2点差のままなら9回裏は栗林でした

2023.6.8(木) 

日本ハム 2-7 広島 エスコン 

ちょっと恥ずかしいことを発表します。

私、昨日までエスコンフィールドは「人工芝」だと思ってました。

ところが事実はまさかの天然芝。エスコンフィールドは天然芝だそうです。人工芝にしてはイレギュラーバウンドが多いし、ゴロも止まるなあとは思ってたんですよ。

北広島は雪が積もるし日照時間も短い。そこでまさかの天然芝。いや驚いた。聞いたことあるような気がしたけど、実際に見てみて色合いも人工芝っぽい色だったので騙されてました。

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試合の振り返り

昨日の試合はカープ6安打でハム3安打。スコアは7対2。

先発コルニエルが7回2失点。先発転向7登板目でようやく嬉しい初勝利。

私が「大したことないよ」と指摘していたツーシームを減らして、スライダー主体のピッチングに変えて立て直しました。

ハム打線がおとなしかったことや、秋山と矢野のファインプレーで気分的にもノッたでしょう。坂倉のリードも良かったです。

 

4対2で迎えた8回裏に島内が登板。

私はコルニエルが続投して9回が島内だと思いましたが、新井は8回に島内を登板させました。

「ちぇっ。矢崎とターリーは節約したいのにな・・・」

と思っていたらブルペンには栗林良吏の姿が。

 

「おお! 3~5番に栗林を当てるのか。いいぞ、新井!」

と思いましたが、9回表に田中広輔がダメ押しスリーランを放ちます。7対2。

 

「なんだよ。栗林のセーブが消えたじゃんか。笑」

5点差に広がった9回裏には中崎翔太が登板しました。いいと思います。

 

先発コルニエルが95球だったんですよ。私は続投させたかったが、新井はおそらく先をにらんでコルニエルの「先発初勝利」を優先させたのでしょう。白星1個でコルニエルが自信を付ける。この先に繋がる。

一方、8回9回の順番は栗林→島内ではなく、島内→栗林を選択。

この意図はよくわからない。栗林には自信を付けさせる必要もなければ、セーブを付ける必要もない。

強いて言うなら9回表に追加点が入れば栗林で、2点差のままなら矢崎で行くつもりだったのかもしれない。わかりません。

 

情報量の多いプレー

もう一つ、昨日の5回表に情報量の多いプレーがありました。

それがこちら。

平たく言えば「走者一掃のシングルヒット」なんですけど、タイムリーを打った野間に付いたのは当然2打点だけですよ。

 

2死満塁で野間がライト前ヒットを打ちます。

走者2人が生還し、ライトからのバックホームをキャッチャーが後逸します。

それを見た1塁走者の矢野がホームイン。野間もその間に2塁へ到達。カープ一挙に3点。

 

というのが上のプレー。

ここまでならよくある話。

ただホームインした2塁走者の上本崇司が球審と接触して「みぞおち」あたりを抑えて倒れ込むんですね。

それを見た3塁走者の坂倉がプレー中なのに「ヤバい!担架だ!」と味方ベンチにアピール。

上沢も清水優心も「どったの?」って感じで上本を一瞬チラリと見たんですよ。

その隙に1塁走者の矢野がもうホームベース手前まで来ている。

 

清水優心は坂倉の「担架だ!」を見たか聞いたか、キャッチャーミットを外すんです。

んで矢野の足音に驚いて慌ててミットを付け直す。間に合わず矢野が生還。貴重な3点目が入りました。

 

試合後に新庄監督は「あり得ない!」と激怒。デイリースポーツ

温厚な新庄が選手を名指しで批判するのは非常に珍しい。確かに清水優心が悪いし、厳しく言えばプロ失格。

清水優心は坂倉が担架を呼んでる姿を見て、勝手にプレーを止めちゃいました。優しい心なんですよ。

だが矢野が走ってる間は球審もタイムをかけられません。 

上の動画を見る限り、清水がミットを外さなくても矢野はセーフだったと思います。 

 

清水はプレー中に別のことを考えました。いわゆるセルフジャッジをしたということ。まあ監督に怒られるのは当然です。

しかし「怠慢プレーだ!」と切り捨てるのは可哀想だと思います。相手選手への優しさが勝負への甘さとなりました。清水はまだ若いってことですよ。 

ちなみに上本はこのプレーで負傷退場。代わりに入った田中広輔がダメ押しスリーランを打ちました。

 

一軍と二軍の入れ替え

北海道で3連勝。交流戦で首位浮上です。笑

5勝4敗で首位。最下位でも3勝5敗ですから今年は大接戦です。

そんな中、カープは千歳空港から千葉へと移動。

千歳空港→羽田空港→千葉マリンは案外近い。乗り物に乗ってる時間は2時間くらい。アイドルタイムを含めて3時間くらいで行けるんじゃないかな?

すると12時頃にはマリン到着。広島→東京より負担は少ないような気がします。

 

昨日も書きましたが、私は今日一軍二軍の入れ替えがあると思います。

具体名を挙げると

・マット=デビッドソン (95%)

・小園海斗 (20%)

の両名です。カッコ内は昇格確率。

 

デビッドソンは二軍でバリバリです。今日林晃汰と入れ替えで一軍に合流する確率は95%

カープ二軍は昨日鳴尾浜で阪神と公式戦でした。デビは2打数1本塁打して途中交代。おそらく昨日のうちに千葉のホテルにチェックインしていると思われます。

小園海斗のほうはと言うと、昨日は9回までフル出場しています。結果は4打席4四球。なんか珍しいことになってます。笑

小園は若いから今朝の新幹線で千葉入りする可能性もありますけど、その確率は20%程度ですかね。

小園が上がるとなると落ちるのはおそらく韮澤雄也。一塁守備固めで頑張ってますけど、野間が復帰したので韮澤の打席数は減るでしょう。二軍でスタメンさせる方が韮澤のためになるかもしれません。

 

今週のゲームプラン

今週はZOZOマリンでロッテ3連戦。

ロッテは現在パリーグの首位で、こちらもハムのような守り勝つチーム。新井カープにとって相性のいいチームかもしれない。

ただしカープは千葉マリンが苦手。あの強風にはいまだに慣れないです。

カープの予想先発は床田→森下→黒原拓未。

ロッテは西野→種市→佐々木朗希。

3戦目がほんのちょっぴり苦戦を強いられると思われますので、できれば1戦目2戦目を大事に取りたい。ただ西野と種市もかなり強敵ですよ。

 

3連敗は絶対避けたい。1勝2敗は仕方ないという感じになりそうです。

今日の床田-坂倉で西野に勝てれば大きい。西野はここまで7試合に先発して6勝1敗、防御率2.40です。

明日はデーゲームなので森下とアツが組むでしょう。

明後日は黒原vs佐々木朗希。絶対負けると決まったわけではありません。朗希くんもストライクの入らない日があります。

 

デビッドソンは二軍で2ホームラン。打ったのはどちらも変化球。相変わらずだなあ。笑

ロッテがどこまでそういうデータを持ってるか知りませんが、西野と種市のフォークボールが甘くなればデビが一発打てるかもしれません。

上本は軽傷。息ができなくなっただけじゃないですか。サードスタメンの可能性もあり。

9番ショートは矢野でしょう。ただし今日小園が昇格するなら「9番ショート小園」があり得ます。こちらは20%以下の確率です。

 

新井は北海道で「4番1塁松山、6番DHマクブルーム」を2試合続けました。

千葉でも続ける可能性がある。そうなると7番坂倉、8番デビ。これはちょっとどうかなあ・・・