天谷宗一郎の現在地

楽天との3連戦が終わりました。
栗原健太が一軍打撃コーチに就任し、マツダスタジアムに凱旋。
しかし楽天打線はカープの投手陣から3試合でスクイズによる1得点のみに終わりました。
栗原コーチ、広島では梨田監督からコッテリ絞られたかも・・・

しかしカープの選手たちからは怒涛の挨拶攻め!
菊池が丸が誠也が新井が・・・
応援席では5番のユニフォームを着たファンがいて、試合終了後にはまた栗原の応援歌が流れて「今日も明日も頼むぞ栗原!」でした。

今、永川勝浩も一軍に帯同しています。
楽天戦はちょっとした市民球場同窓会みたいでした。笑

んで今日のテーマ。
天谷宗一郎。17年目、34歳。

17年目ってすごいことです。
ドラフト9位。今季推定年俸2200万円。
親友の小窪哲也(33歳)が3300万円、赤松真人(35歳)は2700万円です。
ちなみに堂林1500万、野間1600万、バティスタ2200万、中村恭平700万。

今季の天谷はここまで一軍登録ゼロ。
二軍では80打数22安打、打率.275、0本塁打、8盗塁。14四球。出塁率は.383!
守備も元気にセンターを守っています。
良くも悪くもいつもの天谷なのかな・・・という数字。

昨年は開幕直後の4月にスタメンで「おっ!?」と思わせる活躍するも以後失速。
6月にバティスタのブレイクでまた守備固めの仕事が舞い込む。そして失速。
さらに8月には鈴木誠也が骨折。丸、野間、天谷のヒップアタック炸裂。
9月もちゃっかり2年連続で胴上げを経験。甲子園で上本にカンチョーしていました。

今オフ、丸と松山が残留すれば天谷はがけっぷちです。
野間がレギュラーに定着すれば赤松と天谷が守備固め、代走要員の座を争います。
天谷の戦力外通告もあり得ます。

今季のカープは左の代打がいないと言われて久しいです。
安部と龍馬の不調が長いし、バティスタもいないので松山も出ずっぱり。
期待された庄司も坂倉も代打では結果を残せていません。

一方、右打者は下水流がずっと開幕から一軍に帯同。
30歳の下水流にはもう二軍で打席を与えると言うより、上で「左殺しと守備要員」として生きていくのでしょう。小川達明の役割。
今は堂林もいますので、天谷が狙う代打枠は堂林との争いか。

では代走の仕事はどうでしょうか。
実は上本と庄司がいないので、今のカープは安部が代走要員。
龍馬が好調を持続できれば、安部を落として代走枠で天谷昇格!があるかもしれません。
いや、ないかも・・・天谷が打てないならユーティリティーの上本のほうが便利そう。
やっぱ天谷は「左の代打」として活躍しないと今の一軍には上がれないのかな・・・

この前、永川勝浩がチームにいい雰囲気を運んできたように、天谷にもそういう役割を期待したいです。
真っ黒に日焼けしたベテラン選手が代打でポコンと打てば、若い一軍選手たちにフレッシュな空気を吹き込んでくれるのではないでしょうか。笑
ベテラン天谷に代打の一振り(四球でもオッケー)を期待しましょう。
実は天谷の出塁率は意外と高いんです。四球が選べる選手。
天谷の14年間の通算出塁率は菊池よりも高いのです。