2020.7.21(火)
阪神 9-4 広島 甲子園
エースの九里亜蓮が3試合連続KOとか・・・
マジで1ミリも予想してませんでした。
どったの亜蓮? この3試合であなたは次のステージへ行くと思ってましたよ。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
振り返りましょうか・・・
イヤだけど昨日の試合を振り返りましょうか・・・
・九里亜蓮の投球
1回2死、サンズにソロ。カーブが高めに浮きました。失投。
3回2死、1番糸井に四球。2番糸原レフトに2ランホームラン。第2号。
5回無死、9番秋山レフトフェンス直撃2塁打。糸井セカンドゴロ、糸原三振。3番サンズが3塁線シングルヒット、4番大山初球の高めシュート(ボール球)をレフト中段に2ラン。
以上が九里の5失点。1回のソロ以外は防げたと思いますが、結果は取られた。
佐々岡が九里に対してボヤきたい気持ちもわかるが、それは心の中に留めるべき。
この日も九里に対して「情けない」と発言。
野村の1年目も緒方の1年目もそうでしたが、監督がボヤくとロクなことが起こらないんですよ。
チームのムードが悪くなります。九里自身は「次こそは!」って思うと思うんですが、当事者でない選手の方が
「あーあ、おっさんがまたボヤいてるよ」
ってなると思うんですよ。妄想ですけどね。
・守備について
私の中では投手陣の「投手力」と投手含めた「9人の守備力」はほぼ同等の価値があります。
短絡的に「九里のボールが高かった→だから打たれた」とはならないのです。
テレビゲームではないリアルの野球には「九里のボールが高かった」と「だからヒットになった」の間に「打者が打ち損じた」と「味方の守備が助けてくれた」があるのです。
逆に「九里のボールが低めに行った→ゴロで打ち取った→誰もいないコースにゴロが転がった→ヒットになった」は投手と野手がキッチリやったことなので仕方ありません。
ここで触れたいのは「5回の投手秋山のレフトオーバー2塁打」と「5回のサンズ3塁線シングルヒット」です。
これはどちらも野手に守ってほしかったです。
ピレラは3試合ぶりのスタメンで張り切っていました。3回の糸原の浜風ホームランの時はフェンスに登りました。捕れませんでしたけど「捕りに行ってくれた」ことが非常に嬉しい。やっぱピレラがスタメンですよ。長野は代打。
秋山の打球も浜風に乗って「あわや」という当たりでした。浜風もあって難しいフライです。ピレラは捕りに行きましたが捕れませんでした。
捕りに行ったのは嬉しいです。たぶん長野と野間なら捕りに行かないでフェンスに当たったクッションボールを待ったと思います。そんな打球でした。
8回にDJが投げてる時、センターの西川龍馬がダイビングキャッチしました。「1死1塁でリスキーだ」と言う人もいるでしょうが、私は龍馬の「攻めの姿勢」を評価したいです。龍馬はDJのために飛んだんですよ。その後、なぜ1塁へ投げなかったのかはわかりません。
話は戻ります。
次は堂林。5回の3塁線の鋭いライナー。これも難しい打球でした。
でも捕ってほしかったな。
4回にも陽川の3塁線シングルヒットがありましたが、これは難しい。
5回のサンズのは堂林なら捕れたと思います。飛んだのがダメでしたね。ダイビングキャッチするほどの距離ではありませんでした。やや近かった。
足より先にグラブが動きました。だからダイブした堂林のグラブの下を打球が抜けました。
サンズのも陽川のも2塁打にしなかったのは俊足ピレラのカバーリングです。素晴らしい。
・阪神について
とにかくストレートをフルスイングしてきました。
アツも5回の大山の悪球打ちで気が付いたはずなんですが、高橋樹也にカウント2-1からストレート要求。
外角低めからやや真ん中寄りの悪い球ではなかったんですが北條は思い切り踏み込んできてフルスイング。打った瞬間それとわかるホームランでした。
SD砲で3点返して7回裏。先頭打者が代打の北條。
ストレートストライク→チェンジアップボール→チェンジアップボール→外角低めストレート。
アツは「一発はないだろう」と考え、打たせに行ってホームラン打たれました。反撃ムードがしぼみました。
捕手梅野。
ワンバンをビシバシキャッチする捕球能力。毎回ベンチで秋山と論を交わすコミュ力。
8回に1塁走者としてヒットエンドランを仕掛けた後の、次打者の初球に単独スチール。
コイツを乗せちゃいけないのです。阪神の快進撃は梅野の定着から始まったのです。
・カープ打線
アンラッキーの一言では済まされない。
龍馬の1死満塁3-1でワンバンを振ったことばかり問題視されてますが、私はその前の3-0で「待て」のサインを出したベンチに苦言を呈します。
私は「打たせろ!」と吠えてました。
ってか「打て!」と思ってましたよ。西川龍馬は今は1番打者ですが私の中では誠也と並ぶ主砲です。ハッキリ言ってナンバーツー。堂林より上で丸より上の評価です。
展望
ふり返りたくない試合でしたが・・
思い切りふり返っちゃった。てへ
まだこれでも昨日の怒りの半分も書けてません。
数少ない褒めどころは「7回か8回の前進守備」です。1球ごとに守備位置が変わってカメラもそれを映してくれてとてもオモシロかった。
あと阪神ファン。ヤジがどうのこうのと言われてますが、大山のスリーランでファンが全員総立ちでハイタッチ。
私はいいと思います。素晴らしい。
コロナだ、密だ、もわかりますよ。
でも球場に来るファンの熱意は抑えられません。
球場でクールに応援するのはやっぱり無理でしょう。
私だって堂林が逆転満塁ホームラン打ったら自分を抑える自信はありません。10年分の喜びが溢れます。
テレビの前でさえ奇声を発して、時々ジャンプしてます。
球場でガマンしろったって無理な話なのです。諦めてもらいたい。
「それぐらいOKだろう」と判断したからNPBは有観客試合に踏み切ったのです。
「試合は見せてやる。しかし息を潜めとけ」は最初から無理な話。イヤなら無観客を続けなさい。
球場で大騒ぎする行為って、スーパーやコンビニよりずっと安全だと思いますよ。根拠ありませんが。
予定通り8月は50%で行け。観客からコロナ感染者も出ると思いますが、コロナをゼロにはできません。付き合って行くしかないのです。
イヤな人は一人で自由に自粛して下さい。私は今日も出かけますよ。