2019年の西武ライオンズはカープが目指すべきチームだった

西武ライオンズ2連覇決定!

カープファンもこれにはニッコリ。

なんでか?

西武も毎年主力が流出するチームだからですよ。


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20年間で5度目のV

30年前の西武はドラフト破りが得意技でした。

2004年、堤オーナーの辞任以後、地味で堅実なチーム作りに方針転換。

2004年、松井稼頭央ポスティング移籍

2007年、松坂大輔ポスティング移籍

2008年、埼玉西武ライオンズに呼び名を変更

 

1980年代に6度、90年代に7度優勝した西武ライオンズ。2000年以降は4度しか優勝していない。

2019年で5度目の優勝。20年で5回優勝。十分立派です。

ちなみに2000年代はソフトバンク5回、ダイエー2回でホークスが7回

日本ハムも5回と健闘。ヒルマン2回、梨田1回、栗山2回。

近鉄、ロッテ、楽天が各1回。オリックス・・・

 

主力が抜けても勝てるんです

浅村栄斗と菊池雄星の移籍からスタートした2019ライオンズ。

このサンスポの記事を読んで下さいよ。西武の頑張りがこの記事によくまとめられております。

雄星&浅村抜けても8.5差逆転(2019.9.25)

 

2018年のCS敗退から始まっていたんですね。辻ライオンズの2019年は。素晴らしい。

一方のカープはどうだったのか・・・私、非常に気になります

 

浅村が抜けて、雄星が抜けた。炭谷はまあ、いてもいなくても・・・

カープからは新井が抜けた、マルが抜けた、エルドレッドもジャクソンも抜けた。天谷はまあ・・・

 

カープの3連覇もマエケンが抜けたり、黒田が引退したり、名コーチが退団したり、いろいろ「ロス」はありました。

しかしそれを新戦力で乗り越えて頑張りました。

2019年の西武なら何と言っても正捕手の森友哉。MVP確実の大活躍。しかも首位打者&100打点。

外崎も25発。金子は盗塁王プラス守備で大貢献しました。

投手陣は規定投球回に達した先発投手ゼロ人。リリーフ平井は81試合登板。何時代?昭和かよ・・・

今年もチーム防御率12位でリーグ優勝。こういう野球もあるんだな。マネしたくはないですけど。

 

若い力が必要だってこと

2019年のカープの敗因。

丸の穴など無関係。日本シリーズ後にカープの敗因を総括したいと思いますけど、私は「丸の穴はむしろカープのストロングポイントだ」と思ってました。

ここに野間がハマるのか、堂林がハマるのか、高橋大樹がハマるのかとワクワクしかありませんでした。岩本・・・

 

今年もカープは誰かがチームを去ります。

正捕手かもしれないし、2番打者かもしれません。

そこを埋める若手のギラギラした向上心こそ、常勝カープのエンジンだったはず。

それを1番田中、2番菊池で固定して、3番候補に34歳の長野を連れてきたのはやっぱり愚策でしたね。

2020年のカープはやっぱり練習して競争しなきゃ。

 

今年の敗因は野間峻祥と薮田と岡田。中村祐太もかな。

来年も同じじゃダメ。

来年、坂倉将吾は森友哉になれるし、中村奨成は数年後きっと秋山翔吾みたいになれると思います。

 

熊代選手のお面芸

30歳の守備固め選手、熊代聖人選手のお面芸が面白い。

2018年10月21日、CS敗退後に流した辻監督の涙が話題となりました。

1年後の2019年9月11日。

西武はホームでソフトバンクとの天王山。

試合前ミーティングに熊代選手が辻監督のお面をかぶりながら登場。

1年前の辻監督の号泣を笑いを交えて再現したそうです。

 

和んだ空気の中にピリッとケツの穴が引き締まる素晴らしいコントだと思いました。

上本崇司が一軍にいなかったこともカープの敗因かもしれないなぁ・・・

 

おしまい。