2022年セパ12球団順位予想

今日はセパの順位予想をやります。

去年はセパともに最下位チームが優勝するなど波乱の年でした。佐々岡采配にも驚かされることばかりでしたし。笑

今年も戦力が拮抗しており、セパともにどこが優勝してもおかしくありません。それに加えてMLBのロックアウトのため、外国人補強も全く先が読めません。

いちおう順位を付けてはみましたが、セパともに1位から6位までの力の差はわずかです。若手が伸びたり故障者が復活したチームが勝つのではないでしょうか。そこらへんに注目しながらご覧下さい。では始めます。前半がセリーグ、後半がパリーグです。


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セリーグ6位

セリーグ6位はズバリ

 

巨人です。

「またかよ」と言うなかれ。去年終盤の失速、リリーフの疲弊、中5日ローテの失敗、若手育成への過渡期・・・などを考えると、他の5球団より巨人は弱いと思います。

弱点は投手陣です。先発ローテで1年間回れそうな投手が一人もいません。菅野、山口、みな計算が立ちません。

そこでルーキーや育成選手に期待が集まりますが、私が注目しているのは2年目の戸田懐生投手(21)です。彼は角度あるストレートを投げますが、コントロールも良くまとまったタイプで実践向きだと思います。1試合のスタミナやセットポジション、シーズンを戦う体力などが未知数ですが、25試合に先発できれば10勝近く勝てる可能性を感じます。新人王レースのダークホースかもしれないです。

堀田、直江、大勢なども評判いいですが、私が最も安定感を感じるのは戸田投手です。

 

セリーグ5位

セ5位は広島です。

言うまでもなく佐々岡のオツムが心配。東出ヘッド(実質)の古くて新しい攻撃に期待していますが、オープン戦ではその可能性を全く示せていません。手の内を隠している可能性もありますが、近年オープン戦で同一リーグに手の内を隠すチームはほとんどなく、今年もおそらく3連打とタイムリーに期待するアホ野球が展開されると思われます。去年、誠也がいたチームでそれをやって4位です。誠也が抜けたので5位と予想するのは妥当でしょう。

強みは投手陣。だが弱みは守備力と走力です。守備で投手の足を引っ張り、足を使えないことで投手を援護できず、接戦を落とすと思います。

カープの最大の強みは投手を強くリードできる捕手・坂倉将吾ですが、その坂倉をファーストやサードで使うのですからお話になりません。

んで実は若手の成長を最も期待できないチームもカープかもしれません。理由は去年既に伸びちゃってるからです。今年はその伸びた選手で勝ちに行ってほしいのですが、佐々岡では勝ちに行く野球ができなさそうです。試合をボサーッと見てるだけだからです。

 

セリーグ4位

セ4位は阪神です。

阪神も実は上積みが少ないです。おまけに例の監督辞任騒動。またゴタゴタするんじゃないですかね。

実は矢野も3番近本とかキャッチャー坂本とかライト小野寺とか、おかしな作戦を取りたがります。他球団が最も嫌がるのは1番近本とキャッチャー梅野なのにね。

 

阪神優勝のカギは佐藤輝明、藤浪晋太郎、高橋遥人の3人。この3人が爆発すれば阪神は強い。だが阪神ファンでさえこの3人を計算に入れにくい。笑

ショート中野も現在故障中。中野が2年目のジンクスだと、阪神のショートは攻守共に弱くなります。

期待の若手は何度も書いてますが3年目の小川一平投手(24)。この投手のストレートは十分勝ちパターンだと思います。

 

セリーグ3位

セ3位はヤクルトです。

去年日本一ですがやはり投手力が全く足りません。

計算できる先発が一人もいません。高橋奎二がエース候補。奥川恭伸は15勝するかもしれませんが、ケガで4~5勝という可能性もある。リリーフ清水も昨年72試合です。今年も同じような成績は残せないでしょう。カープ栗林も心配です。

強みは若くて力のある投手が多いこと。原樹理のシュートは魔球だし、去年のドラ1木澤尚文も156kmのシュートをマスターしたとか。大化けしても全然おかしくはないのですが、阪神の藤浪と一緒で計算には入れにくいです。

1番塩見と3番山田が去年のように活躍できるかもカギですね。山崎晃大朗も実力者です。青木と塩見が不調でも戦力は落ちないでしょう。

 

セリーグ2位

セ2位はDeNAです。

なんつっても石井琢朗ヘッド(実質)の加入が大きい。オープン戦の戦い方を見ていると、とてもいい野球をやっています。

投手含めた守備力がちょっと弱いのですが、DeNAはライトオースティンとセカンド牧で点を取って勝つチーム。

控えにも足の速い子や打てる代打が揃っています。育成の俊足コンビと代打に神里、楠本、大田、細川などが控えます。ちょっとやそっとのケガ人でも攻撃力は落ちないでしょう。ソトを7番に置いているのも怖い。

 

課題の投手陣はコレという投手がいませんが、カープとのオープン戦で上茶谷大河が気合いの入った良いタマを投げてました。東も戦列復帰しますし、こないだ褒めた中川虎生や森下の友達伊勢大夢も良いタマを投げてます。

ま、それでも先発リリーフともに枚数は足りません。打線と機動力で援護したいところ。今年のベイはなんだか知らんがよく走ります。去年のヤクルトに雰囲気が似ています。1998年以来の日本一なるか?

 

セリーグ1位

私のセ優勝予想は中日です。立浪監督を大抜擢。笑

中日の長所は投手含めた守備力。短所はナゴド含めた得点力。栗原健太というマイルド路線から中村紀洋という劇薬で打撃陣がどう変化するか?

キャッチャー木下拓哉、ショート京田、セカンド周平、センター大島(岡林)はセトップクラスのセンターラインです。守りは固いでしょう。ビシエドとライデル=マルティネスも健在。根尾の強肩はスゴい武器だし、岡林弟の足もかなり速いです。

課題は得点力ですが、立浪がロースコアの野球を目指すなら、今年の中日は強いと思います。守って走れるチームだからです。私はスモールベースボールをえこひいきするのです。笑

 

注目の若手は3年目の石川昂弥(20)、2年目の高橋宏斗(19)・・・と言いたいところですが、さすがに若い。まだ戦力としては計算できません。ルーキーの鵜飼とブライトは爆発力があるかもしれません。20発くらい打つかもよ。

私が計算に入れたいのが小笠原慎之介(24)と藤嶋健人(23)。二人ともエースとセットアッパーになれると思います。去年もそう言ったんですけどね。

 

パリーグ

パリーグは一気に発表します。

1位ロッテ、2位西武、3位日本ハム、4位ソフトバンク、5位オリックス、6位楽天

優勝予想はロッテ。実は昨年パリーグで得点トップなのはロッテ。さらに今年は佐々木朗希が爆発しそうな予感がするんですよね。大谷翔平は3年目に15勝&22本塁打を挙げていますが、佐々木朗希がもし25試合に先発できれば15~22勝すると思います。

ケガがちなイメージの朗希君ですが、実は彼、ケガしたんじゃなくてケガしないように大事を取ってきただけです。岩手県大会の決勝戦もケガで登板回避したのではなくケガしないために登板回避しました。

私は森下ドラフトの時に佐々木朗希で行けと騒いでいた男です。佐々木朗希が20勝すればそれだけでロッテ優勝。シンプルな話です。

 

新庄ハムも優勝と言いたいところですが、きっと現実は厳しいでしょう。新球場で優勝しよう。

私は西武も好きでねえ。笑

堤一族と根本ドラフトの頃は巨人よりも嫌いでしたが、今ではすっかり健全ドラフトと育成路線で大好きなチームです。今井、高橋、松本が二ケタ。ケガに泣いた若林と外崎の復活。人気者の呉念庭。いいとこまで行けると思います。

ソフトバンクは強そうで弱いです。ギータの劣化、周東のケガ、先発不足。モイネロは最強ですがそこまで繋げるかどうかが怪しい。

オリックスはいくらなんでも由伸とラオウが去年より数字を落とすでしょう。宮城も高卒3年目。去年の疲労が残るんじゃないか。山岡もケガ。福田と宗は今年も活躍するでしょう。私は紅林をあまり買っていません。

楽天は石井監督がどうも気になる。アホっぽいという意味。自慢の先発陣も去年たいしたことありませんでした。あれから1年、年齢が増えました。今年もたいしたことないと思います。足も遅けりゃ長打もない。どんな野球がしたいのかイマイチ見えてこないので最下位。

セは中日、パはロッテ。守れるチームに優勝してもらいたいです。