長野久義監督構想の第2弾です。第1回はこちら
今日は長野久義の数多ある「ぐう聖エピソード」を紹介します。
皆さんほど長野久義に詳しくありませんが、私が気に入ったものをいくつか紹介します。
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有名なぐう聖エピソード
■今村猛から顔面死球
2011年8月7日、マツダスタジアムでの広島vs巨人戦で若き今村猛(20)が長野久義(26)の顔面に死球をぶつけました。この時、東野は頬骨骨折で帰京。
2011年8月12日、今度は東京ドームに場所を移して再び巨人vs広島3連戦。今村猛は真っ先に長野に謝罪。この時の長野の笑顔があまりにも爽やかで、カープファンの心を鷲掴みにしました。
スポーツマンですから、死球ぶつけられたって「いいよ。気にするな」くらい誰でも言うでしょう。
金本知憲vs木佐貫洋の時もかなり爽やかでしたが、長野vs今村も負けないくらい爽やかでした。
笑顔が素敵なのです。これは天性です。金本はアニキ的な笑顔。音にすると「ガハハ」
チョーさんは「気にするなよ。フッ・・・」って感じでしょうか。案外「カーカッカッカッ」だったりして。水戸黄門です。笑
ぶつけた時は顔面蒼白だった木佐貫と今村。二人のスポーツマンシップに救われたと思います。
■六本木伝説と飲みエピソード
これはもう・・・
無限に出てくるため割愛します。笑
一番有名なのは「チームのみんなで飲みに行って、幹事をやって、自分だけ先に中座。
宴会がお開きになった時、長野が100万円のお勘定をもう済ませていた」という話。カッコいいですね。
■奥様との純愛
2015年3月、若い頃からお付き合いしていた12歳年上の女性と8年の交際を経て結婚。
長野30歳の時でした。
巨人のスター選手だったチョーさんはモテモテでした。なのに一人の女性を一途に愛し続けたチョーさん。涙が出そうないい話・・・。
高橋慶彦にはちょっとムリです。笑
■カープ移籍後のエピソード
・2019年1月、カープ入団が決まった時の第一声が「強いチームに選んでいただき、選手冥利に尽きる」でした。
・カープと契約した日に日大の後輩・篠田純平と、ホンダの後輩・下水流昴から歓迎された。
・小窪哲也と「六本木仲間」だったことを明かす。日大と青学。
・2019年4月25日、バティスタが二塁打を放つ。一塁走者の長野が三本間でド派手に転倒。タッチアウトで得点ならず。私もブログで大賞賛した珍プレーでした。裏の守備でライトに就いた長野久義。満員のライトスタンドからは
「ドンマイ!次、頑張るんじゃ!!」
と暖かい声がかかったそうです。愛されるチョーさん。鳥肌立つぜ。マツダのライトスタンドはいつも暖かいのです。
・2020年11月23日、日本シリーズで6連敗して福岡へ移動中だった傷心の巨人。JR広島駅で新幹線が停車した時、チョーさんが駅のホームからグリーン車の中に向かって無言で手を振ったそうです。ソース日刊
私が愛したチョーさん
私が長野のエピソードで一番好きなのがこちら。
長野久義の新人時代。
まだ長野は寮生活でした。
長野は遠征から戻る度、寮のコックさんや清掃員さんにまでおみやげを買ってきたそうです。
寮長いわく「新人でここまで気配りできた男は長野だけ」とのこと。
長野はスター選手になった後も、いつもスタッフやチームの裏方さんへの気配りを欠かしたことがありません。時には相手チームやボールボーイくんにも気の利いたジョークや激励を送ります。
素敵じゃないか、長野久義。
21世紀の監督に向いている人
私は「長野がいい人だから監督に向いている」と思っています。
「佐々岡監督もいい人じゃん」とおっしゃるかもしれないが、2019年に一軍コーチに就任して以来、私には佐々岡がいい人に見えたことがあまりありません。
いつも仏頂面で
「入りが悪い」
と言ってるイメージです。
監督が「試合前」に選手に伝えるのなら、それは「注意」です。
しかし佐々岡は「試合後」に言います。これは「愚痴」でしょう。「悪口」と言ってもいい。これは指揮官として最悪の行動だと思います。
ちょっとこちらの動画をご覧下さい。
2021年8月24日(火)、森下暢仁(23)を援護できずカープは完敗。
試合終了後、2塁走者だった鈴木誠也(27)を、試合に出られなかった長野久義(36)が慰めるシーンです。
🎏ネクストサークルにいた長野さん
最後までグラウンドに残り
誠也さんを迎えてました明日から打線に火がつきますように🧨 pic.twitter.com/L1MNnDGdzW
— hpy (@wsdxxxx) August 24, 2021
私はこの動画を見て、「長野こそカープの監督にふさわしい!」と思いました。
現役引退はもったいないので、選手兼任監督です。若いコーチ陣が長野をサポートすれば、長野はカリスマ監督になれそうな気がします。
鬼軍曹型も好きですが、現代プロ野球は「暖かい監督」「選手のアニキ的な監督」も強いと思うのです。選手に近すぎてチームが緩むというご意見もあるでしょうが、悩める主砲を気遣えるアニキ監督も私は全然悪くないと思うのです。