6連敗は3年ぶり。3年前を思い出してみると・・・

広島4-5DeNA
これでカープ6連敗。3年ぶりだそうです。
3年前と言えば緒方カープ1年目。6連敗は開幕直後のことでした。

2015年
3/31 ●DeNA6-7広島 (大瀬良)
4/1 ●DeNA4-7広島 (野村)
4/2 ●DeNA2-3広島 (前田)
4/3 ●中日2-3広島 (ジョンソン)
4/4 ●中日0-3広島 (黒田)
4/5 ●中日4-5広島 (福井)
4/7 ●広島1-2巨人 (大瀬良)
4/8 ○広島3-2巨人 (野村)
4/9 ○広島1-0巨人 (前田)

おっと振り返りすぎちゃった。てへ。()内は先発投手です。
3年前は7連敗まで行きましたか。6連敗は全部敵地。
マツダに戻り、完封勝利目前の大瀬良。
私の大好きな天谷落球事件の後、延長戦で競り負ける。7連敗。

連敗をストップしたのは野村祐輔の6回2失点。変わってねえなぁ。
永川、中崎、ヒースがゼロ封。
カープ5安打、巨人11安打も粘り強く1点差勝ち。
いや懐かしいな。何もかも懐かしい。
この頃のカープは貧打でありまして先発投手王国でありました。
今と正反対のチームですな。
まず1番打者が新人でした。そうです野間です。隙がどうのこうの言われてて。
そして左投手相手の1番は鈴木誠也。よく送りバント失敗してました。笑
2番3番がキクマル。4番グスマンが緒方とケンカして、ロサリオを4番にするも、ロサリオもキレてどっか行っちゃって、途中加入のシアーホルツはナイターで打てませんでした。

先発陣は史上最強の布陣。北別府大野川口を上回っていました。
マエケン、黒田のダブルエース。新外国人のジョンソンもデビュー戦で27人斬りの完封勝利。
ただしリリーフが弱かった。故障中の今村一岡、若き中崎、ヒースの他にはザガースキー。
先発が粘るんですが「リリーフが打たれて1点差負け」ってのが3年前の7連敗でした。
いやー懐かしい。一部のブロガーさんが「抑えがいないなら黒田を抑えに!」と言ってるので、私は「黒田は40歳だぞ!連投できるか!抑えはマエケンだ!」などとほざく始末でした。
実際この7連敗で延長負けが4試合あります。責任投手はヒースが1敗。一岡3敗。

まあ開幕直後にこの悔しい連敗。
天谷落球からの大瀬良降板。いやー悔しかったなあ・・・
黄金時代突入寸前でまだまだ勝ちグセのなかった時代。
誠也が1番で送りバントしてた時代ですよ、わずか3年前。信じられます?

今年の6連敗は8月の7連勝の後。
7連勝の後の6連敗でダメージも少ない。6連敗している間にマジックも3つくらい減ってるし。
しかしこの連敗、いやーな感じになってきました。今日の相手はDeNAの新人王・東。こちらは最近「よくても5回」の九里亜蓮。明日は岡田明丈。
うーん・・・
かなり不安だ!
連敗が伸びそう・・・苦笑

6連敗しても貯金はまだ22あります。
次の大瀬良まで負け続けてもいいけど、それじゃチームは成長しません。

この6連敗中に気になったことは
[1]ジョンソンと大瀬良しか試合を作れていないこと
[2]誠也がちょっと大振りなこと
[3]こちらの良い当たりが野手の正面に行ってるなあ
[4]盗塁やエンドランが少ないなあ
てことかな。

誠也大振りはオッケー。
昨日の7回裏の三振。あそこで誠也が打ってれば連敗ストップでした。
四番の仕事を果たせず、かなり悔しそうでしたが首脳陣の信頼は揺るぎません。

重要なのは[1]の先発投手が試合を作れていないこと。
みんな、高橋樹也を見習いましょう。
先に点を取られたとしても最少失点で粘らないと。
逆転のカープはいいんだけども、先制逃げ切り、静かなカープもそろそろ始めて行きましょう。
今年の日本シリーズまでは今の戦い方を続けるとして、来年4連覇を目指すためにはやはり「守り勝つ野球」を始めないといけない。
先発ローテも大改革していいですよ。九里と岡田がこのままなら。
6人の投手が一年間ローテで回る必要もないのかな。
お試し枠もけっこう面白かったし。←勝率は低い

中日や巨人に若い選手が大勢出てきて来年はぶっちぎれない可能性があります。
今年のカープは丸と誠也と野間の「力尽く」で勝ってきました。
来年は大瀬良大地のように「木鶏」を目指してもっと静かなチームになりたいです。
今年のチームは忙しい、忙しい。笑