育成選手たちの入団会見がオモシロい

みんな、カープ新人たちの「入団会見動画」を見てますか?

黒原、森は新聞記事にもなってました。黒田さんのように、大瀬良さんのように・・・マジメか。松竜もマウンドを降りるとマジメ。

ケンティーとジャンボは二言目には「誠也さん、誠也さん」でした。気持ちはよくわかるし正直なんだけど、つまんない。この二人にはもっと笑いを期待しましたが、案外マジメでした。

田村君も高木君もマジメ。田村君の「どこでも守りたい」だけがちょっとオモシロかった。彼、愛工大名電ではサードをやってましたからね。左投げで。笑

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もっと入団会見を見てくれ!

カープより一足早く日本ハムがルーキーの入団会見を開きました。

ハムのルーキーもマジメ。新庄は「もうちょっと頑張れ。全員二軍に落とすぞ!」とコメント。私も新庄の気持ちがわかる。ルーキーたちは球団広報の指示通りにやらされてるのかもしれないが、チームの先輩、母校の先輩を立てればよいって考えは安易だと思います。

 

ちょっとこちらをご覧下さい。

★カープ公認「勝ちグセ」チャンネル

現在は月曜日の朝7時。

1位黒原と2位森の入団会見が金曜日夜にアップされています。

3位ケンティー4位田村は土曜日夜のアップ。

5位松竜6位末包は日曜日夜のアップ。

んで現在は月曜日の朝です。

 

それにしちゃ再生回数が少なすぎる。

黒原が5500回、森は2500回。

ケンティー3300回、田村は2700回。

松竜は800回、末包は2200回。

田村と末包の健闘が光るけど、それでもまだまだ少ない。

 

入団会見の全部をまとめた1時間の動画がこちら

ドラフト7位の高木翔斗君もマジメでした。

 

田辺高校の新家颯

上の動画の36分45秒から育成選手の会見に移るのですが、育成選手たちの入団会見がとてもオモシロかったです。

新家颯(しんやそう)投手はヘアースタイルがオモシロい。アツ以来だよ、こんなの。

新家颯は和歌山県田辺市出身。田辺市の北が南高梅で有名な「みなべ町」。南は白浜温泉で有名な白浜町。

左投げ左打ちの投手で、自信があるのは「タテのスライダー」

ご本人いわく、カウントも取れて空振りも取れるタマ。んで困ったらゴロでゲッツーも取れるタマだと言う。そんな都合の良いタマはないと思うのだが。笑

強いて言えば前田健太のスライダーは三振もゲッツーも取れたのう。育成1位の新家颯。

 

敦賀気比の前川誠太

育成2位の前川誠太。まえかわせいた。濁りません。

彼、11人のルーキーの中で声が一番大きかったです。

野球人にとっても声は大事だし、その前に社会人として声がデカい人は「しっかり者」の印象を与えます。自己紹介でゴニョゴニョ言ってるヤツはナメられますよ。

 

目標とする選手は菊池涼介選手。前川は二遊間の選手なのでキクの名前が出るのは当然なのですが、彼が憧れているキクのプレーはどうやら守備だけじゃないんですよね。

前川誠太の口から出た言葉は「瞬時の判断」「色んな形でチームに貢献できる選手」「チームにいつもいる選手」など、若いくせになかなかシブいところに目を付けたなという印象です。

普通の選手はキクのハデな守備に注目しがちですが、身長178cmの前川誠太はキクの「抜け目ないところ」「試合に出続けるところ」に憧れてを抱いている様子です。

日曜日のAERAで、キクが自らの言葉で「今年はケガを押して試合に出ていた」ことや「今年のベストプレーは3塁走者でホームインした走塁」などと語りました。

前川誠太はキクのこういうところを見ているのです。前川は次の塁を盗んだり、意外なタイミングで牽制に入ったり、「4-6-3」に投げるふりをして「4-6-5」に投げたりするタイプの選手じゃないでしょうか。いわゆる忍者タイプの選手。個性的な会見でした。

 

顔は杉内俊哉に似ている。すこしヤンチャっぽい表情がいかにもショートの選手らしい。

敦賀気比高校の先輩、山﨑颯一郎先輩と対決したいと言いましたが、前川の1個先輩が例の巨人・笠島投手で、2個上が木下元秀外野手。

丹生高校の玉村昇悟が敦賀気比高校を苦しめた2年前の夏、この前川君も背番号16でベンチにいたのです。こないだまで中学生だった子が名門高でいきなりベンチ入り。なんてヤツだ。東出輝裕ばりのセンスの塊と見ますね。

 

育成3位中村来生、ナックルボーラーの坂田怜も良かった。

坂田君はティム=ウェイクフィールドを目標にすると語りましたが、どうでしょうねえ・・・

実はウェイクフィールドってけっこう打たれてるんですよね。防御率4点台~5点台。

坂田は他の投手を目標にした方がいいと思います。育成選手は時間が少ないからです。ナックルで相手を打ち取ることよりも、ジャレット=フェルナンデスのように「毎日でも投げられますよ」っていう便利さをウリにした方がいいんじゃないか。

フェルナンデスの頃は毎日、先発がノックアウトされていたため、フェルナンデスとかロマノとか連投の利くタイプは本当に重宝しました。今は先発投手がKOされることが少なくなったから、「便利さ」だけでは一軍切符は難しいかもしれないけども。

ウェイクフィールドが捕手が捕れないから、失点が増えたという事情もあるようですね。