2023.9.3(日)
広島 0-3 中日 マツダ
昨日帰宅するとデーゲームのカープが敗れ、ナイターの阪神は7対0でリードしていました。
試合もそのまま終了して阪神のマジックは15。残り20試合で7.5ゲーム差。
かなり絶望的なゲーム差になってしまいました。
新たな目標
敗戦後の新井監督は
「目の前の一戦一戦を一生懸命」
と、いつものように語りました。
言ってる内容はいつも通りですが、この先は1点リードされた展開で矢崎や島内を出すことはしなくなるんじゃないでしょうか。
まあ島内は違った意味で1点ビハインドで登板するかもしれませんが・・・
今週のカープは「明日なき戦い」をやめて、オーソドックスな野球に戻してくると思います。
平たく言えば
「先発投手を中4日で登板させない」
「リリーフを酷使しない」
「ケガしてる選手を休ませる」
という意味です。
二俣翔一をスタメンさせるのはもう少し先になるのかな、って感じです。
カープの新しい目標は
「ケガ人を出さず、優勝を目指す」
ってことでいいんじゃないでしょうか。
まだ目標を「2位でクライマックスに行く」に下方修正することはありません。
ただ「西川龍馬に無理して試合に出てもらう必要」はなくなったかなという意味です。1点負けてて矢崎や栗林に出てもらう必要もなくなった。
だけどまだ二俣翔一や林晃汰に一軍経験を与えるヒマまではないというところ。
坂倉のリード
坂倉将吾に元気がありません。
昨日も途中出場。
新井は中日の柳裕也に対して右打者を並べるのが好きですが、それにしても今日負ければ終わりという試合で坂倉のベンチスタートは少し寂しかったです。ここまで優勝争いしてきた立役者なのでね
代打で三振もいただけませんが、マスコミで叩かれてるのは無死12塁でスリーバントを決められた坂倉の配球です。
新井宏昌と野村謙二郎に「ストレートを3球続けたのがもったいなかった」と言われてしまいましたが、ザット・イズ・結果論。
坂倉は高めウエスト気味にストレートを要求し、島内のストレートがストライクに入りました。
坂倉の要求通りに来ていれば、中日石垣のバントはバックネットへのファールになっていました。
新井とノムケンの主張は「3球続けてストレートのストライクがもったいない」ということ。そんな簡単なことはお前らより坂倉のほうがよくわかってる。だから高めボール球を要求しました。
ただし私は坂倉の高めストレート要求と、完全に振ってないのに塁審に「振った!」って聞く姿が好きではありません。
たまにならいいですけど、少し数が多すぎる、
私が絶賛する坂倉のクレバーなリードと対照的に、この高めウエスト要求と塁審へのスイング判定はかなりアホっぽいなと見ています。
来年はやめなさい。無駄だしカッコ悪いから。
昨日の石垣のスリーバントに関して言えば、バントの確率が20%でバスターの確率が80%でした。
ストライクのチェンジアップを投げれば拾われる可能性があり、坂倉はボール球で1球様子を見たかった、が真実でしょう。
坂倉は島内の球が中に中に来ていることも考えて、もっと露骨に昭和のようにアウトコースにボール要求するべきだったと言うなら、新井とノムケンのいうこともわかりますよ。でもそれも消極的な配球だと思います。石垣ごときに無駄球を1球投げるのも相当もったいない話です。
秋山とマクブルームと西川龍馬と
九里亜蓮は中4日でよく頑張りました。大阪は35度でしたがマツダスタジアムは何度だったんですかね。
気象庁の発表する気温って、日陰に設置した涼しい「百葉箱」の中の気温です。ひゃくようばこ。
グラウンドレベルやオフィス街レベルでは優に40度を超えていたでしょうね。
昨日は雲一つない青空でしたから、試合中の気温は50度近くまで上昇したのではないでしょうか。
そんな中をアツとクリはよく頑張りました。そのうちファンの方も倒れるよ。
ピッチャーはよく頑張ったのですが、やはり打線が得点を取れませんでした。
柳相手なのでしかたありませんが、西川龍馬の脇腹痛が再発してベンチ外だったことも痛かった。
抹消はしてもしなくてもどちらでもいいですが、火曜日から元気にスタメンフル出場はちと厳しいでしょう。
上本崇司もいないので、四番はまたセカンド菊池でいいんじゃないですかね。
松山竜平はやっぱりチャンスに代打で使いたい。
マクブルームが2軍で試合に出た、秋山が打撃練習を再開したと言うけれど、私は「二人に期待してはいけない」と思います。
見切り発車はかえって危険です。今週は今いるメンバーで戦うべき。
四番は菊池か堂林。中村奨成でもいいと私は言い続けています。
末包とデビッドソンの本塁打はプラスアルファです。ホームランが出ないと勝てないチームは弱いです。
確実性のある打者を上位に並べて、坂倉と投手の力で守り勝つ。
いつも言ってる野球と、ここまでやってきた新井野球を続けていきましょう。
秋山マクブルーム西川龍馬のいないカープ打線が10対0で勝つことは厳しいです。