遠藤淳志とDJジョンソン。あと小園海斗の内野守備。

今日は中日の話から始めます。OBの権藤博さん(81歳)がこんなこと言いました。

「中日は捕手郡司にかけてみるべき」(日刊スポーツ.2020.2.17)

へえ。郡司は仙台育英で梅津晃大とチームメイトだったんだ。

私は中日の正捕手は加藤匠馬(27歳)がいいと思います。せっかく去年ガマンして育てたんだから、今年使わないともったいない。


(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

 

中日と巨人

各地で練習試合が始まって他球団の戦力も少しずつ見えてきました。

まだ言ってなかったけど中日の新一軍打撃コーチ栗原健太(38歳)には違和感がありますね。

カープと楽天の赤っぽい色から中日の青に。なんか顔色まで赤から青に悪くなったように見えます。笑

ウソです栗原。元気で頑張れ。久々のセリーグ復帰で今年はたくさん栗原に会えます。栗原のユニ姿は何色でも嬉しいです。

 

あと巨人の3塁コーチャーは石井琢朗(49歳)です。

ここは元木大介(48歳)でいいだろうと思いました。ヘッドコーチもわかるけど「石井琢朗の3塁コーチャー」はカープファンにはイメージが良くないのです。

巨人は打撃陣が好調ですね。吉川尚、山本、若林、大城が良かった。あと岡本和真。この5人は力を付けてきてます。

巨人の新外国人はあまり怖くなさそうでした。投手も打者も。

 

カープの先発は遠藤淳志

2020年2月19日(水) 名護

日本ハム5-1広島

今シーズン初めて負けました。ああホッとした

まだ2月です。勝ったり負けたりでいいのです。

 

先発は遠藤淳志。3回無失点。

昨日はアツに受けてもらいました。アツのリードも味わい深かったのですが、やはり遠藤淳志はプロの先発投手の調整をしているのではないか。

要は遠藤は開幕に合わせて調整しているという意味です。

オープン戦ではエンジンを全開にしませんよと。妄想ですけど。

徐々に温まってきた感じがあります。遠藤の仕上がり度は現在70%と見ます。

解説の岩本勉も言ってましたが昨日の遠藤には「尻上がり感」がありましたね。立ち上がりは球数を使いましたが打者2巡目あたりからリズムとテンポが良くなってきました。

ディスイズ・ザ・先発投手

カッコいいぜ遠藤。やはり野球センス抜群だ。

 

2番手は矢崎拓也

私が推したヤサタクが2番手。

さっそく1回3失点。

でもそんな絶望的に悪い感じでもありませんでした。

先頭打者の4番大田泰示には低めのカットボールを上手くレフト前に運ばれました。

続く5番中田翔。カウント0-1から外角高めストレートをライトに2ランHR被弾。

この球は甘く入りましたけけど問題ナシ。ストライク先行ピッチングの結果に過ぎない。

ヤサタクは四球出すくらいならホームランを打たれろ。

142kmでしたが球威は十分。右方向への2ランくらい全然OKです。

その後7番万波中正(19歳)をしっかり三振。アウトロー144kmでズバッと見逃し。完全な逆球ではありましたが。笑

石原貴規は万波を変化球で追い込んだので高めストレートを要求。んでアウトローギリギリにナイスボールが行きました。

去年のオープン戦では船越涼太が矢崎拓也をリードしようとしてましたが無駄だからおやめなさい。

ヤサタクはど真ん中でOKなのです。

その後2四球を出してさらに1失点するのですが2四球とも左打者。西川近藤。

左に投げにくいのか、今年のヤサタク。右投手のカットボールは左打者にこそ有効ですぞ。

あと細かい話ですがレフト宇草。

西川近藤の連続四球の前。ヤサタクは9番清水優心にレフト前ヒットを打たれましたがあれはレフトが捕れた打球です。

レフトライナーで抑えてやればスリーアウトチェンジでした。

2死1塁でしたので長打警戒も分かりますがまだ4回裏です。宇草の消極的な守備だと思いました。もっと前を守れって意味。ヤサタクの150kmを9番打者がレフトオーバーなんてまず打ちませんよ。

総じて矢崎は悪くありませんでした。1回3失点、ホームランに押し出しですけどね。ボールに力はありました。

普段矢崎の四球をディスる人に矢崎の被本塁打をディスる資格はありません。

 

小園が2塁と3塁へ

今日も小園がセカンドスタメン。んで試合途中に田中広輔が引っ込むんですがショートに入ったのは何と曽根海成。

ショート曽根、セカンド小園という時間帯がありました。これは興味深かったし私も強く支持したいと思います。

小園にはショートだけでなくセカンドとサードもやらせたい。

小園はその後いつの間にやらサードにも回ってサードゴロをショートの捕り方でアウトにしました。

ファールフライは捕れなかったけど、あれは普通の三塁手でも捕れないファール。全然OKです。

小園のサードはまずまず無難に見えました。でも私は個人的にサード小園よりセカンド小園の方が好みです。キクのような強肩を小園にも見せてもらいたいからです。

打撃にも小園らしい力強さが出てきました。小園のエンジンも温まってきた感じです。仕上がり度80%くらいでしょうか。

 

新外国人3人

ピレラが3打数2安打でした。

一番驚いたのは1回表の走塁です。田中ピレラが連打で無死12塁。

生意気そうな加藤投手が二塁へ牽制悪送球。センターのカバーが早かったのですが、田中広輔は思いきって3塁へ突撃。ギリギリセーフ。

んで1塁走者のピレラがしれっとセカンドへ好走塁。これまた野球センスを感じました。センターがボールを持ってますから2塁を狙うのは難しいですよ。ナイスランでした。

2打席目の3塁線2ベースでもピレラは快速ベースランを披露。やはり足が速いですね。ピレラは田中広輔ほどではありませんが菊池涼介くらい走れそうです。

2番ピレラも面白い。あとは守備位置。小園のように他の守備位置も試しておけばいいのにと思います。ピレラは使い勝手のいい選手ですよ。

 

テイラー=スコットが1回1安打無失点。

DJジョンソンが1回三者凡退。無失点。

スコットはたまたま抑えた感じ。動くボールをゾーンに投げるだけ。

DJのストレートはコマンド力が高いですね。たくさん空振りも取りました。変化球はまだ高いです。調整段階でしょう。

DJにはなんか威圧感やオーラを感じますね。体の大きさやヒゲの威圧感じゃなくて「リリーフに慣れてる」「1イニングの抑え方を知ってる」という感じがします。

ちょっとオーバーに言えば佐々木主浩に似ている。上原浩治や中﨑翔太とはすこし違う。

フランスアのバックアップとしては非常に頼もしい存在になりそうです。DJ。

 

フランスアと高橋樹也

佐々岡がまた「フランスアが調子悪い」みたいに言ってますが大丈夫です。

本番になれば160km出ますよ。

高橋樹也。

スライダーとチェンジアップで三振2個。実力です。

 

最後にハムの気になる選手。

王柏融。

8回のDJに10球くらい投げさせました。なかなかアウトになってくれませんね。今年は3割打つかもです。

 

万波中正。

高卒2年目ですが1軍帯同。立派です。フランスアから右越え3塁打。

そうでした。この子、横浜高校の頃から3打席3三振の後に突然場外ホームランを打つような打者でした。

同級生の吉田輝星、柿木蓮を差し置いて先にレギュラー獲得するかもね。アフリカンな守備走塁も楽しみです。