菊池涼介はゴールデングラブ賞を獲れるのか?

2023.9.18(月) 

中日 8x-7 広島 ナゴド 

3連休はカープを見られませんでした。田村の骨折も残念でした。

気が付けばDeNAと2.0ゲーム差になりました。貯金10個をキープできれば大丈夫だとは思いますが、ケガ人続出でそれができるかどうかがわからない。まあ最悪3位でも私は別にいいですよ。2位も3位も一緒じゃん。笑

ちなみにカープとDeNAが貯金10個で並んだ場合、引き分けの数が多いカープの方が勝率は上になります。

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規定打席

今日は個人記録の話をします。

リーグ優勝は阪神に決まりました。優勝以外は2位も3位も大差ありませんよ。

カープが奇跡的にCSを勝ち抜いてもセリーグ王者は阪神です。2位や3位からの日本一など名義だけの軽薄なタイトルです。2023年の王者はあくまで阪神。

 

まだ決着の付いていない戦いと言えば、個人タイトル争いということになります。

投手では島内颯太郎が最優秀中継ぎ投手の座を争っています。現在セリーグトップの40HP。2位がヤクルト清水の38HP。

できればトップタイではなく、単独で最優秀中継ぎ投手に輝いてもらいたい。カープからの最優秀中継ぎ投手賞は球団史上初の栄誉となります。

 

野手ではずっと西川龍馬が首位打者を争ってきたんですが、ここに来てまさかの登録抹消。

1位の宮崎敏郎に2分差をつけられたことも大きいのですが、実は西川龍馬は規定打席到達も風前の灯です。

143試合×3.1打席が規定打席。小数点は切り捨てで443打席が規定打席。

西川龍馬は現在105試合出場で427打席です。残り16打席。

脇腹を痛めているのでCSを優先するなら試合に出ないで休んだ方がよい。個人記録を追いかけるなら残り16打席を立つかもしれません。

 

有名な話ですが、実は西川龍馬は

「規定打席に到達しての打率.300」をまだ一度も達成していません。

「足りない打席数を全部アウトと計算して・・・」が適用されるのは首位打者のみであり、打率3割には適用されません。

見なし首位打者は成立しますが、見なし3割は適用されないのです。キリがないからです。

 

他にも坂倉が現在430打席。野間が418打席。

カープは残り7試合。坂倉もけっこうギリギリ。野間は登録抹消されたので規定打席到達は絶望です。

 

投手では九里亜蓮と床田寛樹が規定投球回数に到達。

床田も後半に失速したため無冠に終わりそうです。立派な成績なんですがね。

 

ゴールデングラブ賞

さて本題。

今日の本題はゴールデングラブ賞であります。

カープで唯一この賞を狙えそうなのが菊池涼介です。

投手部門で森下暢仁が2年連続受賞する可能性もゼロではありませんが、規定投球回に到達していない先発投手が受賞する可能性は極めて低いでしょう。

 

キクは既に規定打席に到達しています。なので今年も十分に受賞できる資格あり。

守備力も健在で失策数はリーグ最少です。

ただしキクの11年連続GG賞にも一抹の不安が残ります。

 

まずキクの守備機会の少なさです。

数字を出しましょう。

■セリーグ二塁手の守備率

 中野拓夢 132試合 440補殺 失策9 併殺97 守備率.988

 吉川尚樹 115試合 341補殺 失策5 併殺66 守備率.991

 菊池涼介 110試合 294補殺 失策3 併殺63 守備率.994

 

「守備率」で言えばキクがセリーグナンバーワンです。土のグラウンドでこの成績は立派です。

ただしキクの11年連続GG賞を阻みそうな要素が出場試合数の少なさなんですよね。

2022年のキクはセカンドを120試合守りGG賞獲得。2位の山田哲人も120試合でした。

2022年の得票数はキクが114票。山田が87票でした。ソースはセリーグ

 

今年のキクが最短で一軍復帰し、残り全試合スタメンできたとしてキクがセカンドを守った試合数は116試合

阪神の中野は現時点で132試合セカンドを守っていますが、実はコレって全試合出場なんですよね。

中野は規定打席もとっくにクリア。打率3割も射程内だしヘタすりゃセリーグ最多安打にも届こうかという打撃成績です。

あと中野には「優勝のご祝儀得票」も考えられます。

キクのゴールデングラブ賞を阻む最大のライバルは阪神の中野ということになりそうです。

 

キクの光明

まずは不安要素を書きましたが、キクがノーチャンスかと聞かれれば決してそんなことありません。

十分に勝算もあります。

 

2022年リーグ優勝したのはヤクルトでした。けっこう独走で2位に8.0ゲーム差で優勝。

そんな中、我らのカープは5位でした。

先述しましたが、2022年のキクは120試合。山田哲人も120試合。この結果、GG賞はキクが獲得。

 

んで興味深い点は2022年のヤクルト。

3塁手部門を村上宗隆は獲得していないのです。

村上は人工芝球場で15失策。守備率.956。エラーは少し多いけど、なんたって三冠王の打者ですよ。少しくらい大目に見ても良かったんじゃないか。

 

気になる2022年のサード受賞者は巨人の岡本和真でした。2年連続2回目。

確かに岡本のサードは上手い。私なら坂本勇人より岡本をサードで使う。理由は外国人をファーストで起用したいから。

とにかく去年のGG賞は三冠王の村上ではなく岡本和真が獲っている。

これは投票する記者さんが以前より「きちんと守備を見てくれている」可能性が考えられます。

以前は3割バッターが問答無用でGG賞を獲るケースが目立ちました。高木豊なんてあの時のことをまだYoutubeでウダウダ言ってます。笑

 

もし中野の打撃成績にかかわらず、純粋に守備力で評価してもらえるならキクは中野と互角以上に争えるでしょう。

吉川尚樹を推している若きデータ野郎は数字しか見ていないが、吉川のグラブ捌きと安定感は中野拓夢に大きく劣る。

そんな中野もキクには一歩も二歩も劣るよ。ただし守備範囲は確かに中野。グラブ捌きと併殺力はキク。

 

ちなみに2022年の一塁手部門でもヤクルト勢ではなく巨人の中田翔が獲得しています。

中田は出場100試合。オスナは138試合。

オスナも決して下手ではありませんが、優勝ご祝儀より中田翔の一塁守備力が記者さんに高く評価されたのです。

中田の得票数は123票。オスナは49票。ちなみに2位はビシエドの68票でした。

優勝チームが得をする、3割打者がGG賞を獲得するって話はもはや過去のものになったようです。

 

今後の戦いも重要

私の理解ではゴールデングラブ賞というのはリーグ戦143試合で評価されるものと考えております。

つまりCSや日本シリーズは対象外となるという理解です。間違ってたらごめんなさい。

 

ただし投票はあくまで人間がするものです。

CSや日本シリーズで大活躍すれば印象も良くなると思うのです。

迂闊な記者さんならWBCでの印象も混ざりそう。笑

 

とにかくまだ勝負は残っています。

クライマックスシリーズからの日本シリーズは邪道だと言いましたが、それでもやっぱり出ないよりは出た方がいいです。