2021.7.21(水)
ソフトバンク 7-6 広島 筑後
一軍も弱けりゃ二軍も弱い。10連敗後、1つ勝ってまた5連敗。
「二軍は勝利だけを目指すとこじゃない!」と言われても、8回裏の中﨑翔太はホームのベースカバーに走っていませんでした。
何があったか知らないが、私の教科書には載っていないプレーでした。
試合がなくてもイライラするぜ
東京五輪関係者からコロナ感染者が続出。
それはそうです。何万人も来るんだから100人やそこらの感染者は出るでしょう。
丸川大臣は「もう選手が来ちゃったからw」と言ったとか言わないとか。
カープ一軍とメキシコ代表の練習試合はコロナで中止。佐々岡の危機管理能力がむなしい。
カープがメキシコ代表と練習試合をすることが発表されたのは7/14(火)のこと。
7/24(土)と7/25(日)の2試合。
んでメキシコ代表選手にコロナ感染者が出たのが7/20(火)。
「2試合とも中止」と発表されたのが7/21(水)の昼。
「長野組vs松山組」が発表されたのが同日夜。
3日くらい前に巨人が「阿部組」「二岡組」「あともう一人」で3チームの紅白戦をやりまました。
この時のチーム分けを阿部と二岡ともう一人で「選手をドラフト指名する」というやり方。しかも巨人軍公式インスタライブで生配信したそうです。
私は吐き気をもよおしました。本当に心の底から選手をコマだと思っているんですね。あの球団は伝統的に。
もう一人は元木大介でしたかね。私と同い年。こういう監督と球団の暴走を止めないといけない立場なんですが、喜んで喜んで真っ先に丸佳浩を1位指名。あんなクソ球団に10ゲームも離されているのか俺たちは。ぐぎぎぎ・・・
と思っているところに佐々岡真司がぶち込んできました。
「メキシコ中止だから長野組vs松山組。チーム分けはドラフトで」
はあぁぁぁ?
ド、ド、ド、ドラフトぉぉぉ・・・
ただでさえ選手から総スカンを喰らってる佐々岡がこのタイミングでドラフトとは・・・
チームがガラガラと崩れ去る音がする。
メキシコと親善試合をするメンバーは東京五輪に漏れた人たち。今の一軍にキク、誠也、森下、栗林はいません。
この状態で一軍選手たちはさらに「優先順位」を付けられるのです。あんた5位であんた6位。全体何位とか。
選手のプライドはズタズタです。選手はコマじゃありません。こんなの「評価」じゃありません。
小学生の頃、私もドッジボールや野球をする時「はないちもんめ」的に小学生をドラフト指名してきました。
しかし社会人になると売上を稼ぐエースと同様に、掃除のおばさんや事務員のお姉さんに感謝しリスペクトをしてきました。
だってそれがチームだからです。私個人の哲学じゃありません。一般常識で古葉野球です。
それを踏みにじった巨人軍。そして追随する広島カープ。
試合がない日も俺を怒らせる佐々岡。さすが愚鈍者、傍観者。
今からでも間に合う。紅白戦ドラフトと東京五輪は中止になさい。
二軍の試合
二軍の試合も7対6で敗戦。
負けるのはいいんですが床田、今村、中﨑が打たれました。
中村奨成がケガで交代。遠藤淳志は7球で交代。
なんだかなあ・・・コロナもわかるけど「選手のベストを引き出せていない感じ」がずっと続いてますね。
19歳の持丸泰輝がスタメン捕手で、22歳の中村奨成がスタメンレフト。
持丸は育成選手。中村奨成は清原超えてドラフト1位。その選手が今レフトです。
わかってますよ。私が言ったんですよ。「奨成を一軍で使わないのなら、二軍で外野の練習をさせろ」と。
しかし一昨日のスタメンマスクは新人の二俣翔一18歳。昨日は持丸19歳。
チーム編成がどこかおかしいでしょう。クロンが二軍というのもおかしな話。ピレラはずっと一軍でした。
足を広げた堂林
昨日のデイリースポーツにこんな記事が載りました。
大盛穂のバネを見よ!
見よ!広島が誇る大盛の“バネ” 西川の手に向かってジャンプ/カメラマン発/オピニオンD/デイリースポーツ online https://t.co/VuFuTHTvZ7 @Daily_Onlineより
— ひが (@higashidesedai) July 21, 2021
2年前、大盛は新人体力テストで小園や羽月を抑えて1位に輝きました。ソースはニッカン。
肩とスピードもさることながらバネとジャンプ力にも定評がありました。
野球にバネやジャンプはそれほど重要ではありませんけどね。笑
よく見ませんか?
内野手が頭を超すライナーに対して、垂直に高くジャンプして足を広げるプレイ。
あれ、なんで足を広げるか知ってます?
「1」高く飛べるから
「2」高く飛んでるように見えるから
答えは圧倒的に「2」高く飛んでるように見えるからです。ファッションだけでやってます。
私も時たま内野を守った時、必ずジャンプして足を広げてました。高く飛んでるように見せるためです。
誰に見せるのか?
ファンや彼女じゃありません。
監督とコーチにです。「俺を試合に出せ!」という意味。
菊池涼介はよく足を広げます。アイツはもはや監督に見せつける必要がないため、おそらくファンサービス。
田中広輔と堂林翔太はジャンプして足を広げるところを見たことがありません。誠実で正直だからウソをつきません。たぶん坂倉もこういうタイプ。中村奨成は・・・ジャンプ力をひけらかししそうです。笑
ここで最初の動画、昨日のハイライトをもう一度見て下さい。
8回裏に中﨑が決勝タイムリーを打たれたシーン。
サードの堂林が垂直にジャンプして、足をおっ広げているんですよ。
「前からやってたよ」と言われるかもしれないですが、私はちょっと驚きました。
堂林が
「俺は悪くない。ちゃんと全力でやってるぜ」
「俺を出してくれ。手を抜かずにやってるぜ」
とか思っているなら私はチームがうまく機能していないと思います。
新人が上の気持ちなら良い。新人は自分のことだけを考えていればよい。
しかし12年目のベテランが「俺を使え」ではマズい。個人軍です。
このプレーが決勝タイムリーでした。
最初に言いましたが、勝ち越しを許した中﨑翔太はベースカバーを怠りました。
ガッカリするのはてめえの自由。しかしかつての守護神が「フォア・ザ・チーム」を忘れるようではチームは絶対に勝てません。
味方のカバー、味方のサポートをサボるチームは絶対に勝てません。一般常識、古葉野球。2回目です。3回も言わせるな。
なのに土曜日は選手のドラフト会議。
私は大反対です。
紳士の長野が思い止まってくれることに期待します。坂倉将吾の重複指名に田中広輔や安部友裕がグレて、ますますチームがガタガタになるからです。
さて最後にちょっとだけ高校野球。
広商vs崇徳。達川光男vs山崎隆造。古い。笑
死闘でした。0対6の9回表に広商が一挙6点で追いつき、9回裏に崇徳がサヨナラ。
鳥取県では米子松蔭が逆点サヨナラ。県下22校の鳥取県は1回勝てばベスト8です。笑
神奈川では前田晃宏くんが本日の第1試合に登場します。
今日の相手は桐光学園。松井裕樹の母校です。慶応はこれに勝てばベスト8進出です。