Youtubeの里崎チャンネルで
「10億円で最強チームを作ろう」
という企画をやっています。※ソース
2024年の年俸合計10億円以内で、最強の12人を揃えるという企画。
どうやって「最強」を計るかというと、秋の契約更改で年俸の上がり幅が大きい方が勝ちというルールです。
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里崎袴田チーム
ルールを説明します。
予算10億円以内で、投手3人+野手8人+DH1人の合計12人を選出。
投手は先発、中継ぎ、抑えの3人。
野手のポジションは「守ったことが一度でもある」ことが前提。勝手に小園海斗をセンターにコンバートすることはできません。
第一のコツはFA権を持った選手が有利ということ。FA宣言すると年俸は跳ね上がりますから。
第二のコツは高年俸の選手ほどアップ額が大きいということ。
イチローが20歳の時、シーズン210安打を記録しましたが、元の年俸が800万円だったため、イチローは8,000万円で更改しました。
去年、阪神村上も10倍増で更改しましたがNPBでは10倍増が限界。イチロークラスでも7,200万円しかアップしないのです。
1億円の選手が2億円になることもかなりハードルが高いですが、5億の選手が6億になるのは割と簡単そうです。
以上のことから、里崎チームは下記の12人となりました。
投手 宮城、松本裕樹、森原
捕手 山本祐大
内野 坂倉、牧原、小園、矢野
外野 細川、周東、野間
DH 中野拓夢
合計金額 9億1,450万円
里崎チームはカープが多め。
里崎は野間がFA権を持ってるから、野間の年俸が来季は6,800万円から一気に1.2億円に跳ね上がると予想。
野間好きの私でも「それはない」と言いたい。野間は新井からFA宣言できないと思います。
続いて袴田チーム。
投手 山崎伊織、西舘、田中正義
捕手 甲斐
内野 佐野、田中幹也、門脇、紅林
外野 森下、万波、佐々木俊輔
DH 佐藤輝明
合計金額 8億5,775万円
袴田さんは巨人を中心に指名。
この戦略は極めて 正しい と思います。
巨人はちょこっと活躍しただけで年俸が上がりますからね。
このドラフトの第三のコツは巨人とソフトバンクの年俸は上がりやすいということ。
残念ですがカープは頑張っても上がりにくい。優勝すれば別ですけどね。
投手編
以上を踏まえて、ここからが私の考えた10億円チーム。
ちなみに牧秀悟と翁田大勢は指名できません。
里崎さんと袴田さんがそのポジションの選手を指名する時、指名選手がかぶっちゃったらその選手はもう指名できなるのが里崎ルールだからです。
里崎と袴田さんが指名した24人と牧と大勢を除く選手の中で10億円チームを作りました。
まずは 投手 から発表します。
先発投手は床田寛樹。今季年俸1億円。来季は1.8億くらい行くんじゃないか。優勝もするし。
九里亜蓮も考えました。今季1.4億円。
ただ九里は来季メジャーリーグに挑戦する可能性がある。※参考記事
里崎ルールは来季NPBと契約しない選手はポイントゼロ扱いとなります。MLBに移籍したら九里の年俸は0円というルールなので、ここは安全に床田で進めます。
中継ぎは阪神の桐敷。今季3,000万円。
コイツも8,000万円くらいまでジャンプアップする可能性がある。
抑えは巨人のバルドナードです。今季年俸9,000万円。
バルドナードはたぶん1年契約だと思うので、ソフトバンクあたりが出てくると面白くなりそう。
マネーゲームで3億×4年とか。プロ野球は夢がありますねえ。
オスナは10億ですからね。投手の足りないソフトバンクがバルドナードに3億円はあり得る話だと思います。
そう言えば複数年契約も第四のコツです。ソフトバンク有原や近藤健介は複数年契約なので、今年どんなに活躍しても年俸は据え置きです。
捕手編
続いて捕手。
捕手は今年FA権を取得する選手が非常に多い。
ソフト甲斐、巨人大城、中日木下など。
中でも球界の評価が最も高そうなのが阪神の坂本誠志郎です。年俸7,000万円。
坂本は高確率でFA宣言すると思います。しないまでも阪神は梅野と同等の契約をしなくてはならない。
阪神は梅野がFA権を取得した際、1.6億円×3年契約を結んでいます。FA宣言を防ぐなら、坂本にも同程度のお金がかかるでしょう。
FA宣言すれば2億円×複数年の夢を見られるかも。坂本は人的補償の要らないCランクだからです。
ただし現在のNPBでは12球団全てで正捕手が出揃ってきました。レギュラー+次期若手まで揃ってる球団が多い。
例えばDeNAは25歳の山本祐大と19歳の松尾汐恩を抱えています。ヤクルトなら34歳の中村悠平と21歳の内山壮真。18歳の鈴木も評判が良い。
FAで正捕手を欲しいチームは案外少ない。
30歳の坂本を最も必要としている球団は阪神かもしれません。あとは楽天とかね。
ただいま売り出し中の日ハム・田宮君も10億円チームに考えたんですが、彼は「分母が小さい」んです。
仮に田宮君が「首位打者、ベストナイン、GG賞、優勝」を獲得しても、元の年俸が700万円なんですよね。
先述の「イチロー理論」でいくと、田宮君がMVPを獲っても来季年俸は7,000万円くらいかなと思うのです。
ならばMAXで7,000万円アップの田宮より、FAしそうな坂本誠志郎を指名する方が、捕手部門では確率が高いかなと思った次第です。
内野手編
内野手。
矢野と小園は里崎に取られちゃいました。
そこで私の選んだ内野手4人は岡本和真、村林、ヤクルト長岡、中日カリステです。
27歳の岡本和真は今季年俸4.2億円。しかも複数年を蹴っての単年契約。
ポスティングでメジャー移籍かと言われていますが、まあ行かないでしょう。いつまでも東京ドームでメロン食ってるのが岡本っぽい。
そもそも巨人がポスティングを認めないと思います。金額的なメリットもないし。
海外FA権を取るまで岡本のメジャー移籍はない。よって岡本は4.2億から5.0億くらいじゃないか。8,000万円アップ。
二塁は村林。東北楽天。2,700万円。
村林は案外実績があって、プロで既に100安打も打ってます。
守備はもう申し分ないですよね。GG賞の有力候補。本来のポジションはショートですがここはセカンドで選出しました。
ショートはヤクルトの長岡。22歳。4,100万円。
コイツも地味ですが確かな実力を持った選手。3割打てば8,000万くらい行くんじゃないか。
三塁カリステ。年俸5,000万円。
カリステはFA宣言しなくても自動FAです。1年契約だから。
32歳のカリステ。右打者で内外野を全部守れます。
需要は高いカリステ。ソフトバンクや巨人が出てくれば1億円も夢じゃないかも。
ただしソフトバンクの内野手は飽和状態。巨人も昔と違って育成路線。泉口門脇。
自由契約と1億円、両方あり得る中日カリステ。
面白そうだから一応指名しておきます。
外野手&DH
外野手。
ハッキリ言って今季一番年俸がアップするのは中日細川だと思います。4,500万円。
でも里崎に既に取られちゃいましたので、次に年俸アップしそうな選手を取ります。
その選手は広島の末包昇大です。2,500万円。
今季規定打席に到達すれば20本塁打は打てるはず。
優勝補正も加われば、末包の年俸は一気に3倍。7,500万円はけっこうリアルな目標です。
残る二人は楽天小郷とDeNA度会。3,100万と1,600万。
分母が小さいためアップ幅も小さいだろう。度会が3,000万円にアップするイメージは湧かないなあ・・・
まあしかし、この二人は確実に年俸アップするでしょう。
年俸ダウンすることが100%ないという理由で選出しました。期待のホープ。
DHは誰でも選べます。
里崎は阪神の中野拓夢をDHで選んでいるほどです。
だから私はロッテの佐藤都志也をDH部門に選出します。26歳。4,350万円。意外にもらってるな。
佐藤都志也は佐々木朗希のフォークボールを捕れませんが、それ以外は非常によく頑張ってる。
アップすると思います。吉井も今年は佐藤都志也にかける覚悟を見せているので、130試合以上出場すると思います。
総評
私の10億円チームは下記の12名。
投手 床田、桐敷、バルドナード
捕手 坂本
内野 岡本、村林、カリステ、長岡
外野 末包、小郷、度会
DH 佐藤都志也
合計金額 9億4,350万円
どうです?
案外いいでしょ。
我ながらバルドナードとカリステがシブいと思ってます。
阪神の坂本は1億円アップするか現状維持か?
現状維持ならFAするでしょうね。楽天と巨人の阿部は坂本を欲しいかもしれない。
今年10億円のチームなら、来季は15億円にならないといけません。
床田も1.0億円からどこまで行くか。
優勝補正も重要です。床田には最低でも1億円アップの夢を見たい。