薮田和樹が今季2度目の二軍降格。
1度目は5/1。四球禍で畝コーチから「逃げているように感じた」と言われてしまいました。
そして二軍で必死の調整。ウエスタンリーグで150kmも計測。
そして5/31に再登録。西武ライオンズとの試合に登板も4回を投げ10失点(自責7)。
投球内容もひどかったんですが、チームの雰囲気をぶち壊しちゃったことがあまりに痛かったです。
前日の試合でカープは延長10回に4得点。大逆転のサヨナラ勝ち。
龍馬!
堂林!
下水流!
誠也!
わっしょいわっしょい!な最高潮アゲアゲムードの中、男・薮田が1ヶ月ぶりに先発!
まさかの1イニング10失点! 2回表で10対0!
それでも野手陣は一時4点差に迫る猛追撃。
だがそこまで。さすがに10点差を追いつくことはできずカープ敗戦。
昨年、さかんに菊池が繋いだ投手陣と野手陣の絆は大丈夫?
そんな心配までさせられるズッコケガッカリ敗戦でした。
緒方監督も取材陣にコメントできず。「そっちで評価して」
薮田本人も「力不足です」と肩を落としました。
これで薮田君の立場は地に堕ちましたね。
またファームで一からやり直しです。
どうなりますかね。薮田君。
今季の予想の中で私は薮田と岡田は故障で0勝もあれば爆発して20勝もあり得ると予想しました。
※参考記事 カープの3連覇はあるか?(2018.1/8)
薮田は悪い方が当たってしまいました・・・
故障ではないようですが、3月からずっと結果が付いてきません。
開幕直前、解説の川口和久が「薮田は心配。去年よりトップの位置が下がっている」と発言。
どれどれ・・・
本当だ。トップの位置が去年は頭の上だったのに、こないだの西武戦では頭の横になってる!
しかも去年のいい時の薮田より、今年の薮田は腕の振りが鈍い。明らかに遅くなってます。
トップの位置が下がったから腕が振れないのかな?
あと、薮田の独特のテイクバック。
あのボールを隠すようなテイクバックも去年と違います。
これもトップの位置と関係があるのかな?
トップの位置とは投球動作の中でボールが一番高くなる場所。
リリースポイントとはトップを作った後にボールを離す場所のこと。
今年のトップの位置は確かに去年より低いです。
でも「これを高くすりゃいいんでしょ」という簡単な話じゃないんですよ、プロの投手は。
同じフォーム、同じ腕の振り、同じリリースポイントで何種類もの球種を投げ分けないといけないんですよ。プロの投手は。
ですから「トップの位置を変える」という作業は春のキャンプのように「もう一度一からやり直さないといけない」ことになるのです。
同じフォームでカーブもカットも亜細亜ボールも全部コントロールできないといけないのです。
そして時間がない場合、今年はこのままのフォームでごまかしごまかし投げる手もあります。
薮田はどうするんでしょうかね・・・
私なら投球フォームを作り直して夏場に復帰してもらいたい。
みんなが疲れたころにチームを助けてほしい。
ジョンソンと野村も帰ってくるので、ローテは回せます。
高橋昂也も完全に戦力に成長しましたし、加藤拓也もいま好調です。
福井優也もいることはいる!笑
中村恭平だってフランスアだって先発経験をしました。
「薮田はじっくり2か月かけて再調整!」
がいいと私は思います。
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