今日は2本立て。
昨日のカープは前記事でご覧になれます。
本記事では松井稼頭央・電撃解任について書きます。
だってスポニチもサンスポも「事実上の解任だ」って書いてるんだもん。
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解任までの背景
昨日の試合終了後、突如発表されたそうです。
西武はここまで15勝30敗0分、勝率.333。首位ソフトバンクと14.5ゲーム差の6位。
実は私、「今年のパリーグは西武ライオンズが優勝する」と予想していました。※参考記事
理由はピッチャーがいいから。
現在首位のソフトバンクは「有原以外、先発投手がいない」と思っていました。「モイネロはすぐリリーフに戻るだろ」とか思ってました。今でもそう思ってます。
アホな評論家の皆さんは、過去の成績のみを根拠に「1位ソフバン、2位オリックス」と予想していました。
そんな中でも「3位西武」と予想する評論家はけっこう多く、戦前の西武の評価はまあまあ高かったのです。近年のドラフトも当たり続きだし。
しかしフタを開ければ15勝30敗。監督解任。
自慢の防御率もイマイチですが、低迷の原因は何と言ってもチーム打率.211の打線です。
チーム打率.211はキツいですね。申し訳ないが、私は想像したくありません。
4月のカープは3試合に1試合のペースで完封されていました。0勝8敗3分ぐらいだったかな?
その頃のカープでさえチーム打率.220以上はありました。.210台に落ちたことはたぶん一度もないはずです。
西武は45試合消化して.210台。ファンの皆様のイライラをお察しします。
山川穂高とFA制度
私は最近の西武ライオンズを応援しています。
なぜかと言うと主力が次々にFA離脱するところがカープとそっくりだからです。
この気持ちは12球団の中でもカープファンと西武ファンだけが共有できるモノじゃないでしょうか。
なに、日本ハム? あの球団はちょっと自業自得なところがありませんか? 糸井さんのトレードとかあり得ないでしょ。
西武ドームでFA移籍した山川穂高に2打席連続満塁ホームランを打たれた試合もありました。
んで山川は西武ファンの前で思い切り・・・どすこーい!をやりました。
噂に違わぬ畜生ぶりです。2打席目はさすがに遠慮したらしいですが、思い出したくもない悪夢でした。
松井監督は「山川をチームに残留させたかった」との噂があります。真相は知りませんよ。あくまで噂。
だが渡辺久信GMは山川を放出したかったらしい。女性問題もさることながら、山川の高年俸がネックだったのでしょう。カープとそっくり。
そう言えば「山川の人的補償に和田毅を」と言ったら、代わりに甲斐野央を貰えたこともありましたね。
要するに西武球団にはお金がないんでしょうね。カープとそっくり。赤字は許されない。
それでも2018~2019年は辻監督のもとでリーグ2連覇を果たすなど、けっこう頑張っていた西武。
2023年、満を持して切り札の松井稼頭央を監督に据えましたが、3年契約2年目でまさかの解任となりました。
メジャー帰りの秋山翔吾はカープに取られ、中島宏之はオリックスに取られました。松坂大輔もソフトバンク。
松井稼頭央も楽天でした。監督になって帰ってきてもまた解任。これじゃ西武ファンはたまったものではないでしょうね。
頑張れ、西武ライオンズ
私も3年前は佐々岡監督に向かって毎日「休養だ、解任だ」と騒いでいました。
あの時の佐々岡は3年契約を全うしました。この3年間はめちゃくちゃ長かったです。今思い出しても冷や汗が出ます。
最下位の西武にイライラしていて「松井やめろ!」と言ってる西武ファン。
球団の顔である松井稼頭央に「やめないで!」と願ってる西武ファン。
比率はどんなもんだろ?
私は辞めろ派が2~3割で、やめないで派が7~8割だと思います。実情は知りませんよ、私はカープファンだから。
佐々岡の時は「やめろ派」が8割以上いたと思うけどな。松田オーナーは優しいんですよ。
とにかく松井解任は決定事項。ナベQが新監督。
過去には監督交代から順位を上げたチームはいくつもあります。
ナベQも優勝監督。ドラフト運最強。チームにツキを持ってくるんじゃないか。
私の好きな豆田泰志は今、何やってんの? セットアッパーで使ってよ。
私はドラ1の武内君より、ドラ2の上田大河を非常に高評価しています。早く一軍に呼びなよ。
何より俺の中村祐太をクローザーで使えばリリーフ問題は即解決するじゃないの。
「うちが困ってるのは投手じゃないんだ。打者なんだ!」
私が好きな西武の野手は鈴木将平とタイシンガー=ブランドンです。※参考記事
岸や若林のこともブログによく書いたよ。
なんで書いたかというと、西武はドラフトで良い選手を既に獲ってるんですよ。
だからFAで出て行かれても、次々と新しい選手が出てくると私は予想していたのですよ。
それが鈴木やタイシンガー。2人とももう26歳なのね。
中村奨成トレード話
最後にトレード話。
実は西武が貧打にあえいでいる頃、私は
「カープの有り余る外野手と西武の20歳くらいのショートをトレードするかもしれないな」
と見ていました。と言うか、今も見ています。
カープは現在、
・中村奨成外野手(24)
・佐藤啓介内野手(22)
・中村貴浩外野手(23)
らの出番がなくて困っています。
カープの外野陣は秋山、野間、末包がレギュラー。控えが宇草とケンティー。まだ大盛、田村、久保もいます。
その代わり、カープには若いショートがいない。打てなくてもいいので、ショートを守れる選手がほしい。
西武ファンの方には
「山川を出して、中村奨成を獲るんかw」
と笑われるかもしれませんが、奨成は裁判沙汰にはなっておりません。示談で解決しているので何も問題ありません。奨成は真っ白です。
言っておきますが、私のブログに最も頻繁に登場する選手は中村奨成です。めちゃくちゃ期待しています。「明日から小園の前を打たせてもいい」とさえ高評価しています。
だが、上が詰まっていて奨成はなかなか試合に出られない。
去年の8月、カープの一軍で末包と奨成がレフトのポジションを争っていました。奨成はこの時、末包に敗れ二軍に落ちました。
そこから末包が一軍の5番で、中村奨成が二軍の5番。
一つ間違えば末包と奨成の立場は逆になっていたかもしれないのです。
さらに1ヶ月後、田村俊介が鮮烈デビュー。10月には井端弘和に絶賛されて日本代表。「タムラ!タムラ!」の大合唱。
寂しいけど、中村奨成が活躍できるなら西武に行ってもいいかもしれない。
ネット民はすぐ「そんなもん要らんw」て言うてくるけど、奨成の打撃は本物ですよ。守備走塁はまだポカがありますが、試合に出ていれば上達すると思います。
私があれだけ秋山翔吾獲得に反対したのは「2年後に絶対こうなる」と思ったからです。※参考記事
末包かケンティーのどちらかが秋山に弾かれて二軍落ちと思ってました。弾かれたのは奨成でした。
秋山と野間が元気なうちは奨成は試合に出られません。後ろには久保と田村も控えてます。今年のドラフト会議では右の外野手を1位指名する噂もある。
もしもこのトレードが実現すれば、中村奨成を捕手に再コンバートすることも可能です。
あんたのとこにも全日本のキャッチャーがいますが、強打の第2キャッチャーがいてもいいでしょ。
その他の二人。
佐藤啓介は育成選手。大卒ルーキー。二塁手。二軍で4割打ってウエスタンの月間MVPを獲得。
だが佐藤のライバルも菊池と小園です。矢野まで出てきた。
カープも内野手が足りないので、簡単にはトレードに出せないですが「1~2年だけ期間限定」なら出せます。
あんたらにも外崎がいますが、サード外崎、セカンド佐藤も悪くない。
中村貴浩は大卒2年目の外野手。
右投げ左打ちの中距離打者で、どこにでもいるタイプの選手ですが、貴浩はフルスイングに魅力があって吉田正尚を目指している選手。
即戦力度は「中村奨成=佐藤啓介>中村貴浩」です。
3人とも一軍で活躍できる力があります。
貴浩はまだ無理かな。
佐藤啓介はおもしろいと思います。
中村奨成は必ず大活躍すると思います。救世主です。