2026.2.17(火)
広島 10-1 楽天 コザ
今日は久しぶりにボブ吉さんのイラストを貼ってみました。本日も練習試合の寸評を書きます。
宗山のエラー
今日はまず楽天から。
宗山塁。2打数0安打1三振。
1回表、先頭打者本塁打の後、打席に入りフルカウントからボール球を振って三振。その後に2死23塁まで行きましたから、宗山がボール球を見逃していれば楽天はもう1~2点取れていたと思います。
そして宗山は1回裏の守りで2死2塁から何でもないショートゴロをエラー。この後、古謝は3失点しました。
三木監督も珍しく怒ってましたが、これは当然です。非常に軽率なミスでした。
エラー0の内野手なんていないわけですが、レギュラーなら絶対にやっちゃいけないミスはあります。宗山は昨日アッサリそれをやりました。私はガッカリしました。
こないだの巨人戦で私が勝田成の「保険を掛けた守備」を絶賛したことを覚えていますか?※参考記事
勝田は右打者の打球をゆっくり確実に捕球して、スローイングを後回しにしました。時にはこのプレーが不細工に見える時もあります。素人は流れるような守備が好きですからね。
勝田は格好より「実利」を優先しました。カッコ悪くても打球を前に落とせば1塁はアウトにできます。勝田は実際にそういう守備をしました。だから私はホメたのです。
昨日の宗山の守備は格好から入りました。跳ねたらどうしようという準備はしていましたが、軽やかに捕り、軽やかに右手に持ち替えようとしてポロリ。俗に言う、ボールがグラブの中で暴れている状態でした。
2塁走者が前を横切ったのでショート宗山は待って捕りました。その分1塁へ急いで投げようとして、しっかり捕球する前にポロリしました。
打った佐々木泰の全力疾走も立派でしたが、宗山は前に出て捕るべきでした。自分のグラブ捌きに自信があるのか、人工芝に慣れたのか知りませんが、カープのレギュラーだったら私も激怒している大エラーです。
もし宗山がカープに来ていたら、今頃どうなっていたでしょうか? 小園は首位打者を獲れたでしょうか?
私は宗山の指名に反対でした。中村奨成にも反対でした。
宗山は早稲田大学の鳥谷より上だと言われてましたが、私はずっと「鳥谷の方が上」と言ってました。※参考記事
宗山よ。お前も頑張れ。お前はまだまだはこれからの選手だ。
伊藤樹。1回無失点。
4球でスリーアウト。私、伊藤のファンなんですよ。もっと見たかったぜ。
黒川史陽。3打数1安打。
4番セカンドでスタメンか。出世したのう。
智辯和歌山で林晃汰の一つ後輩と紹介されてましたが、小林樹斗と同期入団と紹介してほしかったぜ。
小深田大翔。0打数0安打1四球。
9回表2死から代打で登場。もしその直前の代打水上がアウトだったら、小深田に打席は回らないところでした。
楽天球団の小深田に対する扱い方って 雑じゃないか? 私は小深田を「ドラ1の盗塁王」と見ているので、こういう扱い方では30歳の小深田がグレるんじゃないかと心配です。
2年前のオープン戦でも小深田は9回裏2死から登場しました。あの試合も9回表で試合終了してたら、小深田の出番は無かったのです。※参考記事
扱いが悪いのか、それとも小深田ならではの独自の調整法なのか? ちょっとミステリアスでした。
カープ寸評
高太一。3回3安打1失点。
初回にホームランを許すなど塁をにぎわせましたが、高のタマは悪くありませんでしたよ。打った楽天が上手かった。
高は昨年、DeNA戦で宮崎敏郎に20球粘られた後、レフトに特大ホームランを打たれたことがあります。私はこの時も高太一を 絶賛 したのですが、高の一番いいところはストライクをガンガン投げ込むところです。※参考記事
打たれても逃げないし、ファールされても20球連続でストライクを投げ続けた「気っ風の良さ」が高の一番の長所です。きっぷのよさと読みます。
バカにしてるわけではなく、マジメに高をホメてます。一軍のバッター相手にストライクを投げ続けることは簡単じゃありませんよ。
昨日は少しボール球の割合が高かったですが、石原貴規の要求は全部ストライク要求でした。石原のリードも良かったですよ。
石原貴規。4打数1安打1四球。
石原のリードは紅白戦からずっと冴えてます。紅白戦や練習試合にリードもクソもあるかと言われればそれまでですが、石原は味方投手のいいところをうまく引き出しています。
このキャンプで二俣と小林がキャッチャーを頑張っていますが、やっぱり石原には6年間一軍投手の球を受けてきた経験があります。その差は二俣や小林とは雲泥です。
この日は高と玉村をリードして6回1失点。どんどんストライクを要求する姿勢は公式戦でもぜひ継続してもらいたいです。
玉村昇悟。3回1安打0失点。
スイーパーを覚えたとか言ってたわりに、昨日は披露しませんでした。
80km台のスローカーブを2~3球投げましたが、あのタマは去年まで投げてなかったタマですね。
遠藤淳志。1回0安打0失点。
コースは甘いが、力でねじ伏せました。
黒原の離脱で私は一時期、高太一をクローザーにできないかと考えましたが、高は先発で使えそうなので、今は遠藤に期待しています。河野佳もまだ諦めてませんよ。
林晃汰。3打数2安打1打点1四球。
二軍から昇格してシート打撃で3安打。練習試合で2安打。
軽打というかバットをゆっくり振ってますね。ミート中心のセンター返しを心掛けているのか。
長打を狙ってほしい気持ちもありますが、3回裏の無死23塁で林が古謝から選んだ四球こそ、昨日の試合の勝因だと私は見ています。
1塁が空いてるとはいえ左対左ですから、楽天も簡単に林を歩かせたくない場面です。
そこでボール球を追いかけず、次打者につないだ林の姿勢は「線」でした。補欠の選手はついヒットを欲しがるものなんですよ。
林はヒットをガマンして四球を選びました。次打者の二俣がファーストストライクをフェン直二塁打しました。これが線です。打線の線。
二俣翔一。4打数3安打3打点。
右に左にフェン直二塁打。もう1本レフトオーバーで合計3本の二塁打を打ちました。二俣は去年、DeNAバウアーから横浜スタジアムの右中間に特大ホームランをぶち込んでます。右にも長打を打てるのです。
去年の宮崎敏郎打法をやめて、昔の二俣翔一打法に戻しています。頑張れ。レギュラーポジションはサードしか空いてないぞ。
佐々木泰。5打数2安打1打点。
ファインプレーと全力疾走は素晴らしかった。この日はとうとうハイド打法を封印。打線も繋がり10得点。
「10得点と佐々木泰は無関係だろ!」
いいえ。明確に関係してますよ。
佐々木泰は紅白戦でも練習試合でもずっと4番で、ずっと走者ありで打席に立っています。そこで4番が打てば当然得点は入ります。なにが2番最強だ、タコか。日本の野球は4番が最強です。
中村奨成。2打数2安打1打点。
結果は出ましたが、奨成はずっと体が開き気味で打撃はあまり好調ではありません。シャキッとしろい。お前が打たないとカープは優勝できん。
益田武尚。1/3回1安打無失点。
解説の笘篠に「全球ツーシーム投げて巨人の田中瑛斗になれ」と言われましたが、この日は右打者にスライダーを多投しました。とてもいいスライダーでした。
追い込んだ後、決めに行ったボール球をヒットされましたが、投球内容は非常に良かったです。私からのアドバイスは「シュートに頼るな」です。ストレートが速いんだからそれで押せっての。
勝田成。5打数0安打2三振。
先発野手で勝田だけノーヒットでした。私の現役時代もそうでしたが、みんなが打つ日に打たないのが俺たちみたいな「ひねくれタイプ」です。
勝田はみんなが打てない日に打つのが仕事じゃないかな。山崎隆造もそういう感じでしたかね。
2三振のうちの1個は見逃し三振。あれはボール球だから振らなくてオッケーだよ。
内田と田村
今日もコザしんきんスタジアムでロッテ戦。
それはいいんですが久保修が死球で脳震盪。外野手が1人足りなくね?
週末は佐々木泰も侍ジャパンのサポートメンバーのため不在となります。
秋山とキクが練習試合に出ないなら、カープは野手が少し足りません。
そこでぼちぼち二軍からショートを守れる内田湘大とファーストを守れる田村俊介を上げてみてはどうだろう?
内田は去年の夏からずっとショートを守ってます。なんでやねん。
田村は外野とファーストを守ってます。これは妥当です。
一軍の二遊間は勝田と西川。時々啓介とキク。
西川篤夢もそろそろスイングスピードが落ちてきました。勝田だって一応ルーキー。プロのキャンプは初体験です。
脳震盪の久保修が1週間休むなら、二軍の野手を1~2名上げてもいいんじゃないか? 一軍の練習試合を2試合見て、ファーストとショートが足りないなと思いましたよ。
上げるのは堂林でもいいんですが、普通は若い人からですよね。
内田と田村は二軍でまあまあ打ってます。ラミレスとロベルトもけっこう打ってる。