今週末はソフトバンクと2連戦。
誰が投げるんでしょうねえ。先週は先発ローテ候補の大瀬良、九里、床田、アンダーソン、遠藤が投げました。中6日でまたこの人たちが投げるかもしれません。開幕まで残り4週間。
打線では先週初めて「3番マクブルーム、4番西川龍馬」という打順が組まれました。4番龍馬は大いにあり得る展開ですが3番マクブルームはどうだろう?試す必要は全くないと思います。3番デビッドソンはわかりますよ。デビに多くの打席を与えるため。
ということで今朝は西川龍馬の話をします。
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西川龍馬はタイトルを狙う
龍馬もはやプロ8年目を迎えます。
1年目から試合に出て岡田明丈とともにいきなり三連覇。
ただ当時から本人が常に口にしていた言葉は「自分は優勝経験させてもらっていた立場」ということ。三連覇を引っ張った主力はタナキクマルと誠也。投手陣ではKJ今村中崎でした。
西川龍馬は1年目から62試合、95試合、107試合と出場数を増やしていきます。十分チームに貢献していると言えますが本人は満足していないのでしょう。
4年目以降もちょいちょい口にしてましたが、今年は特に
「自分が主力となってチームを優勝に導きたい」
と語ることが目立ちます。
龍馬は過去7シーズンで規定打席に到達したことが2度あります。2度しかないの?とも言える。
その2度はどちらも打率3割未満。龍馬の通算打率は.298ですが、まだプロでは1度も3割を打ったことがないのです。坂倉でも1回あるのにね。
このことに西川龍馬は非常に危機感を抱いており、前述の「主力で優勝したい」「タイトルを獲りに行く」発言に繋がるわけです。
西川龍馬は単年契約
そんな西川龍馬の今シーズンは年俸1億2000万円。んでなんと単年契約でございます。
これはけっこう注目ポイントでございまして、通常FA選手というのは複数年契約を結ぶもの。秋山翔吾が古巣ではなくカープを選んだ理由も「西武のオファーが2年契約だったのに、カープは3年契約だったから」と言われています。
またお正月の野間峻祥を語る特番の中で、坂倉将吾が西川龍馬に向かって「今年ガンガン打って、そのタイミングでFA宣言すればいいんですよ」と物騒な発言をしたシーンを私は見ました。
FA権は選手の権利ですから坂倉の言うとおりなんですけど、テレビではあんま言わない方がいいんじゃないか。笑
龍馬も背番号5をもらっておいて今更FA権を行使するような男ではないと思ってますが、理論上は行使可能です。単年契約だから。
龍馬の本音は黒田博樹と同じで「1年1年に命を賭けるぞ」という気迫だと思います。
鳥谷と井口の予想
現在スポーツナビで「鳥谷敬と井口資仁が今シーズンを占う」って企画をやっていて、お二人が記者の質問にマルペケで答える形式。
二人とも「今シーズンの村上宗隆が2年連続で三冠王を獲得する」の質問にキッパリと「×」を上げておられます。
その理由をお二人ともに「カープの選手が首位打者を獲りそうだから」と語っておられました。
カープの選手というのは西川龍馬、坂倉将吾の二人のこと。私はそこに小園海斗も含めています。
特に井口は「西川がいい。打率3割3分打っても驚かない」とコメントしています。カープファンなら当たり前ですが、プロ野球解説者がここまで言うのは珍しい。セリーグの首位打者は3年連続3割3分未満ですからね。
私は小園海斗にも3割3分を打てる力があると見ています。だから侍に呼べとわめいたのです。
まあ本命は西川龍馬でしょう。対抗小園。坂倉は打率より打点を狙うべし。
実は龍馬も上の動画で「タイトルを獲りたい」と言っただけで「首位打者を獲りたい」と言ったわけではありません。
タイトルって何? 最高出塁? 最多安打? 打点王の可能性もある。
単に「どれでもいい。キャリアハイを残したい」って意味かもしれませんけど、龍馬が狙うべきタイトルは首位打者と打点王になるでしょうね。小園は首位打者と最多安打。秋山翔吾もライバルです。
カープの打順はまだ全然決まっていなくて、1番秋山、2番野間、3番龍馬が開幕の打順になりそうな感じ。良いと思います。私の好みは1番小園、2番野間、3番龍馬、4番マク。5番秋山、6番坂倉ですがね。
今年の龍馬は仕上がりが早いし、コメントにも力強さがあふれています。
スカしてる感じやファッションセンスは相変わらずですが、FA残留後にここまで気合いを入れる選手は珍しいです。黒田以来。大瀬良も九里も會澤も複数年FA残留後は成績を大きく落としましたからね。
とにかく今年の西川龍馬は楽しみです。
私は一昨年から「西川龍馬は打率3割3分、本塁打35本を打てる」と言ってるんです。恥ずかしいから早くクリアしてくれ。笑