昨日のカープは雨天中止。
私はできたと思うけど、佐々岡は「休めて良かった」と言いました。
佐々岡がいいと言うならいいのでしょう。東京-広島間はのぞみで4時間。チームは昨日広島に帰ったそうです。
今日も試合ですよ。大瀬良vs大野雄大。
DeNAの東克樹
昨日、トミージョン手術を受けた東克樹投手(DeNA)がイースタンリーグに登板しました。
良かったねえ。彼のストレート、エグいもんねえ。
ルーキーイヤーの2018年に11勝。新人王を獲得。
しかし私は当時から
「この子、体が細いのに球が速すぎる。伊藤智仁みたいだ」
と思ってました。
トミージョン手術は靱帯再建手術。一瞬でピキッと来るケガではなくダメージが蓄積されてのケガです。
だから1年目の快投だけが原因ではないのですが、何にせよ「東君は細身の割に投げるボールが強いなあ」というのが私の第一印象でした。
阪神の高橋遙人
体の割に球が速すぎる投手の第1位は阪神の高橋遙人投手です。
コイツ、マジでストレートがエグすぎます。「ケガするぜ、やめときな」と思って見てたらやっぱり故障。今年はウエスタンでも登板ゼロ。
ググってみれば「6月にブルペンに入れた」と報道されてます。
彼のケガは脇腹痛。ケガの内容は詳しく知りませんが、彼のピッチングを見てる時は非常に怖かったです。球が速すぎて。
体ができていないのに球が速すぎるんですよ。
ヤクルトの伊藤智仁もまさにコレでした。
体のどこをどう使えばこんなに速い球と直角スライダーを投げられるのか。
西武の高橋朋己もそんな感じだったなあ。ロッテの河本育之もスゴい球でしたが、彼は体全体を使えていたので彼は怖くなりませんでした。ストレートは怖かったけど。笑「河本はケガをする投げ方ではなかった」という意味です。
カープで言えば1年目の小林幹英と2年目の今村猛が代表例。
あの体でなんであんな速い球を投げられるのか不思議でしたねえ。
河内貴哉、津田恒美は大ケガしましたけど、彼らのフォームは下半身主導で体全体を使えていました。私の勝手なイメージですよ。
長期間活躍した北別府や川口は投球フォームの美しさに定評がありました。大野豊はよく左膝を故障しないもんだなと、大人になった今にしては思います。大野さんは川口やぺーさんに比べればケガが多かったです。その分、肩肘が使い減りせず40台まで投げられたのかなあ、とか思ったり。
阪神の高橋遙人。
凄いストレートの凄い投手です。
ただ去年のフォームでは腕がしなりすぎてると思います。もっと力感を抑えて軽いフォームにした方がいいと思います。お前に言われんでもわかっとる!とか言われそうですが。
カープのルーキートリオ
前半戦が残り3試合。
カープのルーキートリオは何とか79試合を消化できました。お見事ですね。
ただ私はキャンプの段階から大道温貴に毎日ブルペン入りさせるのは心配だと言ってきました。理由は彼も「体の割に球が速すぎるから」です。ケガするぞと。
今心配なのは森浦大輔です。何を焦っているのか6月から148kmストレートをバンバン投げるようになりました。おいおい大ちゃん、危ないよ。どうせチームはドベなんだから気楽に投げなさいよ。
塹江が落ちて森浦が勝ちパターン入りしたから興奮しているのでしょうか。森浦を焦らせちゃダメですよ。
栗林良吏。
栗林はケガに強いタイプだと思っています。頭が良さそうだからです。「体の使い方」と「体の休ませ方」を知っているような気がする。
ただ彼も新人であることは確かです。栗林はまだペナントレースを1度も戦ったことがありません。しかもみんなが夏休みの間も栗林は仕事をしないといけない。ルーキーで唯一侍入り。NPB選手800人の中から24人に選ばれました。
栗林本人も「休みたい」なんて微塵も考えていないでしょうね。1年間完走したいと思っているはず。
コロナと五輪で誰も経験したことのないシーズンです。これを乗り切れたら栗林の野球人生に大きな財産となるはずです。
ってことで、栗林は心配してません。木下富雄がドジなコメントをしていますが、私は心配してません。今のルーキーは俺たちの時代よりずっとしっかりしています。
山口翔
オマケ。
4年目の山口翔も体の柔らかさに定評のある投手。
7月に入ってやっとウエスタンの試合に出始めました。
彼の場合は「体の割にボールが速い」とは思いません。むしろもっと速い球を投げられると思っています。
今年はゆっくり下で鍛えて来年以降、一軍で中村奨成をコンビを組んでもらいたいですね。