高橋昂也も引退試合

2024.10.5(土) 

広島 3-1 ヤクルト マツダ 

内田湘大がプロ初ヒット。いいバッティングでした。守備走塁もコミカルでカワイイ。カワウソ。

滝田一希もプロ初勝利。鼻血出しながらハッスル。カワイイ。オムライス。

情報量の多い試合でしたが、私は9回に登板した 高橋昂也 のみにスポットを当てたいと思います。

 

フェニックスリーグ

今日のブログにノムスケと仲田と高は出てきません。

ショート小園もセンター奨成も出てきません。

今日はプロ8年目の高橋昂也の話だけをします。

 

過去2年間一軍登板のない昂也君。

私は昂也君が今季のクビレースのポールポジションにいると思ってます。

昨日、唐突に一軍昇格してプロ初セーブを挙げたのも「高橋昂也の引退試合」だったんだろうなと見ています。

 

2024年の昂也君は二軍で32試合に登板して31イニングを投げました。オールリリーフ。

ワインドアップで投げる日もあればセットやクイックで投げたり、見るたびにフォームの違った昂也君。

2024年の高橋昂也はスカタンでした。リリーフで防御率3.00はいつクビを切られてもおかしくない成績。タマも遅いし。

 

だからクビレースの筆頭候補。

フェニックスリーグに昂也君が呼ばれなかったことも「ああ、終わったな」と思わせるに十分な材料でした。

その昂也君が昨日まさかの一軍昇格。ネット民は

「すわ、もう一つの引退試合か?」

と盛り上がりました。

 

ハッキリ言って私も昨日の試合で「高橋昂也は引退だ」と思っています。

引退というかクビですね。戦力外通告。

9回に出てきてプロ初セーブを挙げたのは他の選手との兼ね合いでそうなっただけのこと。

消化試合の展開がどうなっていても、2回からは滝田で6回から高は決まっていたのでしょう。8回は流動的でしたがハーンが投げた。

滝田や高の保険でベンチ入りしたのが森翔平と玉村昇悟。栗林はベンチ外。

こういう展開で昂也君は9回に登場。マツダスタジアムが少しおかしな空気になりました。

 

最後の登板

高橋昂也は真っすぐとカットボールだけで1イニングをピシャリ。7球で三者凡退。

最速149km。見たことのないクイックモーションで打者のタイミングを外していました。

 

「あのタマなら来年も使えるんじゃね?」

と言いたいアナタの気持ちはよくわかる。昨日の7球だけなら一軍で十分通用する。

だがとても残念ですが、私は高橋昂也に来年はないと思います。

 

昨日、昂也君が投げた149kmには私も鳥肌が立ちました。

もう1年待ってくれよ。江夏豊みたいにリリーフで復活するかもしれない。そう思いました。うっちーのプロ初ヒットで気分も盛り上がっていたしさ。

だがプロ野球は厳しい。

こないだも書いたけど、高橋昂也の代わりはカープにいるんだ。

 

支配下70人枠に選手を置くということはその選手が「一軍の戦力にならないといけない」ということ。

アホのソフトバンクとアホの巨人が三軍制とか四軍制をやっていますが、あれはアホのやることです。現に他の球団はやっていません。

いいですか。

うっちーや仲田、日高や小林樹斗は支配下選手ですが実質育成枠。彼らは未成年。

成人でもプロ2年目までは育成枠。私なら滝田一希をもう1年寝かせる。熟成。

 

高橋昂也は8年目26歳。来年9年目27歳。

ハッキリ言ってあと1年は難しい。

昨日の昂也君のストレートは凄かった。あれを見て新井か高か白武でもいいけど、

「高橋昂也をもう1年待ってくれ」

と言ってくれたら私も嬉しい。賛成。

 

だが昂也君を70人枠に入れると新外国人の投手を獲得できません。

私はそれでも全くいい。杉田健も支配下に上げないといけないし、私のドラフト1位候補は関大の金丸君であります。

FAの佐野なんて論外。枠が足りない。

 

昂也君がフェニックスリーグに呼ばれなかったこともかなりクビ予想。

だがそもそも新潟アルビレックスは球団自体がフェニックスリーグに参加していません。そういう球団もある。

フェニックスリーグは明日開幕。10/7(月)。スカパーで中継もある。うっちーも仲田も出る。ラミレスロベルト。

 

高橋昂也とコルニエルはそんなところに行く必要がないのですよ。試合に出てるヒマもない。

年齢も年齢だし実力ももう十分にわかってる。26歳と29歳。

あとは一軍でどう使うのかという話です。

 

26歳や29歳は勝ちパターンで投げられないと支配下に置いておく意味がありません。

「いつか成長するだろう」

は25歳まで。プロ5年目まで。

昂也君は昨日凄いタマを投げましたが、8年目の26歳です。来年は9年目の27歳です。

私はまだまだ夢を見たいが、プロ野球は厳しい。

昨日のタマが1年間続かないと、70人枠に置いておく意味がないのですよ。

 

新井の変化宣言

全日程が終了。今年のカープは68勝70敗。9月だけで20敗。

新井が「来年は変わらないといけない」と言いましたが、遅いっての。もっと早く変わるべきでした。

私は9月18日から第2先発という言葉を使い始めました。

8月から床田のタマが高くなり、9月から森下が6連敗したからです。

 

世論とネットは

「打って援護しろ!」

という論調でしたが、私は

「カープ一軍は打てるメンバーではない。だから先発投手を2人出せ!」

という考えでした。

 

新井が来年何を変えるのか知りませんが、勝利を後回しにして安易に育成に走ることには反対です。

うっちーも大好きで昂也君も大好きですが、私は来年も勝ちに行きたい。

誰が来年一軍にいて、誰が今年戦力外になるのかも今年のドラフトの影響を受けます。

 

私が決めていいなら昂也君を残して内田をサードで使います。

だけどそれはきっとカープ最強の作戦ではないでしょう。

普通のチームなら昂也君はクビでうっちーは補欠です。

新井はどうしますかね。


おしまい
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ありがとうございました。

-がけっぷち