2018年の開幕時点でNPBに所属したプロ野球選手は902名でした。育成選手含む。
もしもそれを100人の村に縮めてプロ野球界のありかたを見てみるとどうなるでしょう?
12球団ありますので、だいたいどのチームも8人前後の選手が所属しています。
育成選手を多く抱えるソフトバンクと巨人には10人の選手が所属しています。
100人のうち88人が支配下登録選手で12人が育成選手。
100人のうち投手50人、捕手10人、内野手23人、外野手17人です。
27歳以下の選手が59人で、28歳以上は41人。
35歳以上は9人です。
1億円プレーヤーは12人。投手6人、野手6人。
12人のうち3人が年俸3億円以上。
3人のうちの1人は外国人選手です。
2018年、この村にやって来た観客動員数を100人とするとセが56人でパが44人。
球団別の内訳は以下の通り。
12人…巨人
11人…阪神
10人…ソフトバンク
9人…広島
8人…DeNA、中日、日本ハム
7人…ヤクルト、西武、楽天、ロッテ
6人…オリックス
日本人全体を100人とすると、2018年に球場に来場者数は「のべ21人」です。
この村人全員のお給料を500万円としたら、
80万円…ソフトバンク
60万円…巨人
45万円…阪神
40万円…オリックス、西武、ヤクルト
35万円…楽天、DeNA、広島
30万円…日本ハム、中日、ロッテ
となります。
巨人は丸に5年総額35万円を提示したと言われています。
ソフトバンクは1勝するためにお給料9,772円を使った計算。1番コスパが悪いです。
2番目は巨人。9,147円。
1番コスパが良いのが広島カープです。4,005円でした。
2番目が日本ハム4,228円。西武は3番目で大健闘。4,458円でした。
2018年のドラフト会議では支配下選手が9人、育成選手が2人指名され、新たに「100人村」にやって来ます。
ということは11人の選手が「100人村」から解雇又は引退をしているのです。
自らの意志で現役引退できる人は100人に1人くらいでしょうか。
毎年10人くらいはクビになる厳しい世界です。