2020年のヘロニモ=フランスアに期待すること

佐々岡監督が明言。

「ローテ残り2枠は競争」(デイリー)

この記事ではローテ4枠が確定。大瀬良、KJ、森下、床田。

残り2枠を九里、薮田、遠藤で争う模様。

野村祐輔どこ行った?一軍にはいるはずですが。

私の構想通りノムスケリリーフプランが進行中なら、こんなに嬉しいことはありません。


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佐々岡カープの最重要人物とは?

プロ野球の開幕がいよいよ3週間後に迫ってきました。

カープの練習試合は12試合。ビジターが多いなあ。感染者が一番少ないのに。

別にそれはいいですけど、この3週間で今シーズンの順位予想を立て直してみたいなと思っています。

 

特に最も注目したいのがヘロニモ=フランスアです。

私はこの選手がカープの最重要人物だと思っています。打の誠也、投のフラ。

 

フランスアの現状

そのフランスアがずーーーっと調子が悪い。

なんなら昨年のシーズン中からずっと悪い。

昨日も打者8人に被安打4だそうで、キャンプ序盤から1軍と2軍を行ったり来たりしています。

さすがの私もほんのちょっぴり心配になってきました。

 

さっきも言いましたけど、私の構想では打の誠也、投のフランスアがいてこそ最強カープ。両輪。

誠也は今年も順調そうでほっといても大丈夫。今年もやるでしょう。目指せ4割。

フラはちょっと心配です。

 

皆さん、フラの去年の成績を覚えてますか?

私は覚えてません。

なので振り返ります。

2019フランスア

登板数67 8勝6敗12セーブ(18H) 71回2/3 被安打55 本塁打8 四球32 三振94 ERA2.76 WHIP1.21

 

圧倒的ではないものの、実はそこまで悪くありません。なかなかの好投手。

被本塁打8本もまずまず少ないんですが、決勝被弾が多かったため印象が悪い。

与四球率はこんなもの。フラに細かいコントロールは求めません。三振を取ってくれ。BB9は11.8でした。

 

実は好調だった2018年の成績も2019年とよく似ています。

2018年は47試合でERA1.66、WHIP1.11、BB9は11.2。防御率以外はあんまり変わりません。

だけど私の印象が「2018年=絶対的守護神」で「2019年=ただの好投手」なのは一体なぜか?

 

フラには圧倒してもらいたい

その理由は明確に被打率の差

2018年のフラは相手を圧倒していました。

2019年のフラは圧倒できていませんでした。スライダーとチェンジアップで抑えていました。

 

2018年のフラは2試合に先発。5/26と6/14。2試合ともKOされました。

んでリリーフに転向すると鬼神の活躍。

2018年、KOされた先発2試合を除く救援限定での被打率は脅威の.148。2019は.213

被打率.150未満は絶好調時の佐々木主浩、藤川球児、デニス=サファテのレベル。

しかも2018年のフランスアはランナーを置いた場面での火消しが多く、印象値も高かった。ストレートも速かった。

 

2019年は一年を通じてストレートの威力が落ちており、2018年の疲労なのかと思ってました。

配置転換コロコロ起用も気の毒でしたが、今年はフラに圧倒してもらいたい。

 

他球団から研究されたとは全く感じません。

2019年はチェンジアップの被打率が.108、スライダーも.171。

研究されたのなら変化球をもっと打たれているはず。

なのに打たれているのはストレートとツーシームなんですよ。ストレート.267。ツーシーム.250。ソースはこちら

 

2020年のフランスア。

去年のままだとカープは苦しい。

ベテランのカピバラチームと新顔の中村恭平、菊池ヤス、岡田明丈、野村祐輔(!)がフラの代わりに勝ちパターンで起用されるとセリーグぐらいは勝ち抜けます。

 

去年のようにガンコなこだわりを続けるとまたヘタを打ちます。

フラが盤石&圧倒ならそれでよし。

練習試合で調子が上がらないようなら、中村恭平と菊池ヤスをクローザーに近い場所で使いなさい。

去年から言ってます。

 

佐々岡監督は去年中﨑とフラにこだわった投手コーチでした。

若干の心配が残ります。