例年ですと10月1日より始まる第一次戦力外通告。いわゆるクビの発表です。
2020年はコロナ禍の特殊なシーズン。実は第一次戦力外通告の公示日がまだ正式決定していません。私が知らないだけかもしれませんが。
ドラフト会議は10月26日(月)と決まっております。第二次戦力外通告はドラフトと日本シリーズの後。
必ずしもドラフト前に第一次をやらないといけないわけでもありませんが、私はこの1ヶ月間にどんな動きがあるのか非常に気になってます。
支配下選手70名について
現在のカープの支配下登録選手は67名。
ドラフト会議で例年通り6人程度指名するなら最低6人は自由契約にしないといけません。
70人ピッタリで開幕することはありませんからね。例年66~67人くらいです。
各チーム「8~10名を解雇してドラフト6~7人指名、新外国人2~3名」ってパターンが多い。
このブログで毎年、自由契約選手を予想しているのですが、今年は史上最高難易度で難しいです。クビにできる選手がいないという意味です。
最年長の石原慶幸(41)。
彼の去就は本人に決定権があります。石原が現役続行を望めば続行です。
外国人。
ピレラ(30)とKJ(35)は残ると予想。
ピレラは若いしKJは功労者。
DJとスコットはグッバイ。広島に来てくれてありがとう。
みんな若いんです
いよいよ日本人。
ここが非常に難しい。
石原に次ぐ年長者と言えば長野(36)、小窪(35)、松山(35)、白濱(35)。
全員主力。小窪と白濱も重要なバックアッパーですよ。
伸び悩んでる中堅どころでは
・中田廉(30)
・平岡敬人(25)
・戸田隆矢(27)
・桒原樹(24)
・永井敦士(20)
TJ手術の戸田は育成契約?右手有鉤骨骨折の永井は?
平岡、桒原はまだ若いのですが二軍での成績と内容が芳しくありません。
中田廉の今シーズンの起用法を見ていると「困った時の中田」みたいな便利屋枠として生き残れそうです。
薮田(28)、岡田(26)、安部(31)、中村祐太(25)も安穏としていられません。ドラスティックな人事があるかもしれません。
モンティとメヒアは複数年契約です。
FAと現役ドラフト
今年は田中広輔が国内FA権を取得見込み。
しかし出ていくとは思えません。
それに今年はカープも密かにFA選手を獲得したい。これは私の妄想です。
今年は「Cランクの投手」がチラホラいます。巨人の鍵谷とかオリックスの海田とか。ロッテ松永はBランク。
カープが獲らないという保証はありません。宣言するか、わかりませんけど。
「現役ドラフト」もやるのかやらないのかよくわかりませんが、欲しい選手がいるかもしれない。
要するにFAにしろ現役ドラフトにしろ、カープがいつも獲られるばかりとは限りませんよってこと。低確率ですけど、なにせカープは今シーズン最下位です。キリッ
憧れの補強をするためにも枠を空けないといけません。本音は育成で戦ってほしいんですが、ここ2年カープは育成をサボっています。菊池ヤスや曽根三好がいなけりゃどうなっていたことか・・・
金銭トレードor複数トレード
選手をクビにせずカープの支配下枠を広げる方法もあります。
それが「金銭トレード」と「複数人数のトレード」です。
カープも複数トレードをやったことがあります。
「迎祐一郎 ↔ 長谷川昌幸&喜田剛」など。
金銭トレードも可能性十分。
以前も書きましたが磯村嘉孝(27歳・1800万)とか高橋大樹(26歳・750万)なんて他チームに行けばレギュラーで試合に出られます。
「なら自由契約でいいじゃん」とか言わないで下さい。もし拾ってもらえないと可哀相でしょうが。笑
複数トレードは最近見なくなりましたが、カープ選手の金銭トレードは十分あり得ると思います。
「寂しい」だけじゃ新人を獲得できません。それにカープで飼い殺すよりロッテ澤村みたいに一軍で活躍してほしいです。
まとめ
結論を言いますと日本人選手の中に今年、戦力外通告できる選手はいません。
「石原慶幸が引退するのかな?」くらいです。
24歳の桒原、25歳の平岡はドラフト後の第二次ならあり得ます。
戸田と永井の育成契約も過去の経緯を見ると考えにくい。胃がんの赤松でも支配下に残しましたからね、温情のカープは。
河内貴哉の時は本当に3年計画の再生計画でした。TJ手術の床田と昂也も支配下のままでした。
藤井黎來の支配下登録も確実で、実質カープの支配下人数は現在68人です。
確実にグッバイするのはDJとスコットのみ。これで66人。
このままではドラフト会議に参加できません。
どうするんでしょ、広島カープ???