリーツーベースの後、甲斐拓也が送りバント。工藤もアホやなあ。大いに助かりました。勝利に向けたワンチャンスをいただきました。
ノムスケのメンタル
ソフトバンクの野球は甘かった。スキもありました。しかし現実は甘くなかった。
野村が中村晃にチェンジアップを打たれた直後なのに、アツは柳田にもチェンジアップで被弾しました。
ツーストライク目の内角・・・いや真ん中のストレートに柳田は全く反応していませんでした。
ギータだけではありません。ホークスの左打者はほとんどノムスケのストレートに手を出して来ませんでした。だっていつでも打てそうなんだもん。
アツもツーストライクまでは割とまっすぐを投げさせていました。
しかし追い込むとチェンジアップとツーシームなのですよ。右にはツーシーム。左にはチェンジアップ。
もうパリーグのチームも全部覚えてます。ツーストライク取ったノムスケが投げるボールは全部「低めの変化球」だって。
3対0。東浜絶好調。7回でへばってくれたらチャンスあるかなあ・・・
ジャマするな佐々岡!
しかし4回になぜか3点も取れたカープ。
ノーアウト満塁から怒濤のショートゴロ、ショートゴロ、ショートゴロ。たいがいにせい。笑
東浜はマジで調子良かったですよ。でもコイツもノムスケに似てる。追い込むまでのタマが絶妙すぎて、ツーストライク後に投げるタマがない感じでした。
5回裏3対3同点。先頭打者の1番三森がヒット。2番柳町が無死1塁で送りバント。工藤がアホで助かります。被打率5割のノムスケがまた1死もらえました。
3番栗原も打ち取ったノムスケ。やっぱ栗原は調子悪い。ありがたい。
リズムに乗りかけたノムスケに魔の手が伸びる。
魔の手を伸ばした人の名は・・・
佐々岡真司でした。柳田悠岐を申告敬遠したのですよ。
うえぇぇー・・・
まだ5回やで。
ギータに一発打たれても3対5やで。東浜も調子良いけど、もう90球近く投げとんやで。
勝負勘がなさ過ぎる。消極的なベンチ。柳田悠岐も過去の名前。今はただの好打者であり、今のギータはもうモンスターじゃありません。
ギータを敬遠して2死12塁。そこからのアツとノムスケは逃げに逃げました。
アツは攻めてた。内角まっすぐで押してきた。しかしノムスケは付いていけませんでした。
アツが博打好きの強気の亭主で、ノムスケは旦那しか男を知らない大人しい奥さんのようでした。
変化球を狙ってるホークス打線に変化球を投げた純真なノムスケ。アツはまっすぐで打ち取ろうとしてましたがね。
とにかくリズムを乱した元凶は佐々岡の敬遠策でした。無策の方がまだマシでした。
敬遠なんて同点の9回以外にするものじゃありません。アホすぎて涙が出ました。
佐々岡はこの試合でもう1個、魔の手を伸ばしています。
それは「7回裏のリクエスト」です、
リリーフの島内がスゲえ球を投げてるのに、佐々岡がプレーを止めました。
結果はリクエストが成功して1塁走者の周東は牽制タッチアウト。2死となりました。
しかし私は「こんな1アウトは要らん!」と思いました。
周東なんぞいくらでも走らせて、島内は足を上げて160kmを投げることに集中しろ!と思ってました。島内vsソフトバンクにはそれほど圧倒的実力差がありました。佐々岡には全く見えていませんでした。島内の方が10段階くらい「ソフトバンクの上」という意味ですよ。
その流れをぶった切った佐々岡はさすがの無能監督でした。マジメな人なんでしょうけど、あのリクエストには失笑でした。100%集中している島内にあのリクエストは全く不要でした。佐々岡は「先発は5回投げるもの」「アウトはアウト」とか思ってんでしょう。昨日の島内のタマなんか見えていないのでしょうね。
高卒2年目が流行ってます
オリックスの宮城君が巨人打線をあわやノーヒットノーラン。
へえ・・・そんなことができるんだ。
俺も今日やってみよ。
宮城君は2年目の19歳。
カープの先発も2年目の玉村昇悟。
玉村世代はけっこう粒ぞろい。佐々木朗希とか奥川とか。
玉村昇悟はここまで3試合に先発して0勝3敗。全部5回3失点。
そろそろ勝利投手になっていい頃です。捕手はアツでも奨成でもよい。左右にこだわってバレンティンがスタメンだとカープのバッテリーはラクです。