梅雨が明けましたね。
まだ夏休みにも入っていませんが、早くもカープの優勝マジックがどうとかこうとか。
6回の中田廉のピッチングは燃えました。彼が昨日のMVPです。
しかし試合になったのはそこらへんまででしたね。
8回以降はもうカープの応援をやめました。
圧倒的すぎて・・・少し引きました。笑
7回裏、1点リードで一岡を投入し勝ちパターンの継投へ突入。
西岡剛がなんか吠えてた頃、私は
「ああこれ、今日もまた8回に4~5点取るパターンやなあ」
と思ってました。
「8回にとどめを刺し、接戦を大差の試合に置き換える」という展開、去年も今年も何度も見ましたからね。
案の定、8回表に新井のツーベースと野間の狂気の走塁で5-3。2点リード。
もう勝ちました。十分です。
これ以上点数は必要ありません。どうせ中崎・今村を出すんだし。
しかし息の根を止めるまで打ち続けるのがカープ打線。
広輔の3ベースには「もうやめとけ。勘弁したれ」と思いました。
しかしその後も連打連打のマシンガン。
8回8点。
9回3点。
合計11点。
もうね、強すぎてね、
「広島カープおもんねーわ」
でした。
もうね、漫画で言うとね
「キャプテン翼」
ですよ。
主人公の強さがインフレしすぎ。
あまりにも翼君が無敵すぎて漫画としての面白さがなくなりかけたころ、筆者の高橋陽一さんは逆に翼君を「巨大な敵」に見立て、それに挑む相手チームのライバルたちを主人公に据えるというアングルで中学時代を描きました。
これはかなり面白かった。新鮮でした。
新田瞬が「ノートラップでシュートしないと翼先輩のマークを外せない」とか
早田誠が「ドライブ回転は無理だから俺は横回転を磨いたんだ」とか
立花兄弟が「スカイラブはあと1発しか発射できない」とか
松山光が「才能のない奴は努力するしかないんだ」とか
燃えましたねー。
・・・
ん、なんかムズムズしてきたな・・・
ん、なんか私もやりたくなってきた。笑
ということで、今日は「打倒広島」について考えます。
どうしたら今のカープを倒すことができるか。
ちょっと考察してみましょう。
■緊急提言
カープに勝つ方法を考えよう!
カープは今、黄金期を迎えつつあります。
その強さは「根っこの太い大木」のようで地に足を付け、基本がしっかりできてます。
そしてチームワークも完璧。
昨年優勝を経験し、今年も開幕から独走しているカープの選手たちには油断も隙も全くありません。
どうすればこのチームを倒せるのか・・・
総合力でかなわないなら、目に見えない「無形の力」で勝ちましょう。
補強ではなく今いる自チームの選手の中で結束し、チームの勢いを生み出したい。
自分は「ガッツあふれるチーム」が好きなんですよ。
理想のイメージは1988~89年の近鉄バファローズ。
最後まで試合を諦めない情熱的チームでした。
今、お金をかけずにカープに勝つにはこれしかない。
具体的にどうするかと言うと
「ブライアントを獲得する!」
じゃなくて、私ならチームの一体感を高めたいです。
スタメン選手は技術よりも「性格優先」で起用したいところ。
<1>ハングリー精神を持った選手
例:梵英心、福井優也
<2>熱さや悔しさを表に出せる選手
例:小窪哲也、野村謙二郎
<3>個人よりチームを優先できる選手
例:栗原健太、金本知憲
こういう選手ばかりで一軍のチームを編成したい。
最後まで諦めないチームを作りたいです。
仮に3割30本の四番打者がいたとして、彼がもしエルドレッドのように全力プレーをする選手だったらスタメンでガンガン打ってもらいましょう。
しかしもし彼が自分の成績やインセンティブのことしか考えないような選手なら、思い切ってベンチから外しましょう。
カープを倒すには個人プレーではなく、チーム全体で一丸と立ち向かわないといけないと思います。
あの頃の近鉄にはブライアントと阿波野秀幸という投打の両輪がいましたが、それだけであの奇跡を起こせたわけじゃないと思うんです。
ベテラン梨田、新井に淡口。
若手の鈴木、村上に、ムードメーカー吉田。
ピッチャーは小野、高柳のノーマルな選手に加え、アクの強い吉井と加藤哲郎。
そんな個性的メンバーを仰木監督と中西太コーチが結束させ、野武士集団で無敵の常勝ライオンズに挑んでいました。
あの頃の近鉄は決して投手王国でもないし、ミサイル打線でもないし、機動力があったわけでもありません。
ただガッツはあった。
チームが一致団結して、ベンチの選手までもが決して最後まで諦めないチームでありました。
やっぱこれじゃないですか。
王国を倒す力は。
クワや竹を持って百姓一揆!の勢いですよ。笑
今らか決起集会を開いて
「最後まで戦おう! 俺も首をかけるから、みんな俺についてきてくれ!」
と団結しましょう。
まずは泥臭く全員が全力疾走をしましょうよ。
もし今年優勝できなくても、絶対来年に繋がりますって。
今の常勝カープに対抗できる「ガッツあふれるチーム」をカープの選手で作ってみたらこういう感じ。
1.梵英心 6
2.小窪哲也4
3.山崎隆造5
4.栗原健太3
5.長嶋清幸8
6.ブラウン7
7.音重鎮 9
8.木村一喜2
9.福井優也1
抑え 豊田清、横山竜士
ガッツなら誰にも負けない面々です。けっこうイケそうじゃないですか!
3番山崎がポイントです。何でもできる繋ぎの3番。
尾形佳紀も足が万全なら入れたいです。栗原が贅沢というならアイルランドで。←失礼やろ