今日は2本立てです。
この話はちょっと愚痴っぽいんで軽く聞き流してください。
2018年のカープ、ここまで10試合を消化。
6勝4敗。首位タイ。
6勝4敗。首位タイ。
1試合の平均得点は5.1点。平均失点は3.9点。
昨年が平均得点5.1点。平均失点は3.7点でしたから、ほぼ同じ数字。
今日、私が気になるのは「犠打の数」
ここまでの10試合でカープの犠打数は12個(野手が8、投手が4)
1試合平均の犠打数は1.2個。昨年の平均は0.8個でした。
今年はほんのちょっぴりだけ多いです。
しかし私は今季のカープが「ノーアウト1塁で簡単に送りバントするケース」がミョーに多いと感じています。
それも、堂林とか美間とか安部とか「あまり送りバント向きじゃない選手」がバントするケース。
昨日の阪神戦でも2回表に4番松山がセンター前ヒット。
ノーアウト1塁で5番安部は初球を簡単に送りバント。ここがちょっともったいない感じ。
ノーアウト1塁で5番安部は初球を簡単に送りバント。ここがちょっともったいない感じ。
安部ならゲッツーもないし、相手は右の小野投手でしたし。
6番エルドレッドは三振。2死2塁となり、7番堂林がライト前ヒットを打つも松山は帰れず。
続く8番アツもヒットを打ったので得点には繋がりましたが、ヒット3本で1点しか取れないのはあんまりカープらしくないなと感じた次第。
続く8番アツもヒットを打ったので得点には繋がりましたが、ヒット3本で1点しか取れないのはあんまりカープらしくないなと感じた次第。
9回にもノーアウト1塁で送りバントをしましたね。
9回表、3-4で1点ビハインド。
9回表、3-4で1点ビハインド。
6番エルドレッドが四球。代走に野間。
ノーアウト1塁で打席には7番の堂林。
堂林は初球から送りバントの構え。
1球目ボール、2球目ボール、3球目ファール、4球目送りバント成功。全部バントの構えでした。
1球目ボール、2球目ボール、3球目ファール、4球目送りバント成功。全部バントの構えでした。
続く8番會澤。代打はなし。結果は三振。
9番は代打の切り札、西川龍馬。良い当たりでしたがライトライナーで試合終了。1点差負け・・・
ふう・・・
いいんですよ、9回の送りバントは。
ただ相手はドリス。クイックも苦手。
先頭打者を四球で出し、心中あせっているであろうこの場面。
ランナーは阪神が去年痛い目に合わされ続けた「天敵・野間」です。打者は堂林。
ランナーは阪神が去年痛い目に合わされ続けた「天敵・野間」です。打者は堂林。
カープ側に立てば作戦は
<1>普通に打たせる
<2>送りバント
<3>野間の単独スチール
くらい。
<3>も面白い作戦ですが、さすがにリスクが大きい。
たとえランナーが赤松であっても福地であっても非常に厳しい場面です。
盗塁が上手くない野間と小技のできない堂林ならば、確かに送りバントがベストな作戦だと思います。
しかし阪神目線に立てば、ここの送りバントは非常に助かったでしょうね。
1死2塁となればドリスも打者だけに集中できますから。
昨日の試合だけでどうのこうの言いたくありませんが、印象としては
「今年のカープはノーアウト1塁で簡単に送りバントをしてくるなあ」
と感じています。
実は去年のDeNAとのクライマックスシリーズでもこの「ノーアウト1塁→送りバント作戦」がきっかけで負けているんですよ。
10月20日の第3戦。
0-1の1点ビハインドで7回裏ノーアウト1塁。打者石原、走者西川。
石原は送りバント失敗で2-6-3のダブルプレー。
ベンチには會澤も磯村もいたんで、代打小窪でバントもできた場面でした。
ベンチには會澤も磯村もいたんで、代打小窪でバントもできた場面でした。
8回裏も先頭の広輔が出てノーアウト1塁。打者は2番菊池。
ここはバントの構えからバスターに切り替えてセカンドゴロのダブルプレー。
結局試合は0-1のまま9回を山崎康晃に締められゲームセット。
アドバンテージを含めて2勝2敗に持ち込まれたという一戦でした。
参考記事:2017.10/21普段通りの緒方野球
後で聞けば7回の石原はベンチのサイン、8回の菊池は菊池の判断だったそうです。
菊池の判断でバスターに変えたなら、私はこのゲッツーを激しく支持します。
ベンチがタナキクコンビに任せた結果であれば、その全てを私は納得します。
オッケーです。これで負けたら仕方がない。
しかし昨日の5回から安部に送りバントで松山を2塁に送った場面はやはり「もったいないなぁ」と思います。
先週のDeNA戦でもノーアウト2塁で7番堂林に送りバントがありました。
これも5回だったんで8番9番に代打は出しづらい場面です。堂林が信頼されていないと言えばそれまでなんですが・・・
近代野球では送りバントの価値は急降下しています。
どうなんだろ・・・安部とか左の俊足選手にはバント要らないんじゃないかなあ・・・
昨日の9回、野間に走らせる勇気は私にもありませんが、序盤からの送りバントにはもろ手を挙げて賛成はできないかなあ・・・
石井琢朗が残していったつながりあるマシンガン打線、ケース打撃、自己犠牲、次の塁を狙う精神・・・こういうのが送りバントだとブツリとちょん切れちゃう気がするんですよねぇ・・・
8番や9番がバントするのは理解できます。
6番7番がバントして下位打線に向かうのって・・・うーんと思います。
あと菊池もです。昨年も30個犠打を決めていますが、多いんじゃないかなぁ・・・
セーフティー気味ならいいけど、ガチガチの送りバントは勿体ないなかなぁ・・・
先述しましたが、菊池の打席でどうやってランナーを進めるかは菊池にお任せされているみたいなんで、そこはキクに任せますけども安易にバントするのは勿体ないと思っています。
あと1点差で負けてるケースの送りバント。
これもなんだか「良くて同点」で終わりそうなんで、強力カープ打線にはいまい似合わないような気がします。
以上、戯言でした。
特にオチもありません。すみません。