お正月ボケがピークを迎えた2024年1月1日午後4時頃に石川県で震度7の地震が発生。
被災された方々にとっては全くおめでたくない正月を迎えられたことと思います。
ただ東日本大震災の教訓が十分に活かされて、マスコミや交通機関も含めた避難行動は非常に的確だったと私は思います。
元日に予定されていた豪華なテレビ特番も全て放送中止。コマーシャル無しで避難を呼びかけ続けた各局の対応は素晴らしかったと思います。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
芸能人格付けチェックとは？
今日はお正月の恒例となっている「芸能人格付けチェック」の攻略法について語ります。
毎年子供たちが楽しみにしていた芸能人格付けチェックですが、今年はもちろん放送中止。とてもそれどころではありません。テレビ局の対応は的確でした。
一夜明けた1月2日に局がコメントを発表。放送日は後日決定し改めて発表するとのこと。的確だと思います。
芸能人格付けチェックとは芸能人が2種類の何かをテイスティングして、金額の高い方を当てるという番組。
有名なのはGACKTさんが1本100万円のワインと1本5000円のワインを飲み比べて20年くらい連続で的中させ続けていること。
この他にも、1億円のバイオリンと20万円のバイオリンを聴き比べたり、プロのダンスと学生のダンスを見極める設問などが出題されます。
私も毎年見てるわけではありませんが、子供たちが好きなので近年は見る機会が増えました。
私の記憶では過去に野球関係の問題は一度も出たことがないと思います。
例えば2人の投手がシャドーピッチングをしてどちらが1億円プレーヤーかとか、2人の覆面キャッチャーがキャッチングを披露してどちらがプロかを当てるとかがあってもいいような気がしますけどね。
攻略法 Aパターン
この番組を見ていて毎年感じることは「金額の高さ＝品質の高さ」とは必ずしも言えないということ。
例えば1億円のバイオリンなどはその出自に価値がある場合が多い。
200年前のストラディバリウスよりも現代に製造された20万円のバイオリンのほうが耳に馴染みがあるわけです。
1本100万円のワインもそのビンテージ性、つまり「歴史」に価値があるわけで、現代に生産された5000円のワインの方が現代人の口に合う可能性が高いのです。
おそらくGACKTさんはそのあたりの事情に気が付いています。
品質が良いと感じる方を選択すると、実は値段の安い方でしたというオチが番組スタッフの狙いだろうと私は思うのです。
実際2万円のワインと2500円のワインを飲んだら、私は2500円のほうが美味しく感じます。まあ私は元々二流の一般人ですけれども。
とにかく「値段の高さ=品質の良さ」とは必ずしも言えない。これは確かなことであります。
プロ野球界を見ていても明白です。
2024年の推定年俸が3億円のベテラン選手は「過去の実績」に価値があるのであり、2024年に数々のタイトルを獲得するであろう小園海斗の推定年俸は5400万円であります。
よってバイオリンの音もワインの味もそんなようなもんじゃないかと思うのです。
美味しいと感じる方が高いとは限らない。金額の価値は品質以外のところにあるのだと知ってこの番組を見るとよいでしょう。これがAパターンです。
攻略法 Bパターン
Aパターンはハズレの方もけっこう高品質です。
例えばダンス対決の時は「トッププロvsアマチュアナンバーワン」だったりします。
プロ野球のエースピッチャーと大学野球のエースピッチャーを比較するようなもの。これはけっこう難しい問題だと思います。
しかし明らかにハズレはハズレという問題も出題されます。
例えば国産松茸のお吸い物vs永谷園のお吸い物みたいな問題。こちらがBパターン。
永谷園さんのお吸い物も十分美味しいですけど、この問題は間違えてほしくない。お店のラーメンとカップラーメンほどの差があると思うからです。
Bパターンには特別な攻略法がなく、自分の感覚を素直に信じてよいのではないでしょうか。
野球に例えるなら一軍レギュラーと二軍選手くらいの大きな差があると思います。
カープで言うと小園海斗vs育成の前原誠太みたいなもの。前原もいい選手になってきてるんですけど、やっぱりショート対決なら小園が数段格上でしょう。
カープのレフトは競争だとか言われてますけど、私に言わせりゃBパターン。
カープのレフトは末包昇大の一択です。ハッキリ言って絶対的な存在です。末包をスタメンで使わない手はありません。
競争するのはライトとセンター。
秋山と野間に奨成と田村が挑戦するのです。大盛や久保修の名前も聞こえてきて頼もしい。2024年は楽しみな1年になりそうです。