頭を使った野球をしよう【送りバント編】

開幕まであと10日。

各方面で開幕ローテやスタメン予想、順位予想が楽しい季節だ。

私は去年のカープが「投手力B、攻撃力Bだった」と考えています。ブーブー言わず、まずは一度話を聞いてほしい。

 

昨年の戦力

2026年の構想を練る前に「2025年の安打数と得点数の表1」を見てほしい。

得点安打本塁四球犠打盗塁効率
4961168934411361002.35
De510117711034682662.31
46311989640289532.59
403109283338131802.71
44111847132588572.68
443111090383125612.51
平均459115591373109702.51
表1

数字がゴチャゴチャして見えにくい方は下記の「ざっくりした表2」を見てもらいたい。

得点安打本塁四球犠打盗塁効率
BCCAAA2.35
DeABBDDD2.31
CBCBDE2.59
EDDDAB2.71
DBEEDE2.68
DDCCBD2.51
平均CCCCCC2.51
表2

表2はセリーグの平均を「C」とした場合に、優れた指標はAとB。劣っている指標をDとEとした表です。表1は生データの表。

右端の「効率」は「1得点するために必要とした安打数」です。セリーグ平均値は「2.51安打で1得点」ペース。安打数が少ないほうが「効率の良い攻撃」です。

 

A~Eの指標のうち最も優秀なものは「A」ですが、最も得点に繋がる優秀な指標は「本塁打のA」です。「犠打A」と「盗塁A」もシブいですが、得点効率が最もよいのは「本塁打のA」です。

この理屈で考えるとDeNAの「安打B」と「本塁打B」が合わされば「得点A」となるのは理解できますね。

そして「安打B」と「本塁打E」のカープが「得点C」となるのもわかる。安打数のわりに得点が伸びないのは長打力がないからです。

 

「安打C」と「本塁打C」で「得点B」を実現しているのが 阪神 です。

普通に考えれば「安打C+本塁打C=得点C」となってほしいですよね。

なのになぜ阪神だけが「安打C+本塁打C=得点B」を実現できているかというと、それが表2の右半分です。阪神は見事に「四球A「犠打A」「盗塁A」です。

DeNAは小技の指標がオールDですが、長打力で得点Bを生み出しています。投高打低の現在では本塁打の威力がますます大きい。

 

われらのカープは本塁打数がEのくせに、小技の各部門も「E・D・E」であり、DeNAより低レベルです。

DeNAは長打を待つ野球をやっていいですが、非力なカープがボケーーーーッとノーサインで長打を待っていれば得点力不足に陥り、森下も床田も夏バテするわけです。

新井はこの同じ過ちを3年間ずーーーーーッと繰り返してきました。アホ。

 

変更するべきは打順ではない

私のA~E査定に納得いかない方は、表1の生データをじっくり分析してください。

シンプルに見てもカープは1点取るのに 2.68安打 かかっています。私は「2安打で1点」を目指したい。

ホームランがないから、1点取るのにたくさんのヒットが必要になるのは仕方がない。

WBCを見ていてお気付きだと思いますが、3打数1安打0本塁打の秋山翔吾より、4打数1安打1本塁打の末包昇大の方が「得点に近い」と言えるのです。

 

私は朝山政権の5年間、ずーーっとこの点を問題視してきて、朝山打撃コーチが「過去の対戦成績が打率3割以上か3割未満か」でスタメンを組むことに辟易としていました。

改善するべきポイントは打率ではないのです。得点です。

カープの安打数セリーグ2位なのに、出塁率は4位に落ちます。得点効率はさらに 5位 へ落ちます。カープは ヒット数が2位で、得点数は5位 なのです。

この野球は全く頭を使っていない筋肉とデータのアメリカ野球です。パワーがあるならそれでもいいが、カープにはパワーがありません。

今日からのオープン戦でのん気に3番平川、4番佐々木泰を継続すると、私はもうカープを応援できません。負けるに決まっているから です。

 

ハアハア…

くそっ、また朝から興奮しちまったぜ。ハアハア。 

私は頭を使わないアホ野球を見ているとイライラする病気です。昭和病です。

野球はヒット数を争う競技ではありません。相手より1点多く取ればいいだけの「シンプル」なゲームです。

 

得点効率が最も高いのはホームランです。

だから私は秋山ではなく末包と平川を使えと言っています。

4番はモンテロで、しばらく三振はガマンしろと言ってます。今はボール球を振ってますが4番で使ってるうちに、選手はボール球を振らなくなるものです。

なぜかと言うと選手は人間だからです。特に若いモンテロは今が 伸び盛り です。

我慢して使えば選手は伸びるのです。右だ左だ、相性だでポジコロしている場合ではないのです。

ポジコロしていてるうちは、伸びるものも伸びないのです。

 

送りバントは今すぐできる

本塁打数は一夕一朝に伸びません。新井の苦手な辛抱が必要です。

そして短気な新井でも今日から今すぐ実行できる作戦が

送りバント であります。

これは今すぐできる。

 

私は何も川相や広商みたいに全打席バントしろと言ってるのではありません。

2番打者に進塁打を打たせろと言っているのです。ファビアンは12塁間にゴロを打てません。たまに打つけどそれは崩されて打ってるだけで、中村奨成や佐々木泰のように狙って打ってるわけではありません。

私が2番ファビアンをキライな理由は「進塁打とバントができないところ」と「一発長打があるところ」です。

なんで一発長打のあるファビアンや大谷を2番や1番で使うのか? もったいないじゃねえか。

WBCでは8番源田が塁に出て9番若月送りバント。1番大谷敬遠で2番佐藤がタイムリー。3番森下スリーラン。いいぞ、頑張れドラゴンズ? あれ?

 

WBCはともかく、ペナントレースでは試合序盤で1点だけリードすれば、勝率が大幅にアップ します。

たったの1点差がペナントレースでは非常に大きい。いったいなぜか?

それは 石井大智が出てこないから です。

松山晋也も出てこない。ライデル=マルティネスも出てこない。だってカープが1点リードしてるんだもん。

 

「石井大智はどうせ出てこれない!」

いや、そういう問題じゃないのです。6回で1点リードしていれば、カープは島内森浦を出せて、相手チームは若い敗戦処理が出てくるのです。

これが逆の立場やってみい。こっちは益田と塹江を出して、あっちは石井と及川です。勝率がグッと低くなります。

 

だから阪神は1回表に2番中野で送りバントするのです。

なのに新井は2番ファビアンで毎日ポップフライを打ってきたのです。

「無死1塁の得点期待値」はアホのデータ野郎の言い分です、石井大智や村上頌樹からの得点期待値と、塹江や益田に対する得点期待値が十把一絡げなんですよ。平均値に過ぎないんですよ。

 

シーズンの総得失点差が仮にマイナスであっても、理論上は優勝可能です。シーズン70勝でも引分が20個あれば優勝できる。

私たち貧乏な広島カープは全てのジャンルで1位に立つ必要はありません。得点1位、防御率1位でシーズン1位を目指すべきではありません。あれも欲しい、これも欲しいはアホ経営です。

勝率さえ1位なら、打率6位でも防御率6位でも何でもいいわけです。目的がズレてはダメなのです。

 

昨年、阪神の石井大智が最も数多く登板したのは 広島戦 です。対戦24試合で12試合も出てきてる。

石井大智を打つのはちょっぴり面倒なので、あいつを試合に出さなきゃいいんですよ。こっちが1点リードしてりゃ、石井は出てきませんよ。

そのために送りバントでも盗塁でも死球でも何でもいいから、6回までに1点リードしろっての。

 

矢野雅哉もポップフライ病が治ればスタメンで出してやる。

矢野自身もすぐに「打率の話」をするからアホなのだ。お前がバントして転がして盗塁できれば、俺は矢野をセカンドで使う。なんでかというと矢野には異次元の守備範囲があるからだ。

エラーで出ると出塁率は下がるが、私の評価はアップする。併殺崩れもアップする。矢野はとにかく転がして走ればいいんだ。

村上頌樹に球数を投げさせても私の評価は上がる。村上が6回で降りればカープの勝率が上がるからだ。新井の評価が上がるかどうかは知らないけどな。

 

本日のゲームプラン

2026年カープの開幕スタメンはこちら。

1奨成、2小園、3ファビ、4モンテロ、5坂倉、6平川、5泰、4勝田、1床田

色々悩みましたが1番はセンター奨成で行こう。234番に右打者が並ぶのを回避するためだ。

 

開幕ローテは床田・岡本・高・森下・ターノック・栗林。

開幕ブルペンが島内・森浦・ハーン・中崎・赤木・健矢・辻・常廣

常廣は抜擢。赤木は実力。

齊藤汰直も入れてやりたいが、キャンプでリリーフ練習をやってなかったことと、あいつは投内連携にまだ不安がある、

常廣のところは益田でも昂也でも構わん。

先発ローテ6番手は高太一。高のピッチングには説得力と相手に向かって行く強い闘志がある。闘志が一番大事。高には鋭い牽制と柔らかい守備もある。

 

森と玉村も実力者です。森下と栗林がスカタンなら、いつでもチャンスがあります。

カープで一番安定している先発投手は何度も言ってますが、ぶっちぎりで 岡本駿 です。フィールディングもgood。

見たことないけど、あいつは多分バッティングもいいよ。キャンプの屋内練習場で岡本がバント練習してるのをチラッと見た時、打撃センスを感じました。

2番目に安定しているのはターノックです。今日の時点では 床田よりコントロールがいい です。しかもターノックもバッティングが好きそうでした。

 

今日のオリックス戦からは開幕スタメンを組み、火水木の先発投手が投げます。森下・ターノックが濃厚でしょう。

金土日はもう遊んでるヒマありません。

4番はモンテロ。先発は床田。小園も合流できるでしょう。

佐々木泰は7番サードです。4番サードはまだ早い。マジメにやれよ、新井兄弟。


おしまい
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ありがとうございました。

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