超大型台風の去った月曜日。
今日からいよいよ最後の決戦です。
そして木曜日にはドラフト会議。移動日なしなら緒方監督が欠席する?
さらにDeNAに勝つことができれば、土曜日はもう日本シリーズ第一戦です。
今季一番忙しい一週間になりそうですね。
さぞかし野球ブログもにぎやかになるでしょう。
さて、雨の週末にいくつかの気になる話題が飛び込んできました。
私の独断と偏見もお付けして、週末のカープニュースを列記します。
<1>エルドレッド降格→安部とメヒアが昇格 支持度50%
エルドレッドが右手の故障で登録抹消。今シーズンは終わったようです。日本シリーズもアウトでしょう。
エルの代わりに昇格したのがメヒアと安部。
メヒアは当然、右の代打してスタンバイ。
問題は安部。手術の経過が完璧ならば問題ないですが、私は「焦って昇格させた」感を感じています。
7番サード安部でフルイニング出場できるなら、安部の昇格を支持します。
しかしもし「左の代打要員として安部を昇格」させたなら、これには反対です。
それはつまり安部のコンディションが100%でないということ。
「左の代打兼控え三塁手」としては庄司隼人のほうが今は状態が良さそうに見えますから。
<2>この三連戦は三本柱中4日で戦う! 支持度40%
残りの3試合を薮田、中村、ジョンソンで戦うことは支持します。
ただ引っかかるのが「3人とも中4日登板」になることです。
ここが心配です。特に薮田と野村。二人の中4日は「未知の領域」です。
二人とも「前回登板時の球数が少ないから問題なし!」と発言していますが、球数の問題ではないような気がするんですよ。
野村祐輔なんて「3回50球ノックアウト」の次の試合に中6日で先発し、さらにそこでも「6回100球3失点」っていうキャラです。
ジョンソンは中4日で好投した実績が何度もありますし球数的にも問題ないでしょう。
しかしノムスケと薮田の中4日には一抹の不安が残ります。ここでこの作戦の支持度はマイナス50%。
3連勝しないといけない状況ならば、このローテもやむを得ないかもしれませんが、実は2勝1敗でいいんです。
私なら大瀬良-薮田-ジョンソンで行ってもらいたいと思いました。
ちなみに残りのマイナス10%はこの3人を「三本柱」と呼ぶこと。
薮田を「三本柱」と呼ぶにはまだ少し早い。そして今年のノムスケ、ジョンソンは「柱」としては今一つでした。
私なら休養十分の大瀬良を先発させたいです。2日スライドの難しさもわかるんですけども。
仮に中6日で先発した時の状態を100点とすると、私には中4日先発の状態は
中4 中5
ジョンソン 85 90
ノムスケ 60 70
薮田 70 80
ぐらいかなと感じています。
ちなみに2日連続スライドの大瀬良は85点。
もし今日大瀬良で負けても薮田とジョンソンが残っています。
今日薮田で負けたなら、中4日のノムスケとジョンソンとなるわけですよ。こっちのほうが私は不安を感じます。
<3>大瀬良大地 中継ぎ待機? 支持度60%
CSでもカープはシーズン通りの「ブルペン7名体制」で戦っています。
第1戦と第2戦は7番目にブレイシアを入れてきました。順当ですね。
ジョンソンが先発した第3戦は、ブレイシアに代わり藤井・・・かと思いきや7番手に岡田明丈を入れてきました。
もし今日から大瀬良が中継ぎ待機するとしたら、岡田に代わりベンチ入りする可能性が高い。
確かに大瀬良には中継ぎ投手としての実績があります。
しかし、それは去年までの話。今年の救援登板はゼロです。
大瀬良が出ていくとすれば「第二先発」か「ビハインド時」となるでしょう。
第二先発には前回好投した九里がいます。第二先発は九里でいいんじゃないでしょうか。
万が一薮田が早々に崩れた場合、イニング途中で今季初リリーフの大瀬良が登板・・・という展開は心配です。
「大瀬良が余ってるからどこかで使いたい。もったいない」もわかるんですが、今季のチームを支えてきた「いつものブルペン陣」で挑む方がベターだと思います。
<4>四番バティスタ 支持度40%
石井琢朗コーチの進言でCS第3戦は「四番バティスタ」で戦いました。
そして見事に空回り。苦笑
打順はいじらない方がいいと思いますね。左が来ても四番は松山竜平。
私には松山の調子が悪いようには見えません。そもそも9月・10月の月間MVPですよ。CSでのタイミングの取り方も悪くありません。
「四番新井」も同様です。開幕直後こそ新井が四番でしたが、ここに来てカープのほうから今年の打線の流れを変えていく必要はないと思うんですよ。
新井も病み上がりですけどグラウンドにはいてほしい。新井はやっぱり6番ファーストですよ。
状態次第では6番メヒアもいいですけど、私ならここはベテランに懸けてみたいです。
<5>代走野間
これは誰も発言していませんけど、ここまでのCS3試合で代走野間が一度も起用されていません。
今季のカープの「切り札」であり、ラッキーボーイ的な活躍を見せてきた代走野間。
幾度となく相手チームを諦めさせてきたミラクルな走塁。
今週の3試合では全試合で使いたい。
9回裏で1点負けている展開ならば、タナキクマルにさえ「代走野間」を出して勝負をかけたいです。
今シーズンの野間の得点は34。このうちの半分以上が代走で出て帰ってきた数字です。
野間の代走生還率は5割を超えています。野間を使わずに負けることはいかにももったいない。
私は盗塁王の広輔にさえ「代走野間」はあっていいと思います。
以上です。
緒方野球は「選手を信頼して任せる野球」です。
判で押したような偉大なワンパターン戦術。
選手たちには「決められた役割」を与え、そこを任せられた選手たちが自分で考えて役割を全うする・・・
それが緒方野球だと思うんですよ。
たくさんの引き出しは必要ありません。
緒方監督が自分で言ったんですよ。
「本当に頼もしい奴らだ、お前たちは!」
どんな窮地に陥っても、最後まで選手たちに任せましょうよ。
今季、バティスタには四番の役割を与えてきませんでしたし、大瀬良にもリリーフの仕事はさせてきませんでした。
薮田とノムスケの中4日もありませんでした。←ここは決定事項のようなので、もう黙って応援します
今日のブルペン陣は休養十分。
リード時に大瀬良を出したり、岡田をベンチに入れる必要はありません。
むしろ「慣れていない職場」では大瀬良や岡田のほうが不安要素を抱えています。
今日の理想は薮田が6回以上を投げ、一岡今村中﨑の勝ちパターン継投で逃げ切る展開。
今日に関してはスクランブル登板や奇策は全く必要ありません。
ブルペン陣は3連投です!
今季何度もやってきたんですから。