今日は得点経過を書きません。
磯村のバスターもキクと誠也のタイムリーも美しかった。
野村祐輔の粘りのピッチングはまあ普通。当然で日常の6回1失点。
巨人の失速は「ざまあ見ろ」って感じ。実力不足で練習不足。さっさと岩隈久志でも補強しろ。わっはっは。
そんな「美しいもの」を全部吹っ飛ばした一本の美しすぎるホームランを今日は書きたいと思います。
坂倉将吾プロ初ホームラン
ああそうなの?
何発も見たことありますよ。坂倉のホームラン。
そうか。あれは全部ファーム選手権やオープン戦だったのか。
2019年8月1日(木)。東京ドーム。巨人戦の9回表。5対2。カープ3点リード。
巨人の投手は大竹寛(36歳)。試合前の防御率は2点台。この日も敗戦処理で登板。
先頭西川龍馬は三遊間の深いところにゴロを打ち内野安打。菊池バント。バティスタ右飛で2死3塁。
四番鈴木誠也が申告敬遠。5番に入っていた今村猛に代わり代打・坂倉将吾(21歳)。
はっきり言って大竹は良かった。投げミスはゼロ。コマンド百点満点。左打者への外角シュートと低めの高速チェンジアップがばっちりでした。
2死13塁。坂倉にも外シュート外シュートでカウントワンワン。
「次は内角に来るかもね」ってところで小林誠司は内角に構える。
正直者の大竹寛も内角低めに糸を引くストレート。はっきり言って美しかったよ。このストレートも。
146km。一閃。腕を折りたたんで強振する坂倉本来の天才的バッティング。
皆さんは何を思い出しましたか?
私は1992年に前田智徳が石毛博史から打った逆転ツーランを思い出しましたね。
あれも東京ドームだったな・・・
美しすぎるホームラン
カープで最も美しいホームランはどれだろう?
1986年の日本シリーズ。山本浩二が東尾修から打ったライトスタンド同点ソロ。
1987年の市民球場。小早川毅彦が江川卓から打ったライトスタンド逆転サヨナラツーラン。
1975年の後楽園球場。ゲイル=ホプキンスが高橋一三から打った初優勝決定スリーラン。
1984年の長嶋清幸、2016年の鈴木誠也の2試合連続サヨナラホームラン。
どれも美しかったなあ・・・
私のマイベストは昨日の坂倉将吾ですね。
カープ史上最も美しいホームランです。
久々に吠えました。
はっきり言って坂倉が打たなくても試合には勝てました。
でも野球って打撃って美しいものだなあと思いました。
2006年トリノオリンピック。
フィギュアスケートで金メダルを獲得した荒川静香の代名詞イナバウアー。
あれも技術点はゼロだったらしいのですが、会場と世界の観客を魅了しました。
昨日の坂倉のスリーラン。大勢に影響はないのですが、巨人ファンまで魅了しました。
東京ドームのライトスタンドまで大騒ぎ。
天才。
坂倉。
始まりました。
もらったんじゃないか。2019年も。4連覇。
最高のムード。
今日は移動日ゲーム?
そんなのクソ食らえです。
マツダスタジアムです。大瀬良大地です。
何連勝かわかんなくなるくらい勝っちゃいましょう。8月がプロ野球の本番です。
巨人はもうカープの後ろですよ。抜き去りました。
祭りだ、祭りだ、わっしょいわっしょい。イナバウアー。