開幕7試合を終えて6勝1敗。
早くも2位巨人に2ゲーム差を付けて首位。
なんかまた「カープ独走」が始まりそうです。
「3年連続ぶっちぎり優勝なんてありえない!」
「セリーグをなめるな、プロ野球は甘くないぞ!」
と思っていたんですが、やはりカープは強い。
やってる野球が他の5チームとは明らかに違います。
今年もカープはすげえなと思った場面。
4/5(木)のヤクルト戦。3-2でカープ1点リードの7回表。
1死2塁で打者菊池。2塁ランナー広輔。
菊池の打球は三遊間へのゴロ。広輔は一瞬打球を見る・・・抜けた!スタート!
レフトのバレンティンが打球を捕る。広輔はこの時、まだ三塁ベースを踏んでいない。
玉木コーチはグルグル回す。
ひが「ひぇっ、まじ!? 完璧アウトやで!!」
バレンティンがバックホーム!
送球がそれるも・・・キャッチャータッチ! アウト!!!
打者走者・菊池は2塁到達。
解説の小早川毅彦も「普通なら止めるんですが、勝負に行きましたね」とのこと。
セリーグの他の5チームなら完全にストップです。
阪神の高代でさえ止めたでしょう。最近の高代コーチはおとなしいです。笑
パリーグは詳しくありませんが、本当にセリーグの守備走塁はおとなしい。
外野手は全員待って捕る。三塁コーチャーはランナーをすぐ止める。
セリーグではカープだけです。
前に突っ込んで捕球したり、イチかバチか走者が突っ込んだりする野球は。
広輔を回した時は嬉しかった。玉木コーチ、なかなかやります。( ̄▽ ̄)
カープはやはり野球の質が高い。
今年も独走が始まりそうです。
んで、ここからが本題。
私は「強いチームを応援する」よりも「強いチームに勝ちたい」です。
だってそうでしょ。強いチームが好きなら、初めから巨人を応援すればいい。
やっぱり弱いチームが力を合わせて強いチームに立ち向かうのが面白いじゃないですか。
で、今のカープは強すぎてどうもアツくなれません。
小学生の頃はカープが勝てばなんでも嬉しかったですよ。
1980年、私は毎朝朝刊を見て「カープが2位に12ゲーム差」とかいうのをうっとり眺めて悦に入っておりました。←いやな小学生
1991年の優勝の時には
「けっ、5年間も待たせやがって。やっと浩二抜きで優勝できたな!」
なんて余裕もぶっこいておりました。
しかしそこから24年間の暗黒期。
20歳だった私は44歳になりました。
この間に巨人は10回の優勝。ヤクルト6回、中日5回、阪神2回、横浜1回。
カープからは江藤が抜け、金本が抜け、新井まで抜けました。
ドラフトでは二岡にフラれ、木村雄太にフラれ・・・
私は東出出て来い、河内出て来い、堂林出て来い、と祈り続けました。
そして祈りが通じたのか通じてないのか微妙なラインでこの3人は活躍してくれました。
弱いカープが成長する姿を見守り続けていくうちに私の中の「ダメな子ほどかわいい」がますます強化されていきました。
なので2018年ペナントレース。
ここから先はタナキクマルや鈴木誠也でなくて若手を応援しよう。
タナキクマルが今の「セリーグ最強チーム」でしょう。
この3人に私は勝ちたい!
西川、庄司、野間でどうだ!?←無理っぽい
タナキクマルが今の「セリーグ最強チーム」でしょう。
この3人に私は勝ちたい!
西川、庄司、野間でどうだ!?←無理っぽい
堂林もギリ若手。
よく考えてみれば誠也が離脱、新井が離脱、バティスタもまだ時間かかりそう・・・
堂林、大チャンス到来中!!
4番ライト堂林、あるかもです!←ない
美間優槻、高橋昂也、高橋大樹、藤井皓哉、長井良太、アドゥワ誠。
そしてあの2人のキャッチャー。
これからは最強カープに挑戦する「若くてまだ弱いカープ」を応援しよう。