3番田中に異議アリ!

2019.3.17(日) オープン戦
広島0-0オリックス マツダ

アメリカのルーズベルト大統領は「プロ野球で一番面白いスコアは8-7だ!」と言いましたが、私は「0-0から8回裏に1点取っての1-0」が一番好きです。
9回裏に1点取ってサヨナラ勝ちの1-0はオシャレじゃないです。ちょっぴり幼稚。
大人の1-0は試合終了直前に1点取ってエースが続投しての完封勝利です。
最近は9回をクローザーで締める完封リレーも許せるようになりました。少し大人になりました。

■クリス=ジョンソン
昨日も寒かった。気温も打線も。
6回0安打0失点と言いますが、そんなめちゃくちゃ良かったとは思いませんでした。
いつものジョンソン。出来は「普通」か「今日は球が高いかな」ぐらいの感じ。
火曜日の2回6失点の時も全然悪い感じじゃなかったです。打球が良いとこに飛んでただけですよ。
本番では大丈夫でしょう。オープン戦用語で言うなら「開幕に間に合った」という感じでしょうか。

■オリックスの榊原
7回1安打無失点。20歳。良い投手です。新人王の資格もあるとか。
私、去年この投手のことを野茂英雄みたいだとコメントしました。
オリックスは本当に若い好投手が多い。今年は楽天が面白いと思っていたんですが、則本が故障したのでパの優勝予想はオリックスに乗り換えます。笑
吉田正尚&メキシコ人のコンビもイイ。まだ山岡泰輔と左の田嶋もいるし、抑えは増井と吉田。
津田の後輩、南陽工業・岩本輝もまだ26歳です。

■高コーチ「1~5番を固定したい」
「理想は」という前置きをして「上位打線を固定したい」とコメント。
交流戦かオールスターあたりで3番を固定できればそれこそ理想ですね。
現実は9月になってもオタオタしていそうです。苦笑
どうやら今年も1番2番がタナキクなので3番は左打者が有力。4番5番は誠也松山。
本命は龍馬。対抗が坂倉と安部。穴が堂林と高橋とバティスタ。長野と下水流はない。

2019シーズンは「タナキク龍馬」が一番数多く試されそうです。
しかし贅沢言えば面白くないんですよ。この上位打線。
若さとスピードが足りない感じ。ごめんなさい正直で。
タナキクの1番2番はほんのちょっぴり古くなってます。
よく言えばいぶし銀。悪く言えばトップスピードじゃなくなってきた。
丸もそう。大人のシブさが出てきた分、足と肩は確実に全盛期を過ぎました。

3番龍馬もなんかちょっと気持ち悪いです。2番龍馬とか5番龍馬は収まりがいいんですが。
これはタナにも言えます。3番タナは気持ち悪くて、2番タナは気持ちいい。好みの話。

2019年の私の理想はノマタナキク誠也松山西川安部會澤です。
2020年はタナキク2人で6番7番。1~3番は小園野間坂倉とか。

ただしタナとキクを一緒くたに論じちゃいけないと思います。
キクと丸はレギュラーを6年務めて今年が主力としての7年目シーズン。
タナはレギュラーを4年務めて、主力としてはまだ5年目。

キクとマルは若い頃のスピードがなくなった。
でもタナはまだあと2年はショートをフルイニングで守れます。
キクはシーズンを休ませながら使いたい。
タナはフルイニングで出ても問題ないでしょう。左のワンポイント相手に代打が要らないなら。

■中国新聞の動きまで予想してみる
今年もタナキクの1番2番で戦うことになりそうです。ヤだけど
巨人の原監督は2番丸をやめて2番坂本を試し始めました。
なんだよ、俺のアイディアをパクんなよ。←ウソですごめんなさい
柔軟でいいと思います。あとは4番岡本を動かせるかどうか。やっぱここまでの岡本は様子がヘンです。あんま成長してない感じ。

緒方監督も頑固だからちょっと心配。
去年の終盤もタナキクマルにこだわってヤクルトに追い詰められたし、日本シリーズでソフトバンクに4連敗したんだけど。
2019年、カープがスタートダッシュに成功しても失敗しても、1番田中と2番菊池はいつか必ず中国新聞でやいやい言われそうな気がする。

今年のどこかで中国新聞に「タナキクは解体する時だ」って言われると思う。
開幕ダッシュに失敗すれば早い時期に言われるかも。
タナキクが機能すれば3番にプレッシャーがかかりそう。坂倉には厳しいかもしれない。
タナキクが機能しなければ試合に勝てない。誠也がいつもソロホームラン。

ちょっと下り坂かな、1番2番のタナキクが。
5~7番ならシブく光ると思います。僕らのタナキク。
分けてもいいです。2番田中で6番キク。