2019年のカープ打線について

中日3-0広島
3連敗も久々なら、1人の投手に完封されるのずいぶん久しぶりですね。
カープはこの笠原君に2連敗です。また苦手な投手を作ってしまいました。
この笠原君もけっこう天然なキャラのようですね。昨日の試合後インタビューが面白いです。
参考記事:中日笠原2年目のプロ初完封!自虐発言連発に報道陣爆笑
昔話の「北風と太陽」みたいに、鬼の形相で向かって来る投手よりも、こういう脱力系投手のほうが今のカープを抑えられるのかもしれませんね。特に鈴木誠也。笠原に2試合連続完敗でした。でも相手投手は「誠也さんにビビった」と言い、次も誠也の怒りに火が点かないかもしれません。これはマズいですぞ。
今日は19歳の藤嶋。前回もやられています。日曜日はローテ通りなら松坂大輔だが、たぶん来ないかな。
マジック10。対中日11勝11敗。
私は「セ全球団勝ち越し」と「セ2位の借金」で終わりたいと思っています。

■ポストシーズンに向けたカープ打線の構想
現在1番野間、2番菊池、3番丸の並びで戦っています。広輔は6番7番。
広輔の顔が毎日悔しそうに見えます。
この並びは出塁率の上がってこない広輔を下げて、1番に好調な選手を置こうという作戦だと思っています。
今日現在の出塁率
西川龍馬 .373
田中広輔 .358
野間峻祥 .349
菊池涼介 .302

広輔を1番に戻してもいいし、野間をもうちょっと我慢してもいい。
私なら今日も1番は野間です。
龍馬が出塁率ナンバーワンで、最近は単打でも積極的に次の塁を狙っています。走力も上がってきました。1番龍馬もおもしろいです。

そうなると6番野間、7番広輔か・・・
うん。あんがいイケてるな。
1番龍馬も面白いです。
短期決戦の引き出しを増やすため、1番龍馬も試してみましょうか。
1番野間、2番龍馬、6番広輔、7番菊池も面白いと思いますよ。
今季のカープの2番はほとんど菊池。1試合だけ安部友裕。
2番は聖域なのか。菊池が聖域なのか。
2番の引き出しも増やしていいと思いますがね。

■2019年のカープ打線に関する構想
丸がいるという前提で構想します。
まず1番。私の一押しは野間。ただし野間が1番なら2番は広輔です。
1番野間、2番菊池は出塁率の期待値が.350と.320。
タナキクはベストなコンビですが、ノマキクは未知数。
広輔への期待値.400。最低でも.380。
ですから出塁率の高くない野間を1番に置くなら1死無走者から出塁できる広輔が2番に欲しいわけです。
野間・菊池が未知数な理由は2者凡退が容易に思い浮かぶため。
2死無走者で丸がソロホームラン。誠也は2死無走者では燃えないので凡退。
その裏、岡田が四球連発で3失点。早くも逆転されるってパターンが目に浮かびます。
野間が出れば菊池は何でもできます。バントも進塁打も盗塁援護も。
野間が出なければ菊池は打つしかできません。四球を得るタイプではないからです。

野間は打率.300でも出塁率は.350。
菊池も打率.300で出塁率.320の選手。
二人とも「四球が選べる打者」ではないのです。ここが気になる。
広輔は打率.290で出塁率.400。
相手投手に投げさせた球数は2年連続12球団ナンバーワン(球辞苑より)
広輔の長所は
<1>四球が選べる
<2>相手投手に球数を投げさせる
の2点。
6番広輔ならランナーを返す役もできると思います。
しかし1番打者に最も必要な上記2つの能力が12球団トップであることがあまりにも勿体ないのです。

なので来季の1番は野間か広輔。競争です。
2番は広輔or菊池。
1番野間なら2番広輔。野間が凡退すれば広輔からチャンスメイク。
1番広輔なら2番菊池。偉大なマンネリ・タナキクマル。

■ひが的に好きな組み合わせ方
1番野間、2番広輔、3番丸
1番野間、2番広輔、3番菊池
1番広輔、2番菊池、3番丸
など。

嫌いな組み合わせ方は
2番野間

6番7番広輔
の2つ。
野間は1番か7番。2番はない。
広輔は1番か2番。7番はない。
というイメージです。
菊池は3番でも5番でも6番でもオッケー。8番はさすがにない。
秋のキャンプから競争です。
龍馬も曽根も割って入りますよ。