今年もドラフト予想を始めます。
結論から言いますが、今回は 私の欲しい選手 を書いていきます。
カープが現実に指名するであろう選手の予想は今日はやりません。情報がまだ足りないんですよ。
本番がもうちょっと近づいてきて情報が揃ったら、カープが指名しそうな選手を予想したいと思います。
今日は 私の好みの選手 を1位から順に書いていきます。
第1回選択希望選手
私の2025年ドラフト1位は
小島大河、22歳、捕手、明治大学です。
この子はハッキリ言って天才です。坂倉を大学生にしたら、きっとこんな感じだったでしょう。
打撃が柔らかく、それでいてパワーもあります。プロで20発以上打てる可能性のある捕手。
守備は普通。肩も普通。足も普通。右投げ左打ち。まんま坂倉。
打撃は小島君の方が22歳の坂倉より上かもしれない。
22歳の坂倉はセリーグの打率2位でしたが、小島君は それより上 かも知らんよ。マジで天才よ。
世間がなんで立石、立石て言うてんのか全く理解できん。小島大河こそドラ1で獲らなあかん天才打者やで。
去年の大学全日本で、西川史礁や渡辺聖弥を差し置いて4番を打っていたのが小島君でした。
その時は「きれいなバッターだな」と思う程度でしたが、4年になった今は凄みを感じます。
上の動画の中に小島君が早稲田戦で逆転スリーランを打つ場面があるのですが、この時明治は2点負けてて無死13塁のチャンスでした。
早稲田の投手は初球カーブを投げるんですが、このカーブの打ち方が もう天才 なんですよ。
小島君、たぶんカーブに張ってないんですよね。「ストレート7割、変化球3割」の待ち方に見える。
んで内角の甘い高さに来たから、右足で少し待って一発ホームラン。
このホームランの打ち方をするアマチュアのバッターは 高橋由伸 以来です。カープでは前田智徳以来。
「真っすぐを待ってて変化球をヒットするバッター」はたまにいますが、「真っすぐを待っててカーブをホームランするやつ」は滅多にいませんよ。10年に一人。
あれだけ生意気に足を高く上げて軽く3割打つ左バッターも小園海斗以来。その前は西田真二まで記憶にない。
とにかく小島大河は打者として由伸・前田クラスの天才です。坂倉も小島には負けるかもしれないよ。
「守備が普通」という評価も「プロの一軍に混ざれば」という意味ですヵらね。
大学野球ではトップレベルの守備力です。私なら立石に行かずに、小島大河を1位指名します。キャッチャーだし。
大栄利哉
第2回選択希望選手、
大栄利哉、18歳、捕手、学法石川高校。
おおさかえ、としや。またキャッチャー。右投げ左打ち。
今回は私の好きな選手を選んでますので、たまたまキャッチャーがかぶっただけです。私は坂倉が「FAしない」と思ってますよ。
カープの補強ポイントを無視して、私個人が「スゴイな、欲しいな」と思ってる選手の1位が小島君。2位が大栄君。
大栄利哉は9月5日から始まるU-18ワールドカップの日本代表。たぶん「7番捕手」くらいで先発するんじゃないでしょうか。
大栄君は小島ほどの天才型ではなく、泥臭いキャッチャー。
小島が坂倉タイプなら、大栄君は 末包タイプ な感じです。
末包ほどの長打力はなさそうですが、右にも左にもヒットを打てるみたいです。肩も強い。
この子は夏の甲子園に出てないので、映像が少ない。
それでも全日本に呼ばれるんですから、たいしたもんです。U-18で最注目の選手です。
あと彼、決定的に カワイイ んですよ♡
田舎の学校でマジメに努力する子はカープっぽいでしょうが。
ちなみに学法石川って石川県じゃなく、
福島県 の高校ですからね。
しかもけっこう田舎。←失礼
高校時代の内田湘大っぽくて、大栄君も好きだなあ。
でもカープがキャッチャーを獲るかなあ…
第3回、第4回選択希望選手
プロ志望届を出すかどうか知りませんが、
京都国際の 西村一毅投手(左左) と、
大阪桐蔭の 中野大虎投手(右右) の2人も気になってます。
2人ともU-18代表です。
京都国際の西村君は昨年夏の優勝投手。今年の夏も石垣元気のいる健大高崎を破りベスト8。
西村君は体の線がまだまだ細く、進学希望すればいいとこに進学できそうですが、カープに来てくれないかなと密かに期待しております。
投げっぷりもいいし、西村君のチェンジアップは魔球で非常に面白い。U18でも各国のバッターは苦しむと思いますよ。
大阪桐蔭と言えば150km右腕の森君が有名ですが、実は夏の予選で1番を付けたのは中野大虎のほうでした。
中野君は森に比べると、背が低くまとまった投手のイメージ。
まとまってると言っても148kmくらいは出ますよ。球威も十分です。
たまたま関西ローカルで大阪桐蔭の予選を放送してて、森君見たさに見てたら、この中野君の投げっぷりに惚れました。
顔はイカついんですが、インタビューの対応もすこぶる謙虚ですし、マウンドでの態度も非常に謙虚です。吠えたり叫んだりしないし、足がつっても必死にガマンしてました。
大スターの森投手の陰と言ったら怒られますが、腐らず頑張ってきた中野君が決勝戦の延長で負けた時は可哀そうでした。
森君とはライバルであり親友。中野君が「森と二人で甲子園に行きたかった」と言ってたのが印象的でした。サワヤカ。
5位、6位
5位は青山学院大学の一塁手、
小田康一郎 選手(右左)ですかね。
彼も青学で常廣や佐々木泰と一緒に連覇したメンバーの一人。ポジションはファースト。
ファーストの左打者ということで、各球団の需要はそれほど高くないんですが、彼も小島大河君と同様、大学全日本のクリーンアップを打ってる選手。
小島大河を高橋由伸とするなら、小田君は 松山竜平 って感じがします。そう、カープのまっちゃん。
松山も若い頃は毎年打率.300打って、チームの連覇に貢献しました。小田君もバットの振り抜きが美しい左バッターです。
近い将来、セリーグにもDH制度が導入されますから、小田君のような確実性の高い中・長距離法がカープにいてもいいと思います。佐々木泰とも仲良しだろうし。
6位には即戦力投手を挙げときましょう。
明治大学の 毛利海大 投手(左左)と、
鷺宮製作所の竹丸和幸 投手(左左)。
毛利君は明治大学で大学全日本。竹丸投手は大卒社会人の24歳になる投手。ともにスリムな左腕。
現実にはこの2人は「1位か2位で消えるドラ1候補」ですが、私の好みという点において6位ということで、ご了承ください。
毛利君の方がキレの良いストレートで三振を奪うタイプ。
竹丸投手は頭のいい投手のイメージです。広島市出身で崇徳高校出身というとこもポイント。
立石と元気
最後に立石正広(右右)と、石垣元気(右両)についても評価してみましょう。
立石君は創価大学のサード。右投げ右打ち。
今ドラフトの目玉で「6~8球団が競合するかも」と話題です。
佐藤輝明に似た大砲との触れ込みですが、私は佐藤ほどのパワーはなく、佐藤より確実性が数段高いと見ています。
上手く行けば 長嶋茂雄 のような華のあるサードになるかもしれない。
上手くいかなくても、松田宣浩 くらいにはなれるかも。←失礼
何もマッチをバカにしてるわけじゃありませんよ。
私はただ立石君が上手く育てば「打率.350,本塁打38発」のバッターになるかもしれないし、「打率.270、本塁打28発」でも大当たりじゃんと言ってるだけですよ。勘違いしないでね。
守備はポカが多いのか、全日本ではセカンドを守らされていましたが、私は立石のサードは花があって好きですよ。マジで長嶋みたいです。あんまり見たことありませんが。
立石君は良いバッターなのでしょう。でもなあ、カープには佐々木泰と内田と二俣がいるし、林晃汰もいる。
6球団のクジ引きをずっと避けてきたのがカープのドラフトです。
カープは今年も立石君を避けて、単独指名狙いのセコい公表をするんじゃないか。
健大高崎、石垣元気。
カープがこの子を1位指名する可能性は
きわめて高い
と思います。
なんでかと言うと、単独指名の可能性すらあるからです。
立石が6球団、即戦力投手に2~3球団、小島大河に1球団とかってパターンになると、案外カープが石垣元気君を1位指名する可能性もある。
石垣元気がメジャー志向ならFAで逃げられると言いますが、今時の高校生は全員メジャー志向ですよ。プロで活躍できれば、気持ちよく行かせてあげましょう。
もしどこかの球団が「石垣元気を1位指名する」と公言すれば、カープは撤退するかもしれない。しないかもしれない。
「3球団なら行かないが、2球団ならクジに行く」
というのがカープのいつものドラフト戦略です。
消極的とも言えますが、安全第一とも言えます。カープはドラフトで失敗できないんですよ。※参考記事