金本知憲コーチを招聘しよう。

2024.9.28(土) 

広島 1-8 巨人 マツダ 

韮澤雄也が今季「ファースト」で初スタメン。セカンドでスタメンした試合もあるのでニラの一軍スタメンは2試合目。

相手がスライダー投手の菅野なので左の韮澤をファースト起用したのでしょうが、韮澤は今季1度もファーストを守っていません。

坂倉将吾も「捕手一本」と言いながら今年は半分くらいファーストでした。

皆さんは去年の坂倉が何試合ファーストを守ったか覚えていますか?

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ファースト韮澤とファースト坂倉

新井監督1年目の2023年。

坂倉将吾がファーストでスタメンしたのは、

たったの…

 

5試合 です。ビックリ。

途中出場を含めてもファースト出場は7試合。捕手でのスタメン出場は 102試合 でした。順位は2位。

それが2年目の2024年になると「ファースト49試合、捕手60試合」になりました。順位は4位。

途中まではこれで上手く行っていました。8月末時点ではカープに優勝マジックが出そうでした。

だが9月に失速。阪神の岡田監督が「カープはヘバる」といきがっていましたが、実際その通りになってしまいました。

 

実は韮澤雄也はファームで突然ファーストを守りました。一軍昇格する直前の9月20日阪神戦です。

この時、私は「あれ?今年もニラを一軍でファースト起用するのかな」とうっすら感じた記憶があります。

去年坂倉が捕手に専念できた理由はマクブルームとデビッドソンがいたからでした。不調とはいえマクブルームは「ポスト鈴木誠也」を期待して獲得した選手ですし、デビッドソンは今ではKBOの本塁打王です。

何を言いたいかというと、選手を本来の場所で使え、選手の本来の場所をしっかり決めてあげなさいってことなんですよ。

 

昨日の試合は坂倉がスタメンマスクをかぶりました。森下暢仁と今季初コンビを組みました。

4回表に得点圏で門脇誠に内角ストレートを3球続けて投げるリードは最高でした。

打たれましたけど気にすんな。あれは完全に マグレ です。

門脇のくせにいきがってインコースを引っ張ると打撃を崩すぜ。お前はちょこちょこ流し打ちしとけばいいんだ。

その後も吉川尚樹にレフト前を3本打たれ、坂本にもライト前。

打たれに打たれて6回3失点。最悪ではありませんが、森下坂倉は最高でもありませんでした。

 

私が坂倉のリードを好きだからという理由はいったん置きます。

ここで論じたいのは「いつまでもファースト韮澤、ファースト坂倉でいいのか」ということ。

首位にいた頃のカープは足が遅い選手も走っていました。失敗しても走ってた。だからチームも走ってた。

だが8月9月になると借りてきた猫のように走らなくなりました。

理由は色々考えられますが、暑いから、しんどいからが大きな理由でしょう。

んでまたいつか見たような「ヒット3本打っても得点ゼロ」というアホ野球がチラチラ見え始めました。

 

2023年10月のCSファイナル。

2位カープは首位阪神と甲子園球場で対決。

この時、新井と朝山は韮澤雄也を「村上頌樹との対戦打率が.500だから」を理由に8番ファーストで先発させました。※デイリー

結果は2タコと1トンネル。このトンネルが決勝点になったことを覚えていらっしゃるカープファンも多いでしょう。

ニラはセカンドとショートの選手です。ニラは今季ファームでショートを 81試合守りました。セカンド18、サード2、ファースト4。

 

「補欠なんだから贅沢言わず、どこのポジションででも試合に出ろ!」

も正論です。だけどそれをCSでやるかなあ…

話は飛びますが1991年の日本シリーズで山本浩二監督も突然「3番西田真二」を始めました。シーズンでは一度も「3番西田」なんてありませんでした。3番はずっと野村謙二郎だったのになあ…

 

朝山東洋 vs 金本知憲

きたへふさんの動画で「新しい打撃コーチは誰がいい?」というのがあって面白かった。

カープは一軍の打撃コーチが朝山東洋に代わってからBクラスが続いているんですね。

 

カープ打線が強かった頃の一軍打撃コーチは新井宏昌と石井琢朗。

東出と朝山が来てから「サード坂倉」とか「年間盗塁数が26個」とかおかしな野球が始まりました。

そんな朝山も今年で5年目を終了。交代するタイミングとしては悪くないと思われます。

きたへふさんの候補には前田智徳や石井琢朗、中村紀洋なども出てきて面白い。

「前田が来てくれたら嬉しいけど、新井が前田に頭が上がらなくてチームは困るだろう」という考察もさすがだと思いました。

 

前田がダメなら 金本知憲 でどうだろう?

新井は金本には結構口ごたえできます。

金本は阪神の監督を退任後、一度カープのユニフォームを着ています。マツダスタジアムOB戦。もちろん背番号は6じゃなくて10。

なぜか知りませんがカープの背番号10は今、空いてるんですよ。新井の25と金本の10。漫才コンビが揃って復活!

 

とは言っても、金本コーチと新井監督はまず実現しないでしょうね。

金本コーチはパワーが強すぎます。監督が二人いるようなもの。

新井監督だけは金本コーチに口ごたえできるでしょうが、赤松や小窪がやりにくくて仕方ない。藤井ヘッドの存在感も薄まる。

それにカープのコーチの年俸って上限1500万円なんですよ。1000万の人もいます。

監督は8000万円くらいもらえますが、コーチは1000~1500万。これが衣笠や前田が打撃コーチをしなかった理由です。知らんけど。

 

新井と金本コンビも面白かったですが、それももう過去のもの。過去の栄光。過去の漫才。

2025年のカープは若い選手と若いコーチで新しいチームを作っていきましょう。そのための新井監督なのですから。

 

本日のゲームプラン

高橋宏斗 vs 常廣羽也斗

今日は未来感あふれるマッチアップですね。奨成と田村を出すんだぞ。

ファースト韮澤もいいんだけど、エラーはしますよ。覚悟のうえで出しなさいよ。

思い起こせば中村奨成をドラフト1位で指名することにも私は猛反対でした。

「坂倉がいるのになんでスーパースターの捕手をかぶせてくるんだ。どちらかが試合に出られないだろ」という意味です。

今年で言えば矢野と小園がいるのに明大の宗山塁を1位指名するようなものでした。

「この先、カープが小園海斗をサードで使うか、ショートで使うか問題」はドラフト会議と日本シリーズが終わったらじっくりやります。ここを間違えるとカープはとんでもないことになります。

 

話を戻します。宏斗vs常廣。

どうすれば勝てるかな?

とりあえず四番キャッチャーは今日も坂倉でいいんじゃない?

田村俊介と高橋宏斗って1個しか年齢が違わないんですよ。んで中京vs愛工大名電でしょ。2年生の田村君は3年生の高橋君に手も足も出なかったそうですよ。

だから今日は田村にチャンスを与えたい。

昨日4タコでしたが、菅野も田村にはビビッて変化球攻めでした。阪神の才木でさえ田村にはスライダーばかりですよ。

田村が変化球を打てない理由は「ストレートを仕留めよう」と待っているからです。

春先の田村はストレートを一発で仕留めていました。宏斗も田村には簡単にストレートを投げないでしょうが、投げないわけにもいかないでしょう。それが甘く入ってきたら田村俊介プロ初ホームランはあると思います。

 

中村奨成。昨日出番なし。

今日も右投手なのでベンチかな。

新井はよく桐敷対策や高梨対策で右の代打(特に捕手)をベンチに置きたがりますが、阪神や巨人が左のリリーフを出す相手って「必ず小園か坂倉」なんですよ。野間と秋山には出しませんよ。だってそんなことしたら右の代打が出てくるもん。

新井が小園か坂倉に代打石原、代打奨成を出せるんなら、ベンチに右打者を並べる意味はあります。

だが新井は基本的に9番にしか代打を出さない。投手の打順で新井は「右の奨成石原、左の田中広輔」ってやってたわけだけど、その使い方はもったいないんだよね。9番が先頭打者なら値打ちあるけど、2死で回ってきたらもったいないよね。

 

また話が逸れました。夕べ、ちょっぴりムカつく出来事があったものでつい。

だから中村奨成をスタメンで使わないと意味ないよと言いたいのです。

レフト末包。ライト田村。奨成はどこを守るんだ?

センター しかないでしょう。センターは中村奨成。7年前のドラフトのあの日からずっと、私の構想は3番センター中村奨成、4番キャッチャー坂倉将吾でした。

「2025年のセンターを中村奨成で行くのか秋山翔吾で行くのか問題」も、新井カープにとっての新たな課題です。

秋山がケガしてから奨成をセンターに回すのではなく、今から練習させときなさいというのです。

ファースト韮澤も今から練習させときない。私は去年のCSでニラが2点タイムリーエラーした時、「明日もニラをスタメンで出せ!」と騒いでました。若者はミスらないとダメなんだよ。