[妄想解説]中田廉vs島内颯太郎

この物語はフィクションです。
中田も祐太も島内も庄司も一切このような発言をしておりません。
全部変態管理人の妄想です。よろしくどうぞ。

2019年3月7日(金) 午前9:00
マツダスタジアム・ロッカールーム

中村祐太
おはようございまーす・・・ってまだ誰も来てないか。
あれ? 廉さん?

中田廉
うーす。

祐太
今日は早いっすね。

中田
うん。ちょっとお前に話があって。

祐太
なんすか?

中田
俺さあ、昨日、祐太にそっくりの小学生を見かけたんだよ。
ホントにビックリするくらいソックリ。

祐太
それが何か?

中田
いや。それだけ。ビックリとソックリ。
写メ撮っときゃよかった。

祐太
俺に似ている男の子って多いんすよ。
んじゃ俺、ランニング行きます。

中田
おいおいちょっと待ってくれ。
話はまだ終わりじゃねえ。

祐太
何すか、改まって。

中田
お前さあ、ルーキーの島内と話したことある?

祐太
ええ。ありますよ。一軍キャンプでロッカー隣でしたし。

中田
アイツってさ、先発やりたいのかな?中継ぎやりたいのかな?

祐太
さあ・・・
「一軍に残れるなら何でもやります」って感じじゃないすか?
知りませんよ、んなこと。

中田
そこで祐太に折り入って頼みがあるんだ。

祐太
はい。

中田
島内にリリーフやめて「先発に専念してほしい」って頼んでくんないか。

祐太
ヤですよ。めんどくさい。
自分で言えばいいじゃないすか。

中田
まあそれもそうだけど、年齢の近いお前なら言いやすいだろと思って。

祐太
島内を先発させるってどういう構想なんですか?

中田
昨日の社会人との練習試合でアイツ、1死満塁でリリーフして2者連続三振かなんかしてたろ。

祐太
ハイ。150km出てましたね。

中田
あれって俺の仕事なんだよ。

祐太
そうでしたね。

中田
サラッと過去形にすんな!
ああいう火消しは俺の仕事なんだ。

祐太
去年の日本シリーズでフラフラでしたもん、廉さん。

中田
今年は違う!と言いたいとこだけど、俺はまだ一度も一軍に呼ばれてねえ。
その間に島内が俺のポジションに収まると困るんだよ。
だからお前から島内に「先発はいいぞ」とか「リリーフは査定が低いぞ」とか言ってくんないかってこと。

祐太
なんか、このくだり去年も経験したんだけど。

中田
じゃオッケーか?

祐太
今回はイヤです。

中田
なんでだよ!?

祐太
アイツが先発組に回ったらまた俺のチャンスが減るじゃないすか!
廉さんこそアドゥワに「また一緒にリリーフやろう!」って言ってくださいよ。
アイツが先発調整のおかげで、昨日の俺の登板が流れたんですから。

中田
イヤだよ。せっかくライバルが減ったのに。
あのな祐太、お前には中継ぎって何でも一緒に見えるかもしんないけど、ランナーのいる時に出て行けるリリーフ投手って実はそんなに多くないんだ。

祐太
はい。それは理解できますよ。

中田
カープでは俺、フランキー、あとアドゥワくらいなんだ。
イッチーも猛も出て行くけど、あいつらは本来イニング頭が向いてる投手なんだ。

祐太
そこらへんの違いは何なんですか?

中田
先発投手にはわからんだろうな。
肩ができるまでの球数も大きいが、一番はやはりメンタルの部分だ。

祐太
絶対抑えるって強い気持ちですね。

中田
それが実は真逆なんだ。ニカッ

祐太
どういうことです?

中田
このランナーを返しても俺のせいじゃねえ。
俺は俺のベストボールを投げるだけだって気持ちのほうが良い結果を生むんだ。
仲間のために抑えようとか欲張ったこと考えると、かえって大量失点してしまうものなんだ。
これ永川さんから教えてもらってホントにそうだったんだ。

祐太
へえ。

中田
島内ってヤツはなんか飄々としてて、そういう割り切ったリリーフができそうな気がする。
アイツが俺のライバルになるとちょっとヤバいんだよ。

祐太
知りませんよ。実力で頑張ってください。

庄司隼人
ちょっと廉さん、俺の話も聞いてくださいよ。

中田
あれショージどしたの?

庄司
今の話、本当ですか?

中田
ああ本当だよ。

庄司
小園にも言ってくださいよ。
あと1週間でウエスタンリーグが開幕するぞって。
アイツ間違えてずっと一軍に居座りそうです。

中田
そうだな、あいつもヤバい奴だな。

祐太
バカばっか。
じゃ、おれホントにランニング行きますから。
あと廉さん、写メって既に死語らしいですよ。

この物語は全部100%フィクションです。