カープが新外国人を獲得しました。
エレフリス=モンテロ内野手(26)、右投げ右打ち。ポジションは主に一塁手。
ハッチを解雇したのでカープの支配下選手は67人。カープはまだ先発左腕と右打ち外野手も獲得調査中と言う。※スポニチ
九里がメジャー移籍するようだと2人とも獲得して68人で開幕。九里が残留だとどちらか1人で68人という感じでしょうか。九里次第では69人で開幕もあるかもしれませんけどね。
モンテロへの評価
モンテロの映像を見ました。第一印象は「岡本和真に似た打ち方だなあ」です。腕のたたみ方とか。
足は速くなく肩も普通。NPBで三塁は厳しい感じで一塁選任でしょう。
26歳のモンテロの年俸+契約金は1.8億円。28歳だった去年のシャイナーとほぼ同額です。33歳のレイノルズは1.6憶円でした。
シャイナーはメジャー未経験、レイノルズは通算225試合で7本塁打、モンテロは205試合で21本塁打です。
26歳のメジャーリーガーに対してなかなかの期待値です。レイノルズより確実性は劣るが、パワーはシャイナーと同等という評価なのでしょう。
モンテロが打つかどうかは試合を見ないとわかりません。
デビッドソンより打ってくれれば嬉しいな。
高橋昂也の心境
ここから本題。
来季が9年目となる高橋昂也。
昂也はモンテロと同じ26歳。私は今年でクビになると思ってました。
ギリギリのところでラストチャンスをもらった高橋昂也。その昂也の評判が秋季キャンプですこぶる良い。一体何がどうしたの?
黒田も新井も昂也のストレートとカットボールを絶賛しています。まあ秋は選手全員が絶賛されやすい季節だけどさ。
昂也本人は「何も考えなくなった。ただ投げているだけ」と発言。※スポニチ
上の動画では「上を見すぎず、やるべきことをやり続ける」とも発言。
8年目の今シーズン、高橋昂也は全然ピリッとしていませんでした。
二軍で35試合、31イニング、39安打、16四球、27三振、防御率3.19。
タマも全然大したことなくて、打たれたり抑えたりを繰り返す日々でした。
ただ今季最終戦で見せたプロ初セーブのピッチングは圧巻でした。150km連発。※参考記事
新井は来季の昂也について「先発でも見てみたい」と言い、それを伝え聞いた昂也も「嬉しい」とまんざらでもない様子。
カープの先発ローテには常廣、滝田が出てきたし、森も安定感を増してきた。ルーキー佐藤もかなり好投手。
コイツらと競争すれば、また来年も二軍暮らしが長くなりそう。とはいえリリーフにも塹江、森浦、長谷部、ハーンがいて黒原もいる。こちらの競争もキビシイ。
結局、先発投手として調整をしておけば、先発・中継ぎの両方で出番が増えるということか。
頑張ろうぜ、高橋昂也。来季が9年目。同級生は侍JAPAN。
上を見すぎず、やるべきことをやり続けよう。
広池浩司が球団本部長
カープは今日、西武と練習試合をしました。
その西武で長らく編成の仕事をしていた広池浩司が、2025年1月より西武球団の球団本部長に就任するという。※デイリー
広池は新井貴浩がドラフト6位で指名された年のドラフト8位で入団した選手。テスト入団でした。
全日空を退職してまでカープの入団テストを受けたことで、広池は当時少し話題になりました。
あのスカタンだった新井のさらに下位の指名ですから、その程度の期待値だった広池。
しかしプロではけっこう頑張り、12年間カープでプレー。248試合に登板して9勝12敗1S。立派な成績です。
現役引退後は西武のバッティングピッチャーを経て、編成部門へ。
んで51歳で球団本部長に就任。大出世です。
あの新井がプロ野球の一軍監督で、あの広池が球団本部長に出世するとは、あの時のドラフトで誰も予想しませんでした。
広池浩司の詳しいプロ野球人生は私の書いた妄想選手名鑑でご覧になれます。
今、何かと清原ジュニアが話題ですが、清原和博が通算500号本塁打を打った相手は広池浩司だったんですよ。