今日から倉敷でオープン戦。
カープ一軍の先発は佐藤柳之介らしい。期待されてるね。秋山とキクも試合に出るとか出ないとか。
佐々木泰も注目の的。沖縄で結果の出なかった田村、啓介、奨成は尼崎の二軍の試合に出るらしい。
チーム内競争が激しいね。今日はどうやったら一軍で、どうなったら二軍なのかを考察します。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
結果とは何か?
素人のスマホ野郎は
「結果を残したヤツが勝ち」
と言ってる。ほな結果って何やねん?
藤井ヘッドは守備練習中に
「こんなんで勝てるか! 4打数3安打することだけが結果じゃないぞ!」
と檄を飛ばしたことがありました。※中国新聞
ネットでは
「さすが男前w」
と賞賛されていましたが、私に言わせれば「お前らが打撃練習ばかりやってるからエラーするんだろ」と思ったりもしました。三好匠コーチも「守備練習が足りてない」と嘆いてましたし。
私は打って勝つ野球を目指していますから、今年はあまり細かいことを言いません。今年はスモールベースボールを捨てて、大らかに荒っぽく行きたいと思います。両立なんかできないよ。
藤井が怒る気持ちもわかるが、林や内田に細かいプレーを求めてもダメでしょう。どちらが優先と言えば打が優先。エラーがイヤなら秋山とキクをスタメンさせればよいのです。
私は林と内田をスタメンさせたい。だったらエラーも辛抱しなきゃならない。エラーしないと上手くならない。キクも昔はそうでした。
倉敷に帯同するのは佐々木泰。結果は何も残してませんが新井が「見たいから」で抜擢。これは私も賛成。
反対に二軍に落とされたのは仲田侑仁、持丸泰斗、遠藤淳志、斉藤優汰の4人。んで中村奨成、田村俊介、佐藤啓介も今週は倉敷に行かず二軍の阪神戦に出るという。
藤井は「〇打数〇安打だけが結果じゃない」と言いましたが、今回の「人事」を見ると
「もろに〇打数〇安打で評価してるじゃん」
と言いたくなります。
「いや、この人事は田村と奨成に打席数を与えるためだよ」
私もその通りだと思います。秋山とキクが倉敷の2試合で4打席立つ。佐々木泰が2試合8打席なら、3人合計24打席です。
倉敷に連れてっても田村と奨成に打席は回ってこない。だったら例のSGLスタジアムで目立った方がいい。新井の狙いはこうだろうね。
ベテラン連中
素人の皆さんが大好きな野間と田中と上本松山。
彼らの一軍合流は見送られました。このことについて新井は
「 (アツも野間も) 競争の中にいる 」
と語りました。※日刊スポーツ
新井の意図は
「二軍で〇打数〇安打すればアツと野間を呼ぶ」
という意味ではなく、
「一軍の若手がスカタンだった時、アツと野間を呼ぶ」
という意味です。
アツと野間の実力は誰もが知ってる。一軍に残っている若手がアツと野間の実力ラインを下回った時に二軍降格。アツと野間が上がってくるという仕組みです。
田中と上本も同じです。佐々木泰、内田、二俣がスカタンだった場合に彼らが一軍に呼ばれます。矢野雅哉がスカタンだった時も田中と上本が呼ばれます。
松山は代打兼一塁手。渡邉悠斗、中村健人、中村貴浩、佐藤啓介がスカタンな時、松山が呼ばれます。
ちなみに 遠藤淳志 も同様です。投手陣のどこかに穴が開けば遠藤はすぐに一軍復帰します。1試合や2試合打たれたからって、すぐにダメだと言わないんですよ。私と新井は。
競争とは何か?
新井監督は
「競争は3月中旬まで続く」
と言っています。
競争って何やねん? 結果って何やねん?
若手同士の競争は結果を残したヤツの勝ち。結果とは結局〇打数〇安打。〇回〇失点も結果。
奨成と田村の打撃内容は悪くありませんでした。守備での貢献度も渡邉内田より高かった。二俣もサードは上手いがセカンド守備では足を引っ張っていたし、外野守備も奨成や田村に劣っていた。
しかし倉敷に帯同するのは二俣翔一。渡邉内田もヒットを打ったから倉敷帯同。
選手たちにもわかりやすく、平等と言えば平等だけど、田村と奨成は結果を欲しがり過ぎて小さくなってる印象です。
藤井と三好が守備も大事と言ってるが、おそらく新井はまず〇打数〇安打で一軍二軍の人事を決定するだろう。
それは開幕戦のためだけでなく、8月9月の勝負所をにらんでのことだと思います。
暑い夏場の勝負所で強くハードに戦える若手をキャンプとオープン戦で育てたい。
そのために多少のミスには目を瞑って、打てる若手を育てたい。
結局競争とは「打ったもん勝ち、抑えたもん勝ち」でしょう。
ミスのない野球も大切ですが、去年はその野球で4位でした。
新井は緻密な野球を目指してません。若者がチームを盛り上げる「ハートフル野球」というか「胸アツ青春野球」みたいなのを目指している。
だから開幕一軍は通過点。開幕しても若手にチャンスはじゃんじゃん巡ってくると思います。
私は今日、倉敷も尼崎も両方見ます。
林と内田と田村に注目します。