2022.5.10(火)
阪神 0-3 広島 甲子園
9回裏。3対0。先発床田がマウンドに向かう。
球数は112球。阪神打線は1番から。
私は10点リードしてるくらい安心していました。なぜなら阪神に2点あげてもいいからです。
佐々岡も床田も個人記録なんか全く狙っていません。チームの勝利とリリーフを助けたい。それだけです。そこが阪神との圧倒的な違いです。
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阪神は終わってる。死んでる。
このブログでは素人向けに野球というスポーツを解説しています。
その中で私はデータ野球を真っ向から否定しています。関連記事:データ野球を真っ向から否定します
野球というスポーツは「打つだけ、投げるだけ」ではないからです。
チーム全員でベースカバーをやって、投手は味方を信じてストライクを投げる。バッターは1塁まで全力疾走する。これが「野球」です。やってるやつとやってないやつはデータには載ってません。試合をしっかり見る他ありません。
データを集めて日替わり打線。
チームの主軸をコロコロポジションチェンジ。
これでは勝てないのです。私が去年一昨年と散々ディスってきた佐々岡と朝山の思いつき野球です。
今それを毎日やってんのが矢野阪神です。ハッキリ言ってそれじゃ絶対勝てません。阪神は終わっています。
お天気も持ちそうなので今日と明日、九里とアンダーソンで3タテをもらいます。カープはこんなチームに負けるわけにいかないのです。
私は阪神に怒りさえ覚えています。
何をやってんだ?勝ちたくないのか?
ベンチがアホなら選手が戦え!
9回裏の床田は疲れてました。
佐々岡は点を取られるまで投げさせるつもりだったと言いましたが甘いです。
私は「走者を1人でも出したら栗林」と思ってました。
1番近本がいきなり投手強襲ヒット。床田の足に打球が当たりました。
床田は投球練習をして続投を志願。
2番中野にもライト前ヒットを許します。無死12塁。一発出れば同点。
3番マルテは初球をセンターフライ。
4番佐藤は2-0からライトフライ。
5番大山は3-0からサードゴロ。
床田完封? ああそうですか。私と床田は個人記録に興味ありませんよ。
私の怒りのボルテージは最高潮に達しました。
こんなアホチームに負けてはいけない。メラメラと責任感が湧いてきました。
3点負けてる9回無死12塁。一発で同点。
狙えばいいよ、佐藤輝明はね。岡本村上同様、佐藤は幼稚だからね。今は大きく育てよう。
だがマルテと大山がこれではいかん。
阪神の心臓はマルテと大山だからです。違うの?違ったらごめんなさいね。
0対3で走者13塁。打席はクリーンアップ。
カープは3人全員歩かせてもまだ1点勝ってるんですよ。だからカープはボール球。阪神はここで無謀なヒット狙いをするべきではないんですよ。怒
私はマクブルームに一発を求めません。
なぜかと言うとマクブルームが振り回したら龍馬と坂倉が活きないからです。
キクと龍馬が繋いだチャンス。ここでマクブルームがスリーラン狙いでアウトになるより、「ホームランにならない代わりにアウトになりにくい打撃」をしてもらった方がカープが勝てると思うからです。
カープは投手力がいいので、守って勝てというのが私の考え。
狭いドーム球場のチームが個人技でホームラン狙いするのは一理あります。
だが阪神はカープの野球をやった方がいい。パワーもないし球場も広い。何よりお前らも投手力がいいチームだからです。
アホの巨人みたいに振り回してどうする?
今日も明日もこんなアホ野球をしてくるならカープは100%勝てます。九里とアンダーソンだからです。
阪神の先発がものすげえ投手なら話は変わってきますが秋山とガンケルでしょ。好投手には違いありませんが、阪神の今の野球では彼らに勝ち星を付けることはできないでしょう。
理由は個人技だからです。去年のカープと一緒。投手を一人ぼっちにする野球です。私は呆れています。
9回無死12塁でマルテが初球打ち。カウント3-0で大山がボール打ち。このチーム、完全に終わってます。
野球というスポーツ
要するに今の阪神は戦ってないってことです。野球をしてません。ヒット打ち競争。個人記録を稼いでチームが負ける野球です。去年のカープがそうでした。
今年のカープは違います。
マクブルーム先制ツーラン。ハイおめでとう。
だが私は2-2から西の外カットを見逃したマクブルームに快哉を叫びます。
無死1塁、カウント2-2。ここで坂本誠志郎と西勇輝は最高の外カットを投げました。マクブルームはそれを見た。手が出ないわけじゃありません。見ました。これでフルカウント。
この一球で「ヨシ繋がった!無死12塁だ!」と思いました。
坂本は中途半端にアウトコースに構えました。西もすっと行きました。中に入ってドカンとツーラン。事故の起きるリードでした。
2点で済んだからヨシという考え方もあります。
私も本塁打よりマクブルームが歩いて無死12塁で坂倉と小園に回した方が点が入ると思いました。
西勇輝は後続を断ち6回2失点。打順が回ったため降板。
西はジュース飲みながらベンチで
「俺は役割を全うしましたぁ」
って顔をしてました。2点負けてるのに。
私はムカムカしました。こんなの「野球」じゃありません。個人記録のデータ野郎です。阪神はカープに勝ちたくないようです。私はとても悲しく残念です。こんなチームに勝っても全く楽しくありません。
カープは打てない日も守れない日も最後まで戦いましょうね。
ベンチに引っ込んだやつも、試合に出られないやつも最後まで戦いましょうね。
負けることは仕方ありませんが、諦めずに行きましょう。チーム全体でやれることをやりましょう。
本日のゲームプラン
阪神へのアドバイスはこれ以上しません。
去年散々やりました。これをしないとヤクルトに負けるぞって散々言いました。
だが矢野は打順をコロコロ代えて、捕手もコロコロ代えました。もう知らん、ぶっつぶすのみ。
今日は九里。捕手もアツでしょう。
昨日の試合、1回表にいきなり小園がファインプレイ。キクも超絶ゲッツーを2個くらいやってました。1個だっけ?
とにかくカープは守備が良い。甲子園も広いし、ピッチャーはノビノビ行こう。
秋山が万一ナイスピッチングをしても、粘って行けばどこかでエラーしてくれます。
阪神はショートとセンター以外毎日日替わりだからです。0対0の試合で9回まで守り抜くことができないと思います。
今日もロースコアの試合になるでしょう。今年のカープは0対0で終盤に行く、その雰囲気に慣れてきつつあります。強いぞ、そういうチームは。
大量得点のお祭り野球よりも私は昨日のような2対0だけど安心できる野球が好きです。
なぜかと言うとディスイズ古葉野球で守り勝つ野球だからです。
もうすっかり私のDNAには「カープ=投手王国」の戦い方が染み込んでいるのです。今日も古くてごめんないね。