長野久義がホセ=ピレラと篠田純平を語った夜

いつもたいしたこと書いてませんが、今日もたいしたことを書けません。

昨日は休養日。カープのネタが少ない中で、今日は長野久義の話をします。


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最初は大キライでした

長野久義は日体大時代に日本ハムを、ホンダ時代にはロッテを入団拒否しています。

この3年間、長野はずっと「巨人以外は入団しない!」の強攻姿勢を崩しませんでした。

そしてロッテを拒否した1年後、無事にドラフト1位で巨人に入団しました。

私の一番大キライな入団経緯でした。今回も無事に発覚しませんでしたが裏金もズブズブもらっていたことは間違いないでしょう。

後になって「長野は人質を取られていた」とか「ある人物に義理立てするため巨人を逆指名した」とかチョーさんらしいエピソードも聞こえてきましたが、私はその真偽のほどは知っておりません。

 

私にとって長野久義は

・裏金まみれで

・巨人を逆指名して

・他球団の指名を拒否して

・まんまと巨人に入団した

最も憎むべき選手でした。←過去形ですよ。

 

一方の丸佳浩は甲子園経験者とは言え、スーパースターではないドラフト3位の選手でした。

ドラフト3位ったって当時は高校生分離ドラフトだったので実質は4~5位です。立派な下位指名。2008年に入団。

体は細いし、空振りも多い。それでも何となく野球センスを感じました。

誰もが恐怖した前田智徳に食らい付き、外様の新井宏昌に「すがるく打法」を学んだ丸は徐々にヒットエリアが拡大していきました。

丸が一軍に定着したのは5年目の2012年。ルーキーの菊池涼介と共に1番2番を打つことが多かった。

そのシーズンの長野久義は坂本勇人とお手々繋いでランランラン♪

シーズン最終戦で途中交代し、坂本と同じ安打数で最多安打のタイトルを分け合いました。

これを指示した監督は原辰徳でした。真っ黒い原。完全に八百長。昨年首位打者を争ったDeNA佐野とDeNA梶谷は最後まで全力で競い合いました。2012年の原と坂本と長野は手を抜きました。

 

まあそれからいろいろあって「私が育てた丸佳浩」は巨人入団。

「巨人を逆指名した長野久義」が原に捨てられ広島入団。

この時の私の感情はこちら。「下水流がいるから長野は要らねえ」と豪語しております。

 

モテ男の結婚エピソード

銀座と六本木の似合う長野が広島でお好み焼きを食べる姿は想像できませんでした。

坂本や由伸と並んでいた長野が、石原や松山の横に立っているのは罰ゲームのようでした。

学生時代に篠田純平とチームメイトで、ホンダでは下水流と入れ替わりだったことも知ってました。

若き今村猛が長野の頭にデッドボールを当てた時、笑って許してくれたことも知っていました。

 

ちょっと意外だった長野のエピソードは、下平さやかさん(現奥様)と結婚したことでした。

2015年のことでした。長野30歳、下平さん42歳。

7年間も交際されていたそうです。

一人の女性を愛し続けた長野久義30歳。素晴らしき純愛。

全くもって

巨人らしくありません。

2015年の長野久義は年俸2億と裏金8億。人気絶頂、巨人3連覇。

このタイミングで42歳の女子アナとの結婚を発表した長野久義。3月末、開幕目前のどさくさでした。

私と一緒にいつも巨人を叩いている正義の味方「東スポ」さんでさえ、この長野の結婚については「純愛」「男気」と大賞賛。→実際の記事

同じ頃、広島の町は黒田の男気に湧いていました。2015年の開幕前ね。

 

ジワジワ衰えて・・・

2016年以後、長野はジワジワと衰えていきました。

巨人ファンからも「夏男」「スロースターター」と呼ばれ、原監督には「半袖男」と呼ばれた長野久義。

巨人没落の象徴、2017年の「V字開脚」は伝説にもなりました。

この頃は知る由もないが、後に交錯する「運命の男」は25年ぶりのリーグ優勝と2年連続MVPを獲得。2018年の年俸は長野を抜く2.1億円に到達。

2008年に入団した丸佳浩はそのシーズンを二軍で暮らした。その年のドラフトで長野はロッテを拒否した。しかもロッテに会いもしなかった。小池にも長野にも大嶺祐太にも会ってもらえなかったロッテ。何がそんなにダメなのよぅ・・・

 

とにかく色々あって長野はカープにやって来た。

私は応援しないと言いました。→実際の記事

ちなみに2015年に復帰した新井貴浩も応援しないと言いました。→実際の記事

「逆指名」するヤツがキライなんですよ。

んでもっとキライなのがホントに浪人するヤツ。元木、江川、菅野。浪人BIG3

長野も上原も浪人。沢村はうまいことやった。ドラフト制度を骨抜きにするのは巨人の常套手段。

何度も言うが、長嶋茂雄も裏金で巨人になびいたんやで。辞書に載っとるから自分で調べろ。

杉浦と南海を土壇場で裏切った男がお前らの神、ミスタージャイアンツやで。元祖・逆指名男やで。

 

とにかく新井も長野もキライでした。最初はね。

ただ長野の例の「結婚エピソード」だけは最初から私の心に引っかかっていました。

思い出すのは本物のほうの木村拓哉。

1999年、SMAPのキムタクは9年間付き合った「カオリン」と破局しました。

当時は「ジャニーズ事務所が圧力をかけたんだろ」って噂で持ちきりでした。

1年後、キムタクは工藤静香と突如結婚。しかもできちゃった婚。

え? 1年で? カオリンは???

 

ハァ・・・

これだから東京って・・・

ツラいよね・・・

 

長野と下平さやかも色々あった。破局説も流れた。

だから私は長野もどうせ若い女に走るだろうと軽く見てました。

12歳年上の下平さんとホントに結婚すると聞いた時は「爽やかなサプライズ」を感じました。

ハッキリ言って

感動しました。

とってもステキです。なかなかやるじゃん。

 

長野久義は変わっていない

結局、長野久義は変わっていないのでしょうね。

昨日の新聞に2つの長野ネタが載りました。

・長野が韓国のイ=スンヨプに電話して「ピレラをよろしく」と言った

・広島に来た時に「篠田純平に世話になった」と言った

この二つの記事を読んだから、今日は長野ネタを書きました。

 

私が一番好きな「カープの長野」ネタは

・日本シリーズで2連敗した巨人を広島駅で励ました

というエピソード。去年、巨人が大阪ドームで2連敗した翌日の話。

 

FA権を持っているのに去年も今年もカープに残留してくれた長野久義。

「カッコいいとこをカープファンに見せたいから」だってさ。

もうたくさん見せてもらったぜ、チョーさん。

週末の練習試合には登場するでしょう。楽しみです。