2022.6.17(金)
ヤクルト 7-2 広島 神宮
大善戦です。カープのヒットは9本。全部クリーンヒットでした。佐々岡と朝山の理想の試合だったんじゃないですかね。
3番菊池はサイスニードに対して今季8打数4安打だったそうです。データを活かした素晴らしい作戦です。西武の左腕エンスが左打者に弱いことも佐々岡は知っていました。佐々岡と朝山は野球をよく勉強しています。
私は5/30の記事で「坂倉と奨成のパズルを間違えるな」と書きました。キャッチャー奨成に私は賛成です。
野球の緩急
スタメン捕手の中村奨成はよく頑張りました。こないだまで外野守備を特訓してたので奨成は味方投手も相手打者もまったく知りません。だから村上に対してもサイスニードに対しても塩見に対しても同じ配球でした。奨成はよく頑張ってます。いつも全力投球。マジメです。
大瀬良が3失点したイニングはアンラッキーな打球が続きました。大瀬良もマジメなんですよね。
坂倉は不真面目です。坂倉は手を抜きます。坂倉はど真ん中を平気で要求します。これが遊び心でピッチングの緩急。野球の緩急。
緩急が得意だったのが江川卓やダルビッシュ有です。NPBで今最も緩急効いてるのが高津臣吾です。サイスニードの2打席連続バスターとか、相手をよく観察してるなーと思います。まるで坂倉みたいです。佐々岡も現役時代はど真ん中でカウント取るの得意でしたけどね。マジメだから緩急を忘れたんでしょうね。
オンとオフって言うのか、4番と9番の違いと言うのか、カープのピッチングはいつもマジメすぎると思います。
ヒット1本も許さない、四球1個も許されない。だから慎重にボール先行。理想的で窮屈なピッチングです。そんなの不可能に決まってます。
奨成はこないだまで外野の特訓をしてました。ヤクルトの状態など調べてるヒマありません。
坂倉はサードですが、たぶん毎日投手陣と会話して、毎日スコアラーとも会話してます。
昨日2番手の森翔平が5回から登板。奨成と森は全打者にボール球から入りました。
状況は1対4。もう1点も許されません。そう言えばカープは1回から前進守備を敷いてました。
アホか。マジメか。
1点くらいやればいいんだよ。
一度ヤクルトの立場に立ってみなさい。4対1で3点リード。初対戦の新人投手が出てきた。
セオリーでは初球見逃しです。相手の球筋を見るためとサイスニードを休ませるため。
それをマジメな中村奨成はボール球から入るのです。いつも一生懸命で全力投球。素晴らしい姿勢です。マジメです。
坂倉は不真面目です。初球ど真ん中に構えます。
「打ってみろやボケ、ほれ打てや」
顔に書いてあります。今日、もしかしたら坂倉は森下と組むかもしれないです。なら村上にど真ん中ストレート要求するから見てなさい。坂倉は私と同じことを考えています。村上をスランプに陥れる配球をやりますよ。もしスタメンならですが。
キャッチャー奨成を私は容認します。
ただチームを勝利に導けるようになるのは1年後です。石原貴規も1年後。
坂倉なら今、今日チームを勝利に導けます。去年からずっと勝利に導けます。なのに佐々岡はサード起用。
古田敦也も新庄剛志もサードはたぶん守れると思います。だが古田はキャッチャー、新庄はセンターです。普通の指揮官はそう使います。
佐々岡はクレイジーです。過去のデータしか見えてないのかな。
オレと高津は未来のデータしか見えないんだけどな。
どんどん負けます
残念ですがこの先カープはどんどん負けます。
3番菊池を継続するならカープは負けません。ですがおそらく佐々岡は今日も打順を変えるでしょう。だからどんどん負けるのです。行き当たりばったりだから絶対勝てないです。
8打数4安打が佐々岡と朝山の根拠。たった8打席の記録が野球の根拠。こんなの根拠じゃありません。ルーレットでさっき7が出たから今度も7に突っ込むギャンブルです。
8打数4安打の内容を佐々岡と朝山は絶対見てません。
昨日良かったことは巨人も負けたこと。
アイツらもアホ野球。セリーグで1位2位を争うアホ野球です。
カープはこの先どんどん、どんどん負けます。野球に根拠がないからです。ヒットを打てないと勝てない野球がアホ野球。
令和の今日、そんなアホ野球をやってるのがカープと巨人です。DeNAはまだ足を使えている。
カープと巨人で5位6位争いをしよう。それはそれで楽しめる。坂本勇人に矯正用の口輪を買おう。コレです。