2025年の坂倉節

2025.5.27(火) 

巨人 1-2 広島 富山 

「人生で一度も富山県に行ったことがない」という若者が多い。別に構わない。

私は富山アルペンスタジアムで野球をしたことがある。

その時、富山アルペンスタジアムのこけら落としで第1号ホームランを打ったのが星陵高校の松井秀喜だという話を聞いたことがある。

私はその時「浅井樹はどうしたんだ」と強く思った。30年前の話ですよ。

 

寸評

玉村昇悟。5回0/3、1失点。

中途半端な継投でした。まあ中8日のスライド登板だったので、新井の頭は鼻から「玉村は5回まで」というプランだったのでしょう。日曜日の床田完封の影響も大きい。

玉村の調子は良くも悪くもありませんでした。私は玉村を

「先発3番手で大瀬良より上」

と見ていますが、新井の考えはまだまだ大瀬良>玉村のようです。

 

佐々木泰。3打数1安打。

8番サードでスタメン。今は8番が似合ってるかな。

よく頑張ってますが6番はまだ無理かな。7番は可。

安仁屋さんが「佐々木泰は山本浩二に似てる」と夢みたいなことを言いましたが 全く似ていません よ。

佐々木泰は小窪哲也に似ている。3打席目のコンパクトなライト前ヒットを見てますますそう思いました。ジキル氏のようでした。

佐々木は時々荒れ狂ってバットを振り回しますが、その時は町田公二郎を彷彿とさせます。佐々木泰は町田と小窪の二重人格。6番か7番が完成形じゃないか。

 

井上温大。7回2失点。

昨日も負けました。3勝4敗。小園のタイムリー1本で2失点。

ストレートはとても良質なんですが、井上温大はいつも「7回2失点で5勝5敗」って感じ。井上温大は玉村昇悟に似ている。

二人とも「押すと引く」をわかってない。

玉村は井上よりもキャリアを積んでいる。だから私は

「そろそろピッチングがわかってきただろ」と言いたい。

 

ピッチャーはいいタマばかり投げなくていいんですよ。

7回で100球投げるとすれば、いいタマは30球くらいでいいと思います。

大瀬良と北別府は神経質なので50球くらいベースギリギリを投げますが、坂倉と床田と川口和久は30球くらいしかギリギリを突きません。点差とか雰囲気とかを見て、押したり引いたりができます。

何にこだわってるのか知りませんが、マジメな子は常に

「1点も与えたくない」

と考えています。

井上温大もそう。玉村昇悟もそう。小園海斗もそう。みんなマジメなんですよ。

 

坂倉のリード

坂倉将吾。4打数1安打。

第1打席に左中間のツーベース。最近の坂倉はバッティングカウントで左中間にライナーを打つ。去年までなかったヒットです。

これまでは真ん中ストレートを右中間にライナーしてました。今はこれを左中間にライナーしてる。新しい打撃だな。

まあいろいろやって最低3割を頼む。できれば20発も打ってほしいね。5番坂倉にはね。

 

あと守り。

昨日の「2対1勝利」は坂倉抜きでは成立しなかった勝利です。ハッキリ言って坂倉の力で1点差を守り抜きました。

玉村を代えた6回裏の守備で、坂倉は塹江中崎に全球ストレート。

7回のピンチも浅野とリチャードに全球ストレート。

 

坂倉は玉村昇悟と長年コンビを組んでいますが、昨日の試合で坂倉の頭には

「玉村の勝利よりチームの勝利」

がキッパリ優先されていました。見てりゃわかるんですよ。 

 

坂倉の頭にあったのは

「ストレートで押せば甲斐もリチャードも必ず詰まる。ポテンヒットを打たれたって同点どまりだ。」

です。本人に聞いてみろ。私には聞こえたんですよ。

私と坂倉はいつも同じことを考えている。2000本安打とか玉村の勝ち星なんて1ミリも頭にない。

私と坂倉はこの試合に勝つことしか考えていない。

解説の清水隆行が

「坂倉捕手はバッターの反応をよく見ている」

と3回くらい言いました。

よくわかってるな清水。お前も野球をよく見ている。

 

清水隆行は松井秀喜と2番3番でコンビを組んできた選手です。

清水も富山アルペンスタジアムに来たことがあるだろう。

 

本日のゲームプラン

山崎伊織vs大瀬良大地。

今日も2対1か1対0でしょうね。新井は消極的すぎるし、阿部は送りバントしか能がないからです。

阿部はどうしたんだろう? 阿部は昨日送りバントを3回やりましたが、3回目は1点負けてる9回裏1死1塁でした。

成功したって2死2塁。ヒットが出ても同点どまり。まあ延長戦になれば田中瑛斗とライデル=マルティネスに自信があるんだろうけどさ。

 

巨人には岡本和真がいない。キャベッジと坂本はいてもいなくても関係ないが、岡本がいないのは絶望的に攻撃の核がいない。

カープで言えば小園海斗がチームにいないようなもの。タイプは違えど「チームの中心度合い」では似たようなもの。

こんな巨人に負けるわけにはいかない。失点は坂倉と大瀬良で抑える。

 

山崎伊織から1~2点取るのが第1のゲームプラン。

第2のゲームプランはやっぱり田中瑛斗や中川皓太をボコること。

6回終わって1対1とか0対0ならカープのペースだと思います。

だいたい昨日のケラーもヘボかった。あれを打って点を取れと言ってるんですよ、秋山キクファビアンがフライ3個で何やってんだ。

 

巨人のエースは昔から100球で降ります。

甲斐のリードも「大勢とライデルありき」です。甲斐も山崎も目標は7回100球です。

なんでかというと 岡本和真がいないから です。

今の巨人はスモールベースボールです。私はスモールベースボールが大好きです。新井貴浩もスキがあれば小園を矢野に代えています。

その野球は昭和では強かった。だが令和では4位どまりです。

本日のゲームプランはショート小園です。

ショート小園、セカンド矢野なら今日も勝てます。

ショート矢野、セカンド小園なら今日は負けますよ。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感